ボディバランス測定会



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測定結果。
シロウトが見てもさっぱりわかりません。
身長とかは未入力です。



ボディバランス測定会、というのに行ってきました。
これは、シューズマスターの野村先生が行っているもので、足裏の重心のかかり具合でその人の欠点を見つけて補正する、というもので、不定期に開かれる測定会は3000円です。
興味がある人は、まず野村先生のブログをじっくり読んでみてください。
また、シューズの裏の写真をメールで送れば無料で診断してくれます。こちらもブログを読んでみて下さい。あと、正しいシューズの履き方という資料も無料で貰えます。こちらもブログを読んでみて下さい。

私は今年の2月から先生のブログを読みはじめました。
まず、シューズの正しい履き方の資料を送って頂き(無料)、それから靴裏診断もして頂きました。
診断結果は、
1、ゲルフェザーでジョグしてはいけない。このシューズはレース用。
2、シューズの減り具合から見て、右足が軸足と蹴り足を兼用している。
そのため、左腰に強い緊張が出ているはず。
3、週に2回は練習を休むこと。また距離より質を求める時期。
といったアドバイスをいただき、練習方法としてはラインウオークとスロージョグを勧められました。
それから、練習用シューズは先生のブログでオススメだったアシックスのGT2110を買いました。
先生いわく、レースシューズは(極論すれば)なんでもいい、一番大切なのは一番長い時間履く練習用シューズだそうです。
2月からシューズと練習方法を変えて、すぐに筋肉痛になりました。
今まで使っていなかった筋肉を使いはじめた証拠です。
スロージョグって、どうしても時間が取れなくてなかなか実践できないんですが、可能な範囲で教わった練習を心掛けました。
(正直、平日は普通のジョグに逃げてしまうのが現実)
2月は大会参加がなく、3月の荒川市民フルで練習結果が出るかと思ったのですが、往路は調子が出ず、復路は強風で失速、残念ながら結果はだせませんでした。
この時はGT2110で走ったのですが、4月のかすみがうらフルではかつて愛用していたゲルフェザーで走りましたが、風邪ぎみだったようで26kmで歩き、メタメタでした。
そんな状態でのボディバランス測定会でした。

野村先生は関西在住だそうです。
東京の測定会は浜松町で行われました。
予約制でマンツーマンで行われます。
1人45分、予約の時間に行くと狭い会議室の中に菅(すが)トレーナーと野村先生がいらっしゃいました。
野村先生は別の人のシューズフィットを行っていて、私は菅トレーナーに言われるままにボディバランスの測定台に乗りました。
測定はシューズを脱いで台に乗り台の上で屈伸をして重心の移動を測定するだけで、時間は10分もかかりませんでした。

測定の後、菅先生から解説とアドバイスがありました。
まず、第一声は「強い足ですねー」とのこと。
以前、靴裏診断をして頂いた時に、自己紹介として私のタイムを野村先生に伝えてはいましたが、そういった個人データは菅先生には伝わっていないようです。
というか、野村先生も最近パソコンが壊れたそうですから、私のメールも消えているかもしれませんし、いずれにしろ私に関するデータがない状態での「強い足」発言です。
以前、右足が軸足と蹴り足の両方をしていると言われましたと伝えたら、現在の軸足は左になっているとのことでした。
でも右足8に対して左足2ぐらいの割合で右足に頼って右に負担がかかっていると指摘され、先生に言われるままにその場で立ち、片足ずつ膝を上げてみると、右足を上げた時だけ腰が左に動いたそうです。
自分では分らなかったのですが、先生が腰を触っていて、そう言っていました。

強い足だけど、左足の使い方が悪くてブレーキになっているとのことでした。
その他、言われたことを書き出すと
・当分はフルより10kmでベストを狙う
・練習はメリハリをつける
・サブスリーを狙える強い足を持っている(ホンマかいな)
・鍛えて強くなる鉄の足ではなく、素質で走っている「ガラスの足」(意外でした)

左足の使い方の改善としては、
・小さな2つの円を8ノ字で走る(ピッチ走)を10〜20分
・70〜80mの右カーブをスピードを上げて走る(10本ぐらい)
(帰りはジョグで戻る)
これらをしてから何も考えずジョグ。ジョグでは左足は絶対に意識しないで走る。なにも考えない。


菅先生からの指導が一通り終わった時には、だいたい30分ぐらい経過していました。
その後、野村先生からシューズの履き方のレクチャーがあり、以前正しい履き方の資料を頂いて実践済みだったのですが、やはり実際に教えて頂いてよかったです。
生まれて初めてかかとのホールド感を味わえる履き方で、具体的にはヒールロックで履く時にかかとの両サイドから寄せて上げて、かかと付近のたるみをとってからヒモを絞める、ヒモできつくロックするのではなく、シューズの皮(でいいのかな。布部分のこと)がかかと付近にぴったりと張り付き、ヒモはそれを固定するだけという感じでした。
以前、メールで靴裏診断をして頂いた時も、かかとが小さいのではないか、と言われていましたが、今回直接見て頂いた時もそう言われました。
日本人には多いそうですが、それに合わせたシューズがない(少ない)から、履き方でカバーするしかないとのことです。
ちなみに私がここ数年愛用していたゲルフェザーはジョグには向かない、レース用としても私のレベルだとちょっと中途半端で、ターサーあたりはどうですか?と言われました。
恐れ多いです>ターサー。100年早いです・・・。
次のお客が入ってきたので、後は野村先生にシューズの履き方などの指導を受けて終わり・・・なのですが、希望者には5500円でカーボン製の中敷を作ってくれると聞いていたのでお願いしました。
もちろんこれは希望者だけですし、先方から売り込むようなことは一言も言いませんでした。
持っていったシューズはゲルフェザー(引退間近)、GT2110(おろしたて)、GT2100(セールで買った新品、一度も履いていない)の3足で、GT2100だけ26cmでしたが、この1足だけカーボンシートを作って頂きました。
私は今まで26.5cmを買い続けていたのですが、シューズによっては26cmがいいようです。し、先生のブログにはかかと>幅>長さの順で重要と書いてありました。
サイズ1つ取っても難しいもんですね。

費用は測定料3000円とカーボンシート5500円、計8500円でした。
もちろん診断だけなら3000円だけです。

さて、カーボンシートの効果ですが・・・GT2100は買ったばかりで1回も履いていないので、カーボンシートの有無での履き心地の違いは正直分りません。
でも、教わった履き方で履き、教わった練習をしたら、左腰が筋肉痛になりましたし、なんらかの変化が出ていることは確実です。

この件に関しては、今後も注目しつつ報告して行きます。
お楽しみに。

後日談ですが5月14日の多摩川RR(10km)で自己ベストを2分半更新しました。
距離が正確かどうかは不明(失礼な発言だな)ですが、多少短かったとしても確実に速くはなっています。
直前に行った1kmタイムトライアルでも昨年夏の自己記録の4分40秒を更新して4分29と4分34秒でしたし、練習方法を変えたのが今の所(短い距離では)良い方向に出ています。
次の測定会は6月、運良く仕事の都合もついて出られることになりました。
すぐ満員になる(1日に7人ぐらいしか見られないし)ので、幸運でした。
はたして、なんらかの変化があるのか、楽しみです。
(続く)
   はじマラBBS


かめ
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