2006北海道マラソン完走記 後編



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スタート十秒前のコールがあり、号砲、そして花火が上がりブラスバンドの演奏が始まり、さあレースが始まりました。
いつもの大会ならグロスタイムを計測するためにスタートラインで時計を押すんですが、この大会は関門がキツいので、号砲と同時に時計を動かしました。
競技場内はノロノロ、時々立ち止まりながらです。
ここら辺のことは昨年経験済みですので、焦りもいら立ちもありません。2回目の余裕です。
この大会はフジテレビ系列で全国生中継されるのですが、私のような後方ランナーがテレビに写るとすれば、スタート直後の競技場出口付近しかチャンスはありません。
昨年はテレビカメラを見ながら走っていたら急に前が止まって、あやうく前のランナーにぶつかるところでしたので、今年はリストバンドをしている右腕を突き出すだけで目線は前を見ていました。
昨年よりは多少若いゼッケン(昨年は3600番台、今年は3200番台)のおかげか、空いているという噂を信じてアウトコースで競技場を出たからか、昨年よりは多少マシな流れではありますが、それでも最初の1kmは走れたもんじゃありません。
1km地点は6分46秒でした。
昨年は8分かかりましたから、かなり順調です。
今年は5km関門が29分から30分に伸びたので、まず最初の5kmはキロ6分で行けば良いので昨年程焦らずに走れます。
とは言っても、そこからはペースアップして、とにかく全体を5分36秒ペースで走り続けないと関門に捕まります。

2kmまではキロ5分17秒で走れました。
スロースターターの私ですが、この暑さの影響ですでにエンジン全開のようです。
私にとっては、5分17秒というスピードはかなりのハイペースですので、渋滞から抜け出てすぐにこの速度で走っているというのは快調な証拠です。
体調不良、練習不足で挑んだ大会だったのに、予想外の滑り出しです。
このまま5km関門まで5分20秒以内で走れましたが、まだまだ人が多くて走りにくい状態が続きます。
スタートはタイム順ですが男女別の列なので、人数の少ない女子は遅いランナーでもかなり前方からスタートしています。
しかも女子はハーフ2時間を切れば参加資格がある(男子はハーフ1時間50分)ので、かなりスピードのないランナーもいるようです。
そういったランナーが前から下がってくるのですが、混雑していて抜くスペースがなかなか無くて走りづらい、抜きにくい。
周りのペースに合わせて5km関門でアウトなんて御免だし、とにかくちょっとの隙間でも前に出ていく走りをしなければなりません。
やがて5km関門が見えてきました。
昨年はここの関門の手前で「閉鎖まであと1分」とコールされて慌ててダッシュしましたが、今年は最初の1kmのロスが少なめだったせいか、27分53秒と余裕で通過しました。
全体のペース(40km地点を3時間45分)から見ても14秒の貯金ですので、このペースで走ればしばらくは安心です(どうせ後半はバテるでしょうが)。

5kmの給水は殺気立っていました。
水がないと言うより紙コップが無いようで、歩道のポリバケツ(水が入っている)にランナーが群がっていました。
給水テーブルは結構数があるのですが、先の方のテーブルでようやく水をゲットできました。
でも、この暑さなら飲むのに1杯、身体を冷やすのに1杯はほしいところですが1杯しか取れませんでした。
私はウエストバックに水を持っての走りなので、ここで無理して転んだりするよりも最小限の給水で十分、あとは他のランナーに譲るという気持ちと、なにしろ突き飛ばさんばかりの人もいたので、うかつに給水にこだわって転んだりしたら嫌だから、あまり近付きたくなかったので、とりあえず給水にはこだわらないようにしました。
給水のドタバタが影響したのか、6km表示は見落としました(この大会、キロ表示は1kmごとと親切です)
8km付近にはスポンジステーションがあるのですが、そこも多少殺気立っていました。
やはり序盤はランナーがバラけてないせいかどうしても不足ぎみになりますね。
なんとかスポンジを1つだけゲット、この付近は5分10秒前後と実に快調なペースでした。

決して走りやすくはない込み具合ですが、まあそんなにイライラせずにすむ程度の込み具合になってきました。
道路の中央よりを走ればもっと走りやすいのは分かっていましたが、なんとなく歩道よりの方が多少は暑さをしのげるような気がして、歩道際ばかり走っていました。
僅かな街路樹の陰すら貴重な、そんな暑さです。
10kmは54分27秒と、この関門も余裕で通過。
(このあたりまでは全体のペースから見て甘い関門が設定されているので、関門通過は最低線で、あくまでもキロ5分36秒ペースを守らねば完走はできない)
10kmの給水もかなりの殺気でした。
昨年も水を持っての走りでしたが、昨年はその水を飲み切らずにゴールしました。
今年は、このペースでは給水は期待できないし持ってきた水も足りなくなるだろう、給水所に群がって怪我でもしたら嫌だし、第一コップがないだけならともかく水もなかったらどうにもならない。
ギリギリで走っている私は給水でタイムロスする訳にはいかない。
記憶はあいまいですが10kmでの給水は諦めて通り過ぎたと思いますが、あるいは最後のテーブルでなんとか1つだけは取れたのかな。
よく憶えてないけど、もう自販機で水を買うことを考えていました。
どうせ買うなら早い方がいい、持ってきた水はすでにお湯になっているし自販機だってそうそうあちこちにはない。
ウエストバッグのポケットに小銭と塩とゼリーがあるのですが、そういえば念には念ということで、今年はランパンのお尻のポケットにも200円ほど入れたおいたのを思い出しました(昨年は小銭を持っていくつもりで忘れたまま完走した)。
ウエストバッグのポケットだと色々入っているから小銭が取り出しづらいけど、ランパンのポケットならすぐ出せる。
たったこれだけのことでも走りながらだと大きな影響があって、ランパンの小銭がなかったら水を買うのがもっと遅くなっていたと思いますし、もしそうだったら水分補給が遅くなって完走できなかったかもしれない。
勝負に「たら、れば」は禁句ですが、なんの気なしにランパンに入れた小銭が以外と完走できた秘訣なのかもしれません。
小銭片手に走りながら自販機を探し、水を買いました。
これだけで物凄い気持ちに余裕ができました。
持ってきた水もまだ残っていたので横のランナーに聞いてみたら要らないとのことでしたので、冷却用に頭からかけました(給水所やスポンジステーションは冷水だけど、これはお湯になっていました)
10kmのスプリットは5分21秒と、この付近でのタイムより10秒ほどロスしていますが、給水所でうろついて自販機でジュースを買って10秒程度ですから、かなりテンポ良く走っていることになります。

15kmを1時間20分で通過、このあたりでは5分10秒前後のタイムで貯金を増やしながら走れました。
身体が乗ってきたこと、下り基調のコースであること、ランナーもバラけてきて比較的走りやすくなってきたことなど、考えてみたら速くなってあたりまえです。
この時私は恐ろしいことに「こりゃ今年の完走は確実だな。暑さでタイムは望めないけど、完走は楽勝だな。」などと思っていました。
もちろん、マラソンは30kmが本当の中間点、30kmからが本当のマラソンの始まりであることは十分知っているつもりですが、調子が良いと呑気なもんです。
暑さは相変わらずですが、2.5kmごとにスポンジか給水がありますし、両方ともすごく冷たい水でリフレッシュできます。
自販機で水を買ってからは給水もスポンジも遠慮して1つしか取らないようにしていますが、周囲のランナーは2つ3つと取っています。
それだけ暑かった。
でも、不思議なことに走りながら身体から火を吹くような暑さは感じませんでした。
ちょっとヤバくなりかけたら、少しペースを落とすなどの微調整も効いたのでしょうが、やはり練習の成果が出ているんだと思います。
3年前の私なら、10kmもいかないうちにバテていたと思います。
15km地点までにた溜め続けた貯金は4分9秒になっていました。
さすがに今年の暑さはキツいらしく、昨年は全くといっていいほど見なかった歩いているランナーが見え始めました。

やはり、マラソンは甘くなかった。
良い調子は長続きせず、15kmあたりからじわじわとタイムが落ちはじめました。
キロ5分20秒前後まで落ちてきましたが、ノルマは5分36秒ですから、落ちたとは言え貯金は増えている状態で、焦りはありません。
昨年は景色を全く見る余裕がなかったけど、今年は少しだけ余裕があったので、広大な北の大地を見ながら走る余裕がまだありました。
20km関門を1時間47分で通過、中間点は1時間53分ぐらいでした。
暑さはあいかわらずです。
20kmの給水で頭から水をかけたら掛け過ぎてしまい、両足の靴の中がズボズボになってしまいました。
まだ半分もいかないのにこんな状態ではマメが心配でしたが、暑さのせいでそのうち乾いてしまいました。
20km過ぎで2本目の水を買いましたが、立ち止まった自販機に水がなくて、しかたなくアクエリアスにしました。
自販機に立ち寄りながら走るのって、どうなのかなぁ。
道マラは市街地なのでこの手はなかなか有効だし、昨年も買っているランナーを見たし、まあ脱水で倒れるよりはマシなのでしょうが、どうも自分的にはすっきりしません。
まあ、ペットボトルと塩とゼリーを持って走っていること自体がランナーとしてはひ弱な証拠だし、本格派じゃないんだから、あまり考え込まないようにしましたが。
ただ、しつこいけど、最近は走っている最中に給食もスポーツドリンクも口にしない、水だけの補給で走る方向でいるので、自分的にはかなり抵抗感があります。
でも、そんなことより、とにかく完走。
もう執念です。なにがなんでも完走しなきゃいけないんだ、この大会は。


真駒内競技場をスタートして中島公園にゴールするワンウエイコースですが、中間点から35km付近までは折り返しになっています。
この大会のお楽しみの一つは、この折り返し部分で先頭ランナー達を見られることです。
折り返しコースは同じ所を2回走ることになるので、あまり人気はないのですが、この大会に関してはこの部分を折り返しにしたのは大正解だと思います。
完全なワンウエイコースだったら全く先頭ランナーを見ることなく終わってしまうので、現在のコースを今後も続けて欲しいです。
折り返しの新琴似1番通りを走っていると、向い側の車線に北海道文化放送の広報車が走ってきましたが、その車によると男子は混線、女子はどうやら千葉ちゃんは大幅にペースダウンしているようです。
やがてテレビの中継車が来ました。男子のトップ集団が見えます。
大声で声援を送って、自分にも気合いを入れます。
さあ、次は注目の女子トップ集団です。
2台目の中継車の後ろにいたのは、やはり千葉ちゃんではありませんでした。
それからしばらくは千葉ちゃんを探しながら走りましたが、かなり後ろでようやく見つけて声援を送りました。
この後だったと思いますが、向いのコース上でばったりと倒れているランナーがいました。
日頃から鍛えている本格派ランナーでも、この暑さはこたえるようです。
(そういえば、レース中に救急車を何回か見ました)
25km関門を2時間14分で通過、貯金は6分を超えていますが、たった6分なんてトイレ休憩で無くなるもの、安心できる数字ではありません。
25km関門に書いてあった気象状況には32℃とありました。
相変わらず暑い。でも、涼しい風があるのが救いです。
給水やスポンジでの混雑は前半よりだいぶ治まっててきましたが、まだランナーの数に給水が間に合わない場所が多かった。
それでも全く無い訳ではないので、精神的にはだいぶ安心です。

完走の為にはキロ5分36秒キープが必要ですが、25kmあたりからじわじわとタイムが落ちてきました。
時々、5分40秒あたりまで落ちていましたが、まだスタミナはあるようですし、なんとか借金を増やさない程度で粘り続けました。
ただ、右足のチョウケイ靱帯がかなり痛んできたのと、左足太股も痛い。
靱帯も心配だけど、珍しいことに両足のふくらはぎが痛くなってきて、どうも筋肉痛の痛みではないようです。
たぶん、汗のかき過ぎでツリそうになっているんだと思い、気休めかもしれないけど持ってきた塩を舐めつつ走りました。

30kmを2時間42分で通過、貯金は6分半。
ここからの12kmが本当のマラソンなんでしょうけど、いやー、ここからが辛かった。
まあ昨年も同じだったのですが、なんだか急に辛くなってきました。
30kmの給水で係の女の子が「頑張って! みんな一緒!」(辛いのは自分だけではなく、みんな辛い、という意味)と言っているのを聞いて、そうなんだ、みんな辛いんだ、自分だけじゃないんだ、と思ったらなんだか胸が熱くなりました。
じわじわとタイムが落ちていきます。
ノルマの5分36秒をキープできず、45秒から50秒まで落ちてきました。
さらに、足だけではなく、身体も限界が近付いてきたようで、練習が足りなかったせいもあるんでしょうが、やはり熱さのダメージは昨年の比ではない感じです。
昨年はゴールするまで口にしなかったパワーゼリー(バナナ味)を口にしながら走りました。
帽子が飛ばされそうな時もある程、風が強くなってきました。
それでも熱風ではないので、走りずらいけど風に助けられました。
暑さはもう感じません。麻痺したのか風のせいか。
30kmから貯金を取り崩してゴールすることを考えながら走っていましたが、35km関門を3時間11分で通過、貯金はまだ5分57秒あります。
実は後で気が付いたのですが、途中で計測ミスをして時計を10秒以上止めてしまっていたので、実際の貯金はこれよりも13秒ほど少なかった。
たった13秒ですが、私のようなギリギリランナーにとっては大きな数字です。
それはともかく、35km地点で6分近い貯金があるのは心強い。
昨年同様、35kmからは完走第一ということで、無理はせずにペースが落ちてもいいから安全策に変えました。
正直言って、もう完走するだけで精一杯。
タイムの事は考えず、とにかく完走するんだ。なにがなんでも。

痛む足をかばいながらの走りでしたので、キロ6分前後まで落ちていました。
それでも、なんとか関門に間に合うだけの貯金はあります。
昨年はこの付近でにわか雨が降って身体を冷やしてくれ、その雨が上がってコースの先には虹が見えて、虹の下に最終40km関門があるというドラマチックな演出がありましたが、今年はとにかく太陽が照り続けています。
39kmではキロ6分48秒のワースト記録が出て貯金は4分13秒まで急激に減りました。
でも、40km関門さえ通過すればゴールできる。
辛い辛い走りが続きましたが、沿道の声援に引っ張られて、なんとか40km関門を突破。
タイムは3時間41分、貯金は4分でした。


40km関門からしばらく走った所に最後の給水所があります。
そこでたっぷりと補給して沿道の応援の中をゴール向けて走るのですが、この最後の2kmは沿道も賑やかだしもう関門はないから完走は確実だし、なんともホッとする区間です。
41kmまではスローダウンして走ったのですが、やはりマラソンのゴールは42.195kmですし、沿道の声援に答えるためにも一生懸命走らなきゃと思い直して、最後のひと頑張りです。
中島公園が見えてきました。
また今年もここに戻ってこれました。
公園入り口付近の時計は3時間51分になっていました。
あー、やっぱり今年は50分切りは無理だったなと思いながら、いまさら遅いかもしれないけど急に昨年の記録(54分台)だけは切りたくなって、必死にダッシュしました。
昨年はゴールの時のポーズを考えながら走っていましたが、今年は急にそんな余裕などなくなりました。
必死に走り込んだゴール、自分の時計は3時間53分台でした。が、この時はぬか喜びしていたのですが、翌日の北海道新聞の結果では54分を切れていませんでした。
途中、操作ミスで10秒以上時計を止めてしまっていたことを思い出したのは東京に帰ってからでした(お粗末)。

結局、昨年より30秒程速かっただけでしたが、ボーイスカウトの子供に完走メダルをかけてもらって、ホッとする気持ちとともに本当に嬉しさがこみ上げてきました。
このメダル目指して一年間頑張ったんだもん。
メダルの次は、今回の2つ目に目標としていたMサイズの参加賞Tシャツです。
昨年はすでにMサイズが品切れでLしか残っていなくて悔しかったので、今年は昨年よりも早く帰ってきてMサイズをゲットしたかった。
結果的には昨年とほぼ同じタイムだったから今年も品切れかな、と思いつつ、給水やアイシングよりも先に参加賞を受取りに向かいました。
幸い、品切れになっていなくて無事にゲットできましたが、今年はMサイズを多めにしたのかとその時は思っていたのですが、今考えると完走率が低かったのが勝因だったのかもしれません。
(あと、昨年は準備段階でLサイズを多く準備し過ぎたようで、希望サイズが無いかもしれないと大会前からアナウンスされていました)
シャツを貰ってからゆっくりと給水、給水は氷入りの水とスポーツドリンクが豊富にありますし、アイシングの氷も貰えて助かります。
特に今年は暑かったのと足のダメージが大きかったので、アイシング氷は本当に助かりました。
昨年はタケダの1リットル入りのペットボトルでしたが、たしかタケダはこの分野から撤退したらしく、今年はどこかのスポドリを紙コップで配っていました。
給水を終えた後、ゴール地点に戻って最終ランナーを見に行きました。
もうランナーはまばらで、一人一人ゼッケンと名前をアナウンスされながらのゴールです(陸上競技独特の「1234番、○○クーン」という例のアナウンス)
名前を呼ばれながらのゴールもちょっと羨ましいなぁ、と思いつつ見ていたら、ボランティアさん達と一緒に最終ランナーが戻ってきました。
拍手の中、最終ランナーがゴールして2006北海道マラソンが終りました。


荷物を受取り、着替えていた時に気が付いたのですが、今年はトイレに行きたいと思うことなく走り切れました。
昨年は後半にトイレ休憩をしようか、でも貯金がなくなるし、と悩みながら走って、結局我慢してゴールした(トイレの場所も分らなかった)のですが、今年はいきたいという気持ちになりませんでした。
フルでは必ず1回はトイレ休憩する私にしては珍しいことで、なんだか自分でもびっくりです。
大会の余韻を味わいつつ、撤収作業が始まる中島公園に別れを告げ、近くのラーメン屋(狼スープ)に寄ってからホテルに帰りました。
今年は大浴場付きのホテルを取れたので、帰ってからの風呂がなんとも気持ち良かった。


翌朝の北海道新聞には全完走者の記録が掲載されます。
3時間54分を切れていなかったのは残念ですが、昨年とほぼ同じタイムなのに順位は2000位から1500位台の後半と、大きくジャンプアップしていてびっくりしました。
完走率は昨年の67%から大きく下がって大会史上最低の52.4%でした。


大袈裟ではなく、この大会目指して一年間練習してきました。
今年1月の勝田全国マラソンで自己ベストを更新した時も、更新した嬉しさと同時に「これで今年の道マラはすこし前からスタートできる」と思った程ですし、6月にフルマラソンに出る(喜多マラソン)のは完全に道マラ対策です。
今年のように、途中で自販機で水を買いながら走るというのは、私がイメージしているマラソン像とはちょっと違います。
生意気かもしれないけど、そこまでしないと完走できない自分がちょっと情けないし、そこまで身体に負担をかけてまでこの大会に出続けるのはいかがなものかな、という気もします。
この大会の一番の有名人の千葉ちゃんも引退しちゃったし(別に千葉ちゃん目当てで出ていた訳ではないが)、正直言って私程度のランナーにとってこの大会は精神的にも肉体的にも負担が大きすぎます。
(遠征費もかかるし3連休取るなど仕事的な負担も大きい)
正直、来年はやめようかな、という気持ちもありました。
でも、また1年かけて練習して、また真駒内に立っているんだろうな。
そして、執念で中島公園に戻ってくるんだろう。
制限時間が4時間であるかぎり、出続けるような気がします。

皆さん、応援ありがとうございました。
大会関係者の方々、沿道の方々、ありがとうございました。
また目指します。夏の北海道。

   はじマラBBS


かめ
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