2019 福岡マラソン(2019年11月10日 フル)

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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----
シティマラソン福岡が廃止され、代わりに登場したのが2014年、今回が6回目と若めの大会である。
エリート選手は12月の福岡国際に出ることと11月初旬開催で気温的に好タイムは難しいこともあり、記録狙いというよりもマラソンを楽しむ市民ランナーの大会という位続けになっている。
コースは天神発・糸島市ゴールのワンウエイ、沿道の声援は賑やか。
沿道だけでなく全体的にホスピタリティ溢れる大会で、11月初旬という時期もあって穏やかな気温の中楽しく走れる大会である。
コースには坂もあり気温的にも有利な時期ではないが、意外と走りやすくそれなりにタイムも狙える。
海沿いを走る場所もあるので、風が出たときのことを考えたらこの時期の開催が安全なのかもしれない。
遠征して出る価値がある大会だが、残念ながら抽選制で倍率は4倍弱、当たったときは存分に楽しみたい。

----- 概要 -----

種目:フルマラソン、ファンラン(5.2km)、車イス(5.2km)。
最寄り駅:天神駅
スタート時刻:フルは8:20と早め。
参加者数:参加者数:フルは定員12000人(出走11773人)、ファンランは2082人(受付人数)。
完走率:96.4%。
制限時間:7時間
関門:9箇所あり
参加資格:18歳以上(高校生除く)。
申込方法:抽選。連続枠線枠と福岡・糸島市民枠あり。2019年は倍率3.84倍。
受付方法:金曜と土曜。

----- コース・計測 -----

計測方式:ランナーズRTチップ、一般の部は1枚。
チップは貰えます(返却不要)。
デザイン性も良くタイムも書き込めるので、いい記念になります。
計測内容:5kmごとと中間点。ネットタイム計測あり。
記録検索:ランナーズアップデートと応援ナビ。
記録証:当日発行
ペースセッター:なし
ゼッケン枚数:一般の部は1枚
ゼッケン番号順:不明だが申告タイムっぽい。

コース:天神(渡辺通付近)をスタートして糸島市交流プラザフィニッシュのワンウエイコース。
あまり広くはなく曲がり角も多いが、走りにくさは感じなかった。
中間点付近に折り返しあり。
坂は中間点付近と30km付近(のらんざか)、あまり気にはならなかった。
フィニッシュ会場から最寄り駅まで遠いので、天神市役所または博多駅まで行く有料バスのチケットを事前に買っておいたほうがいい。
コース上トイレ:あり
アップ場所:スタート地点付近でできる。
キロ表示:1kmごと

スタート順:おそらく申告タイム順。
ロスタイム:Dブロック前の方で1分29秒。 全部でKブロックまである。
給水:13箇所あり。
スペシャル給水:なし
給食:7箇所。バナナ、ひよ子ゼリー、博多通りもん、チーズ饅頭、うどんなど多数。
私設エイド:随所にあり。
スポンジ:なし
スタート前給水給食:給水(水とアクエリアス)がありました。
ゴール後の飲食サービス:アクエリアス500mlペット、バナナ。
おもてなしエリアで豚汁や焼肉などを無料で振舞ってくれる。

----- 環境 -----

声援:多めなので励みになる。
仮装:それなりにいる。沿道の人に喜ばれるので、よろしかったら。
参加賞:Tシャツ
完走賞:フィニッシャーズタオル、完走メダル。
参加費:12800円+手数料659円(いずれも消費税8%)。
帰路のバス代は1400円だったが、もっと早く買えばもう少し安い。
荷物預かり:あり。かなり大きな袋で預かってくれる。傘は入らないので注意。
着替え場所:あり。使わなかったので混雑度は不明。

会場トイレ:仮設多数。かなり混むので要注意。行くなら早めに。
プログラム:立派な冊子(選手名簿兼用)を受付時に配布。
写真屋:オールスポーツ
招待選手:4名。昨年の本大会各種目1位の選手。
ゲストランナー:尾崎好美さんなど。
気温など: 10時時点で晴れ、気温12.7度、湿度78%、風は南東の風0.6m/s(ほぼ無風)。
その後は気温が上がり、そこそこの暑さになりました。
帰りのバスの冷房が気持ちよかった。

----- 個人データ -----

体重、食生活: 木曜夜の体重53.50kg、体脂肪率5.0%。
4月末からの少食ダイエット後も糖質控えめ生活が続いており、体脂肪率5%をキープ中。
ウエア:
NBグレー帽子、アディダス黒手袋、SSK無地半袖Tシャツ、アディダス黒ボックスランパン、アディダス灰色靴下、ゲルフェザーグライド4、リストバンド。

ダメージは大きい順に腰の筋肉痛、太もも前膝上あたりに弱い筋肉痛、右足裏母子球そばにマメ、アキレス上部と足裏に弱い違和感。
いずれも軽度、水曜には通常の速度のジョグが再開できた。
足のむくみは軽度(火曜に前足部横幅が気になった程度)。

【エントリーから出場まで】

昨年11月のつくばはそこそこの数字だったものの、3時間50分切りを賭けた1月の勝田全国マラソンでまさかの大失速、あまりの失態に当選していた2月の北九州マラソンを欠場し、3月の板橋シティも欠場。
頭を抱えている最中の4/17に申し込みました。
抽選なので運だめし、といった気持ちでした。
この時点では4月の長野マラソンに出るかどうか、まだ迷っていました。

長野マラソンは歩かず完走したものの、30kmから歩いた勝田より遅いタイム。
何をどうしていいかわからない状態で、4月末の連休(今年は改元の関係で10連休)から食事量を減らして走る距離を伸ばすダイエットを開始、意外なほどするする痩せました。
まあ6月の走行距離は400kmを超えていたので(人生二回目)、そんだけ走りゃ痩せるのでしょうけど。

福岡の当落発表後につくばマラソンの申込があり、不人気のさいたま国際マラソンもあるので、復帰戦をどこにするか考えながら、とりあえず福岡のツアーを探しました。
6/8にツアーを探しましたが高い(70100円、JALしろくまツアー ホテルリソルトリニティ博多 3泊4日)。
しかも飛行機は北九州空港着でホテルも大浴場なしの場所しか取れない。
どうやら東方神起のツアーとかぶって高倍率になっていたようです。
その後、ANAビッグホリデー(福岡法華クラブ 3泊4日、56200円 朝食付き)を予約しました。
2019年11月08日(金) ANA241 羽田空港(07:25)発、福岡空港(09:20)着
2019年11月11日(月) ANA254 福岡空港(13:15)発、羽田空港(14:55)着
ホテルが少し駅から遠めなのが気になりますが・・・。

再起というか、このまま終わらせるわけにはいかないという気持ちでダイエット(もう何回目だろう)と花粉症薬の断薬(インペアードパフォーマンスを疑った)で黙々と走っていましたが、6/28の朝に月間走行距離が354kmまで伸びていたことを知って驚きました。
結局、頑張って人生二回目の月間400km超えを達成した時に当落確認メールが来て、大会のマイページでログインしたら当選!!!。
今年は3.84倍だったそうです。
さあ、これで福岡マラソンでの復帰戦が確定です。


この大会、ゼッケン引換券はダウンロードかアプリのみです。
情報弱者は出られないということになりますが、考えてみたらエントリーがネットのみなので心配はないのかな。
ガラケーでプリンター持っていない人は少し苦労しそう(コンビニでプリントする手があるけど)。
10/7に引換券メールが届きましたが、アプリ(RUN PASPORT)を初めて使ってみました。
ただ、念のためダウンロードして印刷しておいたほうが安全です(スマホ壊れたりバッテリー切れの時のために)。
10/10にマラソン仲間からのアドバイスで帰路のバスを予約しました。
出遅れたので1400円とやや高めでしたので、もし次に出るなら早めに申し込みます。
バスの時間ですが、スタートが8時20分、ゴールが12時半前後になりそうですが、バスは13時29分まで、14時59分まで、16時29分までの3種類、さてどれにするかですが、失速を考えて13時30分から14時59分までのゾーンにしました。
(結局乗ったのは12時49分でしたので一つ前のゾーンでしたが、特に何も言われませんでした)


例年ならば、6月に喜多マラソンで暑熱順化の手始めを行い、8月末に北海道マラソンを走ります。
しかし昨年の道マラで4時間を超えたペナルティで今年の道マラは欠場、出るかどうか悩んだ喜多マラソンは大会自体が消滅。
歩いた1月勝田、走りきって歩くより遅かった4月の長野。
それから11月の福岡まで半年以上のブランク(フルマラソンの)があります。
道マラに出るようになった2005年から今までの間、故障中の3年間を覗いてこれだけ長いフルマラソンのブランク期間は経験していません。
10月に高島平ロードレース20kmに11年ぶりの完走をしたとはいえ、ダイエット後の私の脚にとってフルマラソンは未知の世界。
はたしてどんな大会になるのか。
はじめての九州遠征で、延々と歩くようなことになりませんように・・・。


【金曜と土曜】

さあ、金曜日になりました。
はじめての九州、楽しみな気持ちと久々のフルマラソンの緊張感とともに、4時10分に起きました。
バタバタと準備して、5時31分に家を出ましたが、手袋があってもいいかなという寒さ、気温は8度でした。
やっぱり7時30分の飛行機は早起き的にきつい。
でも、今回は観光も楽しむので仕方がないのです。
羽田に向かう京急は混んでて、若い観光客が目立ちます。
駅に6時33分に着き、6時45分に機会にセルフで荷物を預けましたが、空いていました。
6時55分に保安検査完、いい天気です。
この時間なのに意外と活気あるのには少々驚きました。
すぐに優先搭乗が始まりました。
やっば余裕を持ってかなり早めに来ないと危険です。
7時08に機内へ、機材はボーイング333-200、座席は45A、左翼後方です。
なんとか窓際がとれました(めったに飛行機に乗らないので、外を見たい)。
CAさんは若め、綺麗な人が私の座席付近の担当だったのが嬉しい。
離陸前に放送される安全教育ビデオがなんと歌舞伎チックなものになっていましたが、オリンピックに向けて外国客ウケを狙ったのかな。
Wi-Fiが使えない機材でした。残念。

離陸してから、大地がよく見えることに気がつきました。
海上ではなく陸上を飛んでいて、雲がないってことですね。
飛行機に乗るのは8月の北海道マラソンばかりなので、ちょっとびっくりしました。
地上が良く見えるのは秋だからかな。
運よく富士山も綺麗に見えました。

東京ー福岡は2時間かかるのですが、飛んでいる時間は1時間半程度です。
9時28分に福岡空港着、気温は13度、晴れ。
福岡空港の係員が可愛い人が多いのが嬉しい。
(福岡は美人が多いと聞いていたのですが、その通りでした。博多の街も美人が多かった。)

人数が少ないせいか、手荷物が出てくるのが早くて助かります。
離着陸を撮影したせいか、スマホのバッテリーがもう空です。
旅行にはモバイルバッテリーが必須ですね。
ダイソーで買った安いバッテリーから充電、この後バッテリーで苦労するとは・・・。

福岡空港は市街地にあるので、地下鉄2駅で宿泊地の博多駅です。
(地下鉄もバスもスイカが使えて便利でした)
床と椅子の模様が凄い地下鉄に乗り、2駅で博多着。近い。
ホテルは博多駅から10分弱の法華ホテル、10時12分にホテルに荷物預けて、さっそくとんこつラーメンを食べに行きます。
なんとなくですが福岡は道案内がいまひとつ分かりにくい気がします。
散々迷ってデイトスという駅ビルにたどり着き、元祖博多だるまでラーメン味卵入り、麺の固さは普通でオーダーしました。
スープはぬるめ、細いストレート麺、スープが白濁してなくて野生的な出汁、初めての味です。
これは好き嫌いが分かれるなぁ。
私は匂いは好きだけどもっと白濁してクリーミーな方が好きかな。
でも博多に来たらまた食べたい味でした。

11時前に食べ終えて、バスでももち海岸へ向かいます。
12時前に着き、福岡タワーを眺めましたが見るだけにとどめて、上には上がりませんでした。
夜景だったら見たかった気もするけど、昼間だからいいや。
シーサイドももち海浜公園でまったりとした時間を過ごします。
日本海だと思って眺めていましたが、玄界灘と言った方がいいのかな。
海辺を散策するなんて超久しぶりですが、平日の昼間にこんな時間を過ごせるのは幸せです。

次に向かうは大濠公園、バスと電車を乗り継いで着いた頃にはだいぶ疲れていました。
いいジョギングコース(2kmらしい)があったけど、ジョギングする格好ではないので、ちょっとだけ散策しました。
なにやら大きな鳥がいましたが(サギかな?)、最初は作り物だと思ったら動いたのでびっくりしました。
本物だったんだ。
大濠公園から福岡城跡に向かうあたりでスマホのバッテリーが残りわずかになりました。
100均の安いバッテリー(ダイソーで300円だった3000mAh)もカラ、残量を気にしながら福岡城跡を見ましたが、広くて全部は見られませんでした。
歴史マニアではないので部分的に見られただけで満足、私は現物主義というか、当時物が残っていれば興味があるのですが、再現されたものにはあまり興味はありません。
ただ、その昔から同じであろう坂などの地形や高いところからの眺めなどを見ることができれば満足なのです。

14時過ぎにはバッテリーが相当やばくなってきました。
ゼロになるとマラソンの受付ができません(アプリでQRコードを表示しないと受付できない)。
それから、今回は現地でお土産を手配するつもりだった(最近は直前で欠場が多いので、事前にネットでお土産を手配する気になれなかった)のですが、送り先の住所もスマホの住所録にしかありません。
バッテリー残量が気になって帰り方も調べられず、うろうろしながらなんとか地下鉄に乗れました。
スイカもスマホに入っているものはバッテリー切れが怖くて使えず、念のために持って行ったカード型のスイカで電車に乗りました。
持っていくのは無駄だろうと思っていましたが、まさか使うことになるとは。
できれば今日のうちに受付と土産の手配をしたいのですが、バッテリーが切れたら両方できません。
ホテルに帰って充電して出直すのは面倒だし(日てると液が微妙に遠い)、どこか充電できるスポットを探そうか、受付は明日に回して土産だけ手配しようかと考えているうちに、天神駅に着きました。
たしかここが受付会場だったよな、とりあえず受付だけ済ませるかと思って下車しましたが、受付会場の場所がわからずウロウロ。
残り少ないバッテリーで大会HPを見ましたがPDFファイルが重くて開けず、平日の夕方なのでランナーも見かけません。
ようやく受付袋を持ってる人がいて場所を聞いたら、すぐそばでした。
参加賞のシャツを受け取ったときに拍手してくれたり、おもてなし感が強く感じられる雰囲気でした。
エキスポ会場はクランク型の通路の左右に出店があり、良く考えられたレイアウトなのですが土曜だったら混みそう。
とにかくバッテリーが気になってブースは何も見ず、何も貰わず、なにもせずに外に出ました。
ブースは結構あったしグッズもあったみたいだったので、ああもったいない。
平日夕方で空いていたので、よけいもったいない。
4時44分に受付会場を出て、もうバッテリーは4%。
これはヤバいと思ってコンビニで電池式のバッテリーを買いましたが、今考えたら先に買ってからゆっくり受付会場を楽しめばよかった。
というか、安物のバッテリーなんて持ってくるんじゃなかった。
バッテリーは大き目を。安い非常用はダメ。
いい教訓です。

博多駅に15時09に着き、駅ビルでお土産を探しましたが店が混んでいて伝票を書くなどの作業に手間取って、小一時間かかってしまいました。
やはり土産は事前手配がよろしいようで。
17時にホテルにチェックイン、走るための準備などをして風呂(大浴場)に入って、18時半から食事。
歩き疲れましたので、明日は部屋の清掃はパスして終日まったりしようかな。
このホテル、アメニティはがなかなかいいのが嬉しい誤算です。
ボディタオルがあるのには驚きましたし、マルチタイプのスマホ充電もあるのは珍しい。
シェーブフォームはないのが残念ですが、フェイスミルク(アフターシェーブローションではなく乳液)があるのも珍しい。


なぜか仕事の夢を見て7時半に目が覚めました。
ホテルのバイキングの朝食がなかなか美味しくて、かしわ飯、明太子(定番)、そして朝食には珍しいゴマサバの刺身も美味しかった。
部屋に戻って二度寝して、買っておいたバナナを2本食べて昼飯代わりにしたつもりが足りなくて、散歩がてら13時半にホテルを出てすぐそばの太宰府ハちゃんラーメンで2杯目の豚骨ラーメン、麺は細いストレート麺、固さは普通にしました。
小さな店で、味は背脂系、スープは白濁してなくて背脂(かな?)が多いスープでした。
それから楽水園という日本庭園でまったり、立派なカメラを持った女性が多かったけど撮影スポットなのかな。
それから老人のデイサービスなのかホームの行事なのか、老人の集団も来ていました。
池の鯉にエサやっていたら、これまた作り物かと思った足の長い大きな鳥が一瞬飛び立ってびっくり。
周囲はビル街ですから、あの鳥はこの池に住み着いているのかな。
楽水園を後にして、ホテル隣の住吉神社を散歩。
ホテルにいる時になんだか変な音が小さく聞こえたのでなんだろうと思ったら、この神社のお囃子とかだったようです。
ホテルの真隣にある神社ですがいくつかの神社があつまっているようです。
神様は信じていないので、適当に見る程度でお参りとかはしません。
土俵があったけど、きっとなにか謂れがあるのでしょう(調べもしなかった)。
ホテル戻って明日の準備を確認して、夕方にお風呂入って夜はマラソン仲間と久々の再会です。
博多駅でカルパッチョさんとなみふくさんと落ち合って中洲川端駅に移動、明日から九州場所ということもあって商店街を相撲の触れ太鼓が練り歩いていました。
風情ありますなぁ。
それから櫛田神社を案内してもらいましたが、飾り山笠という動かさない巨大な山笠が見事でした。
どんどん暗くなる時刻でしたが、100円入れるとガイドメッセージが流れて照明が点くので入れてみました。
夜の帳が降りる中、照らされる飾り山は見応えがありました。
周りにいた観光客も表から裏から写真をパチパチ、あれだけ写真を撮られたら100円の投資は大成功でしょう(笑)。
それから水炊きをご馳走になりながら楽しい時間を過ごし、博多駅に戻ったらイルミネーションをやっていました。
全然期待していなかったので(知らなかったし)なんだか得をした気分です。
20時20分にホテルに戻り、すぐベッドに入ってウトウト。
さあ、あしたはどんなレースになるのか。


【レース内容】

4時30分に起きましたが、気温はやや高めかな。
いつものことで、ホテルのベッドで寝ると腰痛になるのですが、今回も腰がやや痛い。
朝食はホテルのを食べると混雑した時などにタイムロスになるので、ちょっともったいないけど前夜買っておいたものを部屋で食べます。
出すものを出して6時25分にホテルを出ますが、まだ暗い。
6時45分に会場そばの天神駅着、6時53分にはスタート会場そばのソラリアプラザに着きました。
近くて便利です。
トイレも荷物預けも近くだし、直前まで室内(ソラリアプラザ内)で待てるのはいい。
ちなみに私は西エリアからのスタート(Dゼッケン)なのですが、東エリはスタートはどうなんだろう。

ウエアは半袖にボックスランパンにふくらはぎサポーター。
サポーターは古傷の再発防止も兼ねているのですが、手袋とアームウオーマーはどうしようか。
予報は気温が上がるとのことですが、まだ外は寒さが残ります。
よし、アームウォーマーなしでスタートまではカッパで保温だ。
そう決めたら7時15分に荷物を預け、軽くアップしてじっくりストレッチしてDブロックの前の方に並びます。
ちなみにトイレは2回行きましたが案内が悪く、男子小用の列に女性が並んでたりしました。
数はそれなりにあるのですが、どの列がなにで、どこが最後尾という案内はしてほしい。
スタート整列は厳密ですので、制限時間を過ぎないようにしましょう。
大会によって遅れても大丈夫的なゆるいものに慣れていると、おそらく驚きます。
時間厳守です。
金色の星形風船を浮かせた4時間のペーサーさんが後ろの方に移動していくのが見えました。

防寒で薄手のポンチョをかぶっていましたが、スタート10分前に脱いでゴミ回収のボラさんに渡します。
脱ぐと寒くて足が震えます。

さあ、どんなレースになるか。

号砲、ロスタイムは1分半程度。
入りは5分46秒、混んでるしこんなもんかな。
5kmまでは5分40前後、サブ4ってこの辺りでよかったかな。
まあ無理して潰れてもね。
作戦ですが何も考えていません。
今回は脚任せ、もし余裕があったら30kmからスパートするか、といった程度です。
なにしろ4月の長野マラソン以来7ヶ月ぶりのフルマラソン、しかも4月も1月も大失敗レースに終わっていますので、まともに走れたのが1年前のつくばマラソンが最後。
作戦を考える心の余裕もないのです。

5kmで暑さを感じて手袋を取りましたが、この後フィニッシュまでしまいっぱなしでした。
アームウオーマーはしなくて正解、最後まで寒さは感じませんでした。

6kmから8kmは5分40秒を切りましたが、9kmから12kmまでは40秒を超えますが、無理に頑張って後半潰れるのは避けたいので脚なりで走ります。
13kmからまた40秒を切るがやや出入りが多い感じ、おおむね5分30秒台から40秒チョイ過ぎでまとまってる感じです。

序盤は給水は取りませんでした。
リズムが乱れるのを嫌がったのと、取る必要性を感じない程度の汗でした。
ウエストバッグの水で少し補給した程で十分でした。
1箇所ですがコーラ給水があったのは珍しい、スポドリはアクエリアスでした。
ほとんどの給水で水とスポドリがありますので助かります。
まあこの規模の大会はだいたいそうですが。
給食は博多通りもん、うどん、チーズ饅頭、バナナをいただきました。
ひよ子(東京土産と誤解する人も多いけど、ひよ子は福岡名産です)はゼリーだったのでパスしました。

20km付近の九大近くには坂があって、5分40秒台まで落ちますが、50秒までは落ちずに粘れます。
中間点の黄色い時計は2時間を超えていましたがスタートロスが1分はあるだろう(実際は1分半あった)から、イーブンでいければ4時間は切れるだろうけど、できればネガティブスプリットで後半にタイムを伸ばしたい。
でも、後半の方が速く走るのって相当前半を抑えた(抑えすぎた)時ぐらいしかできないし、そもそも生理的には後半が数分落ちる程度が自然なので、はたしてどうなるか。
沿道は賑やかで嬉しい。
沿道だけでなく受付からフィニッシュ後までホスピタリティ溢れる大会なのが人気の理由の一つなのでしょう。

コースはあまり広くはないものの、そんなに走りにくい感じはありません。
脚の調子は良くも悪くもなく、腰に乗った走りはあまりできていませんが重くもありません。
30kmか32kmあたりで脚と相談してスパートするかどうか決めよう。
それまでは脚まかせで無理に頑張るのはやめておこう。

私は腕を左右に広げる悪い癖(フォーム)があるので、左右のランナーに腕がぶつかることがよくあります。
26kmで左腕が人にぶつかったのでそちらを見たら、緑のビブスに人がゆるりと手を上げてくれました(ぶつかってスマんの挨拶)。
え、緑のビブス?
まさかと思ってよく見たら金色の星風船が浮いています。

やばい、4時間のペーサーじゃねーか!

たぶんグロスで4時間切るペースだろうから抜かれてもサブ4は行けるとは思うが、ギリサブ4は嫌だ。
追いつかれるとは想定もしてなかったので、これでは30kmからスパートとか言ってる場合ではありません。
ギア入れてロングスパート風になりますが頑張るしかない。

ところが、そこから1kmも行かないうちにトラブルが。
左アキレス腱の上部がいきなりピリッとし、数歩片足ケンケンする痛み。
ヤバい。
一応走れるので走りながら路肩方向に移動して、走りながら様子を見ます。
これではペーサーを突き放すどころではない、壊れたら完走どころかその場でリタイヤです。
こわごわ走りますが、無理は禁物。
ペーサーの後ろの集団に吸収されながら様子見しますが、混んでて走りにくい。
しかも私の場合は腕振りが邪魔するので、余計に混んでいるところは苦手。
何度も人にぶつかりながら、腕を縮こめてちまちま走ります。

これまで出た大会で海が見えるコースはNAHAと防府くらい、本大会はそれらとは比べ物にならない海の近さの場所があります。
海風が出たら辛かろう、でも景色は最高です。
海上に浮かぶ漁船から応援の声が届き、その先には数隻のカヌーが海上から応援してくれています。
海上から声援を受けたのは初めて、いい経験ができて嬉しい。

気温は上がり気味、夏マラソン以外では珍しく給水の水を数回身体にかけて冷やしました。
私は想定していた暑さでしたが、読みを間違えて長袖とかの重装備で走った人は大変だったでしょう。

ペーサーの後ろの集団は混み合って走りにくいのと、左脚の痛みは一過性だったようで大丈夫っぽいので、走りにくいペーサー集団を抜けて前に出ました。
30km付近にはのらんざかという坂があり、短いけど峠道ですのでなかなかきつい。
そこで乳酸が溜まったのか、今度は右ふくらはぎあたりが攣りそうな感じ。
右足もいたわりつつの走り、でも後ろのペーサーには抜かれないように走ります。
こんな状態ですので32kmからスパートすることはできず、でもペースは出入りはあるものの大きく落とすことなく走れました。

残り数キロからはややスパート気味に走り、とはいっても脚をかばいながら壊さないように気をつけながら走ったところ、38kmからは5分30秒を切るペースで走れました。
40kmの坂では31秒まで落ちましたが、41kmからは5分17秒、5分10秒とスパートできました。
最近位しては珍しく最後まで脚が残った感じです(それだけ前半がスローだったとも言える)。
ゴール付近にはマラソン仲間がいるはずなので沿道を気にしながら走っていたのですが、こちらもあちらも気がつかなかったのは残念ですが、でも居てくれるだけで心強さが違います。
相当頑張ってペーサー集団を引き離そうとしたのですが向こうもペースを上げているのか、さほど離せた感じはしません。
(目で確認できるほど近くはなかったが、沿道の声でそんなに離れてないことがわかった)
8月からフォームを改造した効果か、ストライドも大きくは落ちてない、脚も上がってる感じ、脚の痛みも右ふくらはぎ以外は大したことない、フォーム改善で負荷がかかっているであろう腰も壊れていない。
最近は残り数キロがすごく長く辛く感じることが多かったのですが、余裕はないけどうんと辛くはない感じてフィニッシュ。
タイムは3時間55分台、正直言うとフォーム改造で相当速く走れるのではないかという期待があったので少々がっかりではありました。
でも冷静に考えたら、26kmからペーサーに追われるか吸収されるかという展開のおかげで多少はタイムが縮まったはずだし、仲間の応援という頼もしい味方もあってこの数字ですから、何もなかったらどうなっていただろう。
それでも4時間は切れたかもしれないけど、ギリギリだったでしょう。

フィニッシャーズタオルを貰ってメダルをかけてもらい、バナナとアクエリアスとアイシングアイスを貰って、完走証を受け取ってから荷物を受け取ります。
いい天気、芝生に座り込んでシャツだけ着替えます。
おもてなしエリアという無料でいろいろ食べさせてくれるサービスがあるのですが、私は豚汁を頂きました。
サツマイモが入っているのがこっちらしい。
焼肉などもあり列ができていましたし、みかんも一袋頂きました。
(食べきれないので東京まで持って帰りましたが、重かった)
おもてなしエリアはいいサービスなのですが、その外にしかトイレがないのはちとどうかしら。
(おもてなしエリアから外に出たら再入場ができない)

トイレを済ませてバスに向かいます。
渋滞すると時間がかかるらしいので、あまり会場でのんびりせずに早めに帰還です。
12時49分にバスに乗車、すでに満員に近かったので12時52分に発車。
このバスは事前にチケットを買わないといけないのですが、早く買うと安いので出場が決まったら早めに買いましょう。
13時47分に天神市役所に着きましたが、運転手さんが後ろを振り向いて「・・・ここら辺で良いですかね」と言ったのには笑いました。
誰に聞いてるんだ、そもそも停車場所って決めておくんじゃないかなどなど、なんとも突っ込みどころ満載。
この後、運転席付近からなにか音がしました。カチャカチャって感じの。
おや、と思ってルームミラー越しに運転手さんの顔を見たら、なんか笑ってる感じ。
しかも、さっき見たときと何か違う・・・・あれ、シートベルト締めたんじゃない?!。
いや、見間違えかもしれません。
でも、走り出したときにルームミラー越しに見た運転手さんの姿には、ベルトはなかった気が・・・・。
まさかね。

14時07分に博多駅着、さすがにここは駐車位置は決まっていたようです。
乗車時間は1時間強、なかなかの長さです。
車に酔う私は、走った後に気分が悪かったら乗れない長さです。

14時22分にホテル着、時計のバッテリーは20%まで減っていましたが、BluetoothがONになっていたせいかもしれません。
すぐにランドリーで洗濯しながら大浴場でまったり、マラソン後の大浴場は格別です。

それからホテル近くの博多一幸舎で3杯目のとんこつラーメン、ややクリーミーでスープは熱くなかなかの獣臭で泡立ってます。
チャーシューがトロトロでした。
白濁したスープといい味といい、今のところこれが一番イメージに近いとんこつラーメンかな。
息の揃った店員さんがなんだか珍しかった。
あれを一日中やるのって疲れないのかな。

16時半ごろ4ホテルに戻って、寝る前にまた風呂。
マラソンと大浴場ととんこつラーメンを堪能できて、なんとも贅沢だ。


最終日は7時に起き、まずは朝飯。
胡麻鯖が美味しくてお代わりしました。
このホテル、朝食がなかなか美味しくて、筋の煮込み、明太子、きゅうりの浅漬け、梅ひじきなどみんな美味しかった。
カレーや麻婆豆腐もありましたが、こちらは万人向けのあっさり味でした。
朝食後に朝風呂、贅沢な旅です。
9時半にチェックアウト、外は雨上がりのいい空気です。
ずーっと日曜は雨予報でしたが、結局降ったのは日曜の夜中から月曜朝まで、天気には本当に恵まれた遠征でした。
9時40分、博多駅に着く直前、名残の雨がパラパラと降ってきました。

博多駅からたった2駅で福岡空港、超近いので便利です。
10時05分に荷物を預けましたが、ラウンジと同室でした。
自動手荷物預け機もあるらしいのですが、後で知りました。
工事中の展望台で離発着を見学し、11時30分に保安検査の列に並びました。
この頃には結構な混雑具合だったので、もっと早く通過してもよかったかな。
15分ほど並んで通過、とんこつラーメン最後の一杯は一蘭、出て来るまで5分ほどかかりました。
こってり濃い味をチョイスしましたが、白濁したスープは私好みの味で食べやすいけど、トッピングないのが物足りない向きもあるのでは。
特製タレは辛かったので、半分かなしがいいかな。
チャーシューは柔いが赤身、これも好き好きですが私は脂がある方が好きです。 いやー、今回はラーメンも堪能した。

12時14分には出発ロビーでまったり、土産物を冷やかしましたが胡麻鯖を売っていました。
ナマモノなので買いませんでしたが、旨そうでした。
出発直前、オーバーブッキングで席が足りなかったそうで一便後にずらすと1万円くれるというボードが出されましたが、迷って申し込んだら2人目のせいだったからか、キャンセルがあったのか、手荷物を預けたとかの理由なのか、外れというか不要になりました。
小銭稼ぎのチャンスだったのに。ちと残念。
13時15分発ですが混雑のせいか6分遅れで出発、帰路もボーイング777-200、やはりwi-fiはなし。
14時55分に羽田に着陸、混んでいて15時29分に荷物を受け取り、自宅着が16時33分。
最寄駅で雨がパラパラ降ってきましたが、帰宅した途端に本降りの雨になりました。
ギリギリですが、天気には本当に恵まれた遠征でした。

あれだけラーメン食べたので帰ってからの体脂肪率が怖かったのですが、55kgと体重は増えてはいたけど体脂肪率は5%、よしよし。



ネットタイムで3時間55分53秒、ギリギリで55分台。
正直もっといいタイムが出るのではないかと期待していたけど、5分30秒をなかなか切れないのでは厳しい。
レース展開は悪くなかったし、新フォームでも脚も腰も壊れなかった。
腰に乗った走りがもう少しできればよかったのと、腕振りも相変わらず酷い。
(後日、動画で確認した)
でも前半が1時間58分56秒、後半が1時間56分57秒、2分のネガティブスプリットはよくやったと褒めてもいいでしょう。
仲間がいてくれるという気持ちと、ペーサーに追いつかれたからでしょう。

タイムの割に順位はよかったけど、完走メダルにGOOD JOG!と書いてある通り、RUNではなくJOG志向なのかもしれません。
あと、九州地方のマラソン初心者とあまり練習しないランナーがお祭り感覚で出るのかもしれません。
4時間程度でもフィニッシュ後の混雑は気になりませんでしたので、全体的に遅めのようです。

昨年11月のつくばマラソンが3時間52分09秒、それを考えたら今回の数字は喜べません。
でも、1年前との比較ではなくここ数年の流れを考えると、確実にいい方に向かっている気がします。

ここ数年の数字を比較してみました。

2017年
(ハイテクハーフ 01:40:22)
勝田   3:47:30
はなもも 3:57:19
長野   3:55:31
喜多   3:52:17
北海道  3:51:14
つくば  3:54:17
(足立フレンドリー10km 0:47:05)

2018年
(ハイテクハーフ 1:45:40)
勝田   3:53:16
板橋   3:59:22
長野   3:55:24
喜多   4:14:48
北海道  4:07:35
つくば  3:52:09

2019年
(ハイテクハーフ 1:45:03)
勝田   4:13:19
長野   4:15:43
福岡   3:55:53


2017年の初頭はいい感じでしたが、それ以降は低迷しています。
特に2018年になってからは相性も気温もいい勝田のタイムが前年比で大きく落ち、ハイテクハーフも遅くなり、板橋ではなんとかサブフォー。
そして道マラで4時間を切れなくなり、今年の勝田と長野は4時間を大きく超えています。
今回の数字がいい数字とは言えないものの、ここ数年の悪い流れに抵抗するレースができた気がします。
それはダイエットやフォーム改善、人生二回目の月400km超えという努力と、高島平ロードレース完走という結果が裏付けてくれている気がします。

ダイエットとタイムですが、自己ベストを出したときの2011年つくばマラソンと今とでは、今の方が痩せているけどタイム的には30分遅くなっています。
故障と加齢というマイナス要素があるとはいえ、体重とタイムの相関関係は薄いと言っていいでしょう。
花粉症の薬も断薬して半年以上、インペアードパフォーマンス(薬による能力低下)は無関係と判断してよさそうです。
自己ベストを出した時の走行写真を見ると、基本的なフォームは今と変わっていないものの、後ろに反る角度や足の上げなどが当時の方が良かったように見えます。
フォームの欠点は以前から自覚していたのですが、動画だと如実に現れます。
帰京後に福岡マラソンの動画をYoutubeで観ましたが、動画だと後ろ反り姿勢と腕振りの酷さが良くわかります。
これを機に本気で改善を考えよう。
具体的には、てのひらを上にして脇の開きを防ぎ、肘は体の中心線より前に出さない。
肘を引き肩甲骨を動かすイメージかな。
さて定着できるか。
25kmとゴール付近の動画を撮ってくれた人に感謝です。

もう一度3時間50分を切れたら、また北海道マラソンに挑戦しようと思っています。
東京オリンピックのマラソンと競歩が札幌に行ったので2020年の北海道マラソンが開催されるか微妙ではありますが(男子、女子、道マラと月に3回もフルマラソンを開催できるかしら)、道マラの申込日程を考えると1月の勝田が私の2020年道マラへのラストチャンスです。
でも5分26秒ペースで走れるとはとても思えませんので、2020年もまた道マラは欠場になりそうです。
そうなってもめげずに走り続けます。

還暦まで2年となりましたが、技術的にまだ進化する余地は残っていそうです。
観光もとんこつラーメンも仲間との再会も大浴場も堪能できた大会でしたが、いろいろ発見のある大会でもありました。
後で振り返ったときに良きターニングポイントになるよう、これから頑張ります。


【写真と記録】

タイムは自己計測グロスタイムです

前半 1:58:56
後半 1:56:57
goal:3:55:53



走行データ


ペース



ピッチ



ストライド



心拍数




羽田空港です。晴れてます。




富士山が見えました。
遠くから見ると綺麗だけど近づくとゴツい山です。




雲海、秋の雰囲気。




その上の雲海(高度的に)、こちらは夏っぽい感じ。




福岡空港着、初九州です。




空港から地下鉄に乗りましたが、床が派手。
写ってないけど壁も派手だった印象。




博多駅、九州の空気を吸い込みます。




元祖博多だるまでとんこつラーメン。




とんこつラーメンというと白濁スープの印象ですが、白濁していません。
聞いていた通り結構な獣臭、苦手な人は無理かな。
クセになる味という感じでした。
私は好きです。




福岡タワー。
高所からの眺めに興味がないので、外から見るだけにしました。




ももち浜海浜公園、人口の浜辺でしょうけど秋の平日の昼にいい天気の下でのんびり海を眺めるのは贅沢です。
なんだか、すごく贅沢な時間でした。




精力的に観光を続けます。
大濠公園には大きな鳥がいました。
作り物だと思っていたら動いたので驚いちゃった。




池というかお濠というか。




その周囲にはジョギングコース。
走りやすそうです。
一周2キロらしいです。




お次は福岡城後へ。
このあたりからスマホのバッテリーがやばくなってきました。




どこまでが当時ものなのか知りませんが、地形は当時と同じなのでしょう。
当時の人がどんな気持ちでこの坂を往来したのかな。
遠き昔に思いをはせる。




天守台、疲れた足で上りました。
結構な高さでした。




天守台からの眺望、作るの大変だったろうなぁ。




石畳に石垣、そして坂。
いやー、雰囲気ありますな。




スマホのバッテリーが切れそうな中、たどり着いた受付会場。




金曜の夕方なので空いています。
バッテリーが気になって楽しむ余裕がなかったのが残念です。




いろいろ飾ってあったり売ってたりしました。
安物のモバイルバッテリーなんて持っていくもんじゃないですな。
なにも楽しむ間もなく通り過ぎました。




色々なお店があります。




記念写真も素通り、ああもったいない。




参加賞のシャツ、SVOLMEです。
最近多いなぁ。
アイロンプリントなのでイマイチですが、最近はオフセット印刷は見かけなくなりました。
コストの関係でしょう。




こちらが表。




地元では有名らしいうどんのスープも参加賞の一つ。




土曜日のホテルの朝食。
明太子、ホルモン、肉味噌、胡麻鯖、かしわ飯、味噌汁、餃子、漬物と煮物。
美味しかったです。




ホテルからの眺め、11階です。
緑は隣の住吉神社。




土曜の昼は八ちゃんラーメン、脂たっぷり。
こちらも白濁しておらず、イメージと違うのに驚きました。
美味しかったです。




お店の外観。
小さなお店です。




楽水園という日本庭園を見に行きました。




公園ではなく庭ですので、広大というわけではなくこぢんまりしています。




紅葉はまだ青い。




この鳥も作り物かと思ったら、羽ばたいたので驚きました。
ここに住み着いているのでしょうか。
博多駅から10分の場所にこんな鳥がいるなんて。




池の鯉、餌(50円でした)をあげたので口開けてます。
横の鳩は鯉の餌のおこぼれ狙いで寄ってきました。




ホテル隣の住吉神社を見物。




土俵がありました。
国技館(蔵前時代)に大相撲を見たことはありますが、四方に柱がある土俵を見たのは初めて。
干してあるのはまわしのようです。




マラソン仲間が案内してくれた櫛田神社の飾り山笠。
でかい。




狛犬的なものが牛でした。
みんなに撫でられた部分が光ってます。




日が暮れてきました。
飾り山笠は100円入れると照明がつくのですが、点くと綺麗で急にインスタ映えします。




こちらは裏側。
飾り山笠は毎年作り替えるようです。




博多駅に戻ったらイルミネーションをしていました。
飛行機からも見えるそうです。




青基調のイルミネーションが綺麗でした。




インスタスポットです。




さあ、レース当日。
朝の博多の街、まだ暗いです。




天神駅、ランナー多し。




天神駅から会場までは地下道で行けますし、案内もバッチリ。
おもてなし精神があちこちに見られる大会でした。




左のビルに入ります。




そのビル内がこちら。
雨の時は助かるだろうなぁ。




まだ早いのでトイレもガラガラ。
この後長蛇の列になりました。




先ほどのビル。
今回は晴れてましたが、雨の時は本当に助かるでしょうね。




事前給水、水とアクエリアスがありました。
このあたりも行き届いています。




先ほどのビルの横に荷物預けのトラック。
Dブロックまでが西側エリアでしたが、西側は待機場所・トイレ・荷物預け・スタート整列までコンパクトにまとまっていて便利でした。




ここからはレース後。
アイシングアイスも貰えます。
ちゃんと処分する場所もあって、係の人が氷とビニールを分けて捨ててくれます。




フィニッシュ後のおもてなしエリアで頂いた無料の豚汁。
一味か柚子胡椒か選べます。
さつまいもが入っていたのが九州らしい。




みかんも頂きました。
重いけど東京まで持って帰って美味しくいただきました。




フィニッシャーズタオル、こちらもSVOLMEでした。




チップは記念に貰えるタイプで、タイムを記入できます。




フィニッシュ後に頂いたトヨタのビスコ。
オリジナルビスコは以外と安く作れますので、利用価値は多いかも。
スマイルビスコで検索してください。




完走メダル。
裏はつるんとしていて日付だけ刻印されていました。
GOOD JOB!ならぬJOG。
RUNではなくJOGなのがこの大会を表しているのかもしれません。




ホテルそばの博多一幸舎でとんこつラーメン。
前のカップルが入り口前で立ち止まってちんたらしてて、行列かと思ったらメニューの相談でした。
邪魔です。




泡立ったスープ。
これが私が抱いていたとんこつラーメンのイメージに近い気がします。
結構広い店で、若い店員さんがてきぱき動いていました。
しかしどの店も個性があって、どれも美味しい。
全ての店で味玉ラーメン、麺は普通の固さにしてもらいました。




ここからは月曜日。
ホテルの朝食、牛スジ煮込み、胡麻鯖、カレーと梅ひじき、味噌汁と牛乳、漬物、ホルモン、明太子、手前の白いのはなんだっけ。
とろろかな?。
そして麻婆豆腐。
カレーと麻婆は無難な味でしたが、全体的に美味しかったのは嬉しい誤算。




この胡麻鯖が美味しくておかわりしました。
ビジネスホテルの朝食でナマモノが出るのは珍しいんじゃないかしら。




楽しかった四日間も終盤、博多駅に着いたら名残の雨がポツリ。
天気に恵まれた遠征でした。




福岡空港で最後のとんこつラーメン、一蘭。
旨みダレは辛いので、次は無いか半分にしよう。
一番クセが無い味でした。
テーブルの上に辛子高菜などのトッピングが置いてないのがちょっと残念な向きもいるかも。

で、結局どのとんこつラーメンが一番美味しかったというと、みんなそれぞれ美味しかった。
どこで食べても当たりでした。




オーバーブッキングで座席が足りなくなったそうで、一便遅らせたら1万円もらえるチャンスでしたがダメでした。
ちょっと残念。




さようなら福岡。




帰りは左翼後方の席です。




羽田到着。
楽しい旅でした。







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