*** 大会データ *** 最寄り駅:小田急線伊勢原駅からバス20分、下車して5分。またはJR平塚駅からバス。 種目:ハーフ(陸連の部あり)、高校生以上5km、中学生3km、小学生2km スタート時刻:ハーフは9時 制限時間:ハーフは2時間。 参加資格:ハーフは高校生以上。ハーフ以外は平塚在勤・在住・在学者のみ。 荷物:預かりなし 会場トイレ:仮設はなく、競技場既設のみ。だが数は充分。 売店:競技場既設の売店があったが、たいしたものは置いていない。露天等はゼロ。自販機あり。 会場内給水:レース前は特になし。レース後はスポーツドリンク(たぶん)を紙コップで飲める。 アップ場所:競技場1階回廊に専用レーンがありました。まあ晴れていればトラックや競技場周辺などが使えると思います。 コース:高低差ほとんどなし。競技場内3周、運動公園内1周、外周を2周弱と、書くと分りづらいが誘導通りに走るだけなので心配ない。 コース上トイレ:なし スタート順:並んだ順で特になし。 ロスタイム:雨でみんな並ぶのを嫌がっていた(笑)ので、3秒。 最後尾でも20秒ぐらいじゃないかしら。 コース上給水:8km、12kmのみ(同じ場所) 水とボカリの両方が置いてある。 給食:なし スポンジ:なし 私設エイド:なし キロ表示:1km、5km、10km、20km 声援:まばら。 プログラム:選手名簿兼用の立派な冊子。 ゼッケン枚数:前のみ ゼッケン番号順:不明だけどタイム順かも。 計測:RCチップ。スタートマットなし。グロス計測のみ。 ファインシステムというところが後日ネット上で公表する(3月1日になってようやくアップされてた)。GTMailsなし。 記録証:即日発行 写真屋:なし 着替え場所:あり。 参加者数:いずれも昨年のエントリー数ですが、ハーフ690人 5km90人 3km63人 2km325人、計1168人 参加費:ハーフ一般は3000円 参加賞:紺色の分厚いトートバッグ。デザイン控えめで便利そう。 ウエア:ロングタイツ(CW-X)、2006年荒川市民のSサイズシャツの上にアディダス蛍光色長袖シャツ、NB高機能帽子、アディダスのグレー手袋、防寒と雨対策で使い捨て手袋とアシックスビニールポンチョ。 天候:雨のち時々曇り。気温は7度ぐらい。風は5m(けっこう強かった)。 招待選手:忘れました シューズ:アシックス ライトレーサー 26cm ダメージ:右足アキレスが再発。両足アキレス上部筋肉痛、その他足のあちこちに筋肉痛。左親指の靴下が穴空き。最近、走る度に靴下が破れる。 |
会場の平塚競技場。 雨、冷たい雨です。 スタンドからゴールラインを見た所。 雨なのでトラックにはだーれも寄り付かない。 参加賞のトートバッグ。厚手の生地でいいです。ロゴも控えめ。 近所の買い物にも活躍しそう。 色は紺です。室内撮影のせいで青く見えていますが紺です。 |
東京マラソンと同日の開催でしたが、当初は東京マラソンに一応申し込んでおきました。 落ちたから言う訳ではなく、私は東京マラソンの主旨(東京五輪誘致)に反対しているので、抽選に落ちてホッとしたのが本音です。 いつもなら日曜も仕事(むしろ日曜は平日より休みづらい)なのですが、今回はマラソン仲間が東京マラソンをきっかけにして大勢あつまるようなので、どこか出られる大会をさがして会社を休む口実にするためにエントリーしただけの大会でした。 ところが面白いもんで、昨年秋から10kmのタイムがかなり縮まって、20km90分というのも手の届く所に近付いてきました(ハーフではなく20kmで90分)。 それもあって、フル重視の私としては珍しく12月川口ハーフ、1月谷川ハーフ、そしてここと、3ヶ月連続でハーフに出るというのは偶然とは言えいい巡り合わせです。 ところが、1月の勝田フルで頑張り過ぎたのか、その後の練習でダラダラ30km走ったら右アキレス腱を傷めてしまいました。 丸ニ週間まともに走れなくて、かといって完全休養もできない(体が腐りそうになる)ので、フラストレーションがたまって困りました。 なんとかこの大会の数日前に痛みが消えて軽く10kmなら走れるようになったので、数字は期待しないで参加する事にしました。と言いながらも手加減する気などは全くなく、あわよくば自己ベスト更新、それが無理でもベストに近い数字は最低でも出さなきゃ、という気持ちでした。 |
事前の天気予報では朝には9時ごろには雨は上がる予報でしたが、5時に目覚めた時には雨は降り続いて止みそうもありませんでした。 6時前に家を出て6:10の小田急線で伊勢原へ向かい、7:19のバスで平塚運動公園に向かいました。 駅から20分で到着、そこから5分以上歩いて会場につきましたが、どうせ雨は上がるだろうとたかをくくっていたので安いビニール傘を持って行ったのですが、小さくて濡れるし風が強くて傘はひん曲がるし、ちゃんとした傘を持って行くべきでした。 8時ごろき会場に着いたのですが、ロングタイツは家から履いて行ってるし、準備といってもゼッケンつける程度です。 スタート/ゴールは競技場なので、競技場のスタンドの屋根のある所に陣取りましたが、風があるので寒いし雨は吹き込むし、普通ならテンションは落ちるのでしょうけど私は結構燃えていました。 っていうか、この時期は寒いのが当たり前ですし、テンションが上がらないなら無理に参加せずDNSした方が良いかもしれません。 着替えてからアップに向かいましたが、2階の回廊部分は陣取ったランナーで一杯で、アップは適当に済ませて終わりにしました。 後で気づいたのですが、その下の1階にはアップ用のコースがあったので、次からはこっちを使った方がよさそうです。 というか、雨さえ降っていなければ走る場所には事欠かないので、天気にさえ恵まれれば良い立地だと思います。 2週間前に傷めた右アキレス腱ですが、数日前に2日続けて10kmジョグをして痛みは出なかったので大丈夫だろうとは思っていましたが、アップで痛みが出たらどうしよう、と心配でした。 スタートの9時が近付いてきましたが、だーれもグラウンドに出ません。 相変わらず冷たい雨が降り続いていて、どうせレースになれば濡れるんですが、すこしでも保温したいというのがランナーの本音で、会場アナウンスで集合を促されても誰もスタートラインには向かおうとしません。 それでも、スタート10分前ごろになって、ようやく渋々とランナーが出てきて、周囲の出足が遅かったので私は陸連の部のすぐ後ろという、かなり前の方に位置取ることになりました。 9時、スタートです。 まずはトラックを3周弱して競技場内で1km地点を迎えます。 タイムは4分26秒と、なかなかのペースです。 競技場を後にして、まずは公園内を走るのですが、雨に濡れた石畳はちょっと走りづらかった。 いつの間にか時計は9時10分を過ぎていました。 あ、東京マラソンも始まったな、と思いながら、相変わらずの雨の中をひたすら走りました。 5km地点の表示は見落としてしまいました。 自分で言うのも変ですが、私はかなりの晴男なので、ここまで本格的な雨でのレースは初めてです。 正直、ハーフでよかった。この雨でフルは辛い。 右足のヒモを締め過ぎたのか、スタート前から右足の甲が気になっていましたが、幸い大きな影響はありませんでした。 運動公園を出て、外周に出ます。 8km付近で給水、小規模大会ですが水とポカリの両方があるのは親切です(が、私は原則として水しか飲まない主義です)。 10km地点のタイムは45分36秒、うーん、目標の1時間35分は厳しいペースです。 雨は小ぶりになってきましたが、空は相変わらず雲で覆われています。 工場や畑などがある地域で、住宅もあるけど人口密度は少なそうだし、なによりこの冷たい雨。 沿道の声援なんて皆無だろうと思っていたのですが、少ないながらも傘を差しながら応援してくれる地元の方がいて嬉しかった。 コースガードの係員の人達も応援してくれて、冷たい雨だからよけいに嬉しく感じました。 雨で濡れて走る前からつま先が冷たくて、ほとんど感覚が無くなっていました。 走り出してからは水たまりを避け切れずにさらに濡れて、ますます冷えていましたが、走っているうちにつま先も暖まってきたようで感覚も戻ってきました。 外周部を2周弱して公園に戻るコースなのですが、12kmで2回目の給水を取りました。 場所は1回目と同じ場所です。 コースの関係で給水は2回だけ、ちょっと少ない気もしますが、まあ2月という時期を考えると高気温にさえならなければ大丈夫でしょう。 (ちなみに制限時間は2時間と、ちょっと厳し目です) 背中に最後尾と書かれた自転車を見ました。 その前には最後尾らしい女性ランナーが走っていましたが、2時間に間に合ったのかな。 それから、AED(心臓の電気ショック)を持って巡回している自転車も見かけました。 比較的小規模な大会ですが、ベースとなる所はしっかり抑えています。 (たしか、ここは陸練公認大会だったと思います。) 心配だった右アキレス腱もなんとか持ってくれています。 遠くに山が見えました。 晴れていれば富士山も見えるそうです。 15kmを1時間08分で通過、このペースがどんなペースなのか分りませんが、少なくとも1時間35分には遠く及ばないだろうなぁ、と思いながら、18km付近から頑張ってスパートしました。 雨はいつのまにかあがっています。 雲の切れ間から時々日が差します。 運動公園に戻ってきても、なかなかゴールが近付いてきません。 競技場に近付いてからが遠かった。 もうゴールだろ、と何度も思いながら走っていたら、20km地点の表示が。 あー、まだ1kmあるんだ、と思ったら力が抜けちゃいました。 必死で頑張ったけど、ラスト1kmはキロ4分40秒まで落ちていました。粘れませんでした。 なんとかゴール。 時計を止めるのを失敗したのでネットタイムは不明ですが、グロスで1時間36分33秒、ネットでは30秒ぐらいだったかもしれません。 負傷明けとしては、まあまあの数字ですし、これがセカンドベストですから悪くはない数字です。 でも、今一つ納得できないし、かといって後悔するほど悪くはないし。 微妙な気持ちです。 競技場内にドリンクサービスコーナーがあって、レース後の給水をしていました(たぶんスポーツドリンクだと思う。飲まなかった)。 飛び賞があったのですが、残念ながら1番違いで当たりませんでした・・・あと一人抜いていれば。 まあ、そんな余裕などなかったのですが。 帰りは間違ったバス停にたどり着いて、平塚駅行きに乗ってしまいました。 平塚から藤沢に出て、小田急で帰りました。 うーん、湘南って遠いなぁ。 来年出るかどうかは微妙ですが、記録を狙うには走りやすくて良い大会です。 難点は給水が2個所と少ないこと、ちょっと場所が遠いこと、制限時間が2時間とキツめなこと、公園内の石畳が雨だとちょっと走りにくい事ですかね。 地味だけど走るための大会としては選択肢として要チェック、という感じです。 最近、レースに出る度に5本指ソックスに穴が開きますが、今回もニューバランスのソックスの左親指に穴があきました。 ちゃんと爪の手入れはしているんですが。 それから、右足のアキレス腱を再び傷めてしまいました。 <<データ>> 〜1km 4分26秒(キロ4分26秒) 〜10km 45分36秒(キロ4分34秒) 〜15km 1時間08分33秒(キロ4分35秒) 〜20km 1時間31分22秒(キロ4分34秒) 〜ゴール 1時間36分33秒(キロ4分41秒) 珍しくイーブンペースでした(結果としてなので、意識して出したものではない)。 最後はバテました。 中盤はダレたと思っていたのですが、結果的には悪くないペースだったようです。 逆に言えば後半のスパートは効かなかった、ということでもありますね。 |