川口マラソン完走記(2006年 ハーフ)



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*** 大会データ ***
種目:ファミリーラン、小学生2km,10km,ハーフ
参加者数:ハーフは1200人弱でした。
制限時間:ハーフは2時間半、関門あり
参加資格:ハーフは高校生以上
最寄り駅:JR京浜東北線 西川口駅から10分
ゼッケン枚数:前後
ゼッケン番号順:一般、40歳以上、各名前順
スタート順:早く並んだ順。ただし、ハーフは一般がスタートしてから2分後に40歳以上がスタートと2部制
ロスタイム:私の場所で15秒ぐらい。たぶん最後尾でも1分はかからない。
コース:市街地をくねくね。高低差多少あり。
声援:かなりある。首都圏の大会では一番多いのでは。
また、子供達の太鼓部隊の応援が二カ所あった。
参加賞:即乾素材のTシャツ。珍しく、青い色のシャツ。
この大会、毎年のように素材やメーカーが変わっています。
今年は薄手のASSICS製で、私はSサイズにしたが丁度良かった。あと、化繊の布袋も頂きました。
いずれも受付時に渡される。
ゴール後、タグを回収し水500ml1本。
また、アンケートに答えると甘酒またはおしるこがもらえる。
プログラム:あり。参加者名簿兼用の立派な本。
参加費:ハーフは3000円
荷物:貴重品以外のみ預かりあり
着替え場所:あるらしい(使わず)
トイレ:仮設が結構沢山あった。待ち時間は、まあまあ。
給水:4個所。水、場所によってはポカリもあった。
給食:公設の給食はなし
私設エイド:2個所あった。一カ所は小規模なもので、もう一カ所はバナナを大々的に配っていた。
キロ表示:たしか1kmごとのはずだけど、半分ぐらいしか見つけられなかった。
最後は、あと2km、あと1kmになっていた。
計測:ランナーズじゃない会社のタグ、ネットタイムの計測はない。
GTMailsはなし。
記録証:即日発行。気温、天気入り。
写真屋:オールスポーツ
ウエア:ロングタイツ(CW-X)、ナイキ赤半袖シャツ、帽子。
天候:曇り時々晴れ。11度。風は弱め。
招待選手:谷川真理。ハーフに参加予定が先日の東京国際女子で足を傷め、2kmの部に参加になったそうです。
終了後、トークショーが行われていました。
売店:やきそば等の屋台あり。スポーツ店の出店あり(3店)
シューズ:ミズノエアロ5(デビュー戦)
ダメージ:右足親指の筋を傷めた。右足親指が黒爪になった。
大会名は川口マラソンですが、最長でもハーフまでの大会です。
私にとってこの大会は3年ぶり2度目の大会ですが、実は2004年にもエントリーはしていました。
2004年はNAHAマラソンにエントリーしていたのですが、もし沖縄に行けない時のために同じ日に開催される川口マラソンにも両方エントリーしておきました。
保険のために同じ日の2大会にエントリーするというのも妙な話ですが、私の中では納得のいく走りが出来なかったらNAHAマラソンは欠場するつもりでした。
幸い、11月の渡瀬遊水池フルで望外のサブフォーを達成し、無事NAHAに参加できました。
しかし、この年は12月になって季節はずれの台風が沖縄に近づいて、前日まで開催が危ぶまれるという異状気象でしたが、幸いNAHAマラソンは雨も降らずに無事に開催されました。
しかし、この台風が沖縄近海を通過後に爆弾低気圧に変身して関東地方を襲い、この年の川口マラソンは強風下で大変だったようです。
電車も運休が続出して参加できなかったランナーがたくさんいたようです。
川口マラソンの主催者は非常に良心的で、電車遅延などで参加できなかった不参加者に後日参加賞のシャツとゼッケンを郵送してくれました。
私は二重エントリーで不参加だったので本来は貰う資格はないのですが、ありがたく頂きました。
そんな訳でエントリー3回、出走2回、でもシャツは3枚もっています。
先月の多摩川フルでは二度寝して寝過ごし焦ったのですが、今回は6時の目覚ましの1時間も前に目がさめてしまいました。
たらふく朝ご飯を食べて予定よりも早めに家を出ました。
京浜東北線で人身事故があり、赤羽で16分待たされましたが、早めに家を出て時間に余裕があったので焦らずにすみました。余裕は大事ですね。
会場には8時過ぎには到着しましたが、もらったプログラムによるとハーフは40歳以上の部が定刻より2分遅れてスタートする時差スタート方式を急遽採用したようです。
参加者が増えたかららしいのですが、40歳未満の部の遅いランナーを抜きながら走るのは走りづらいだろうなぁ、と早くもやる気が失せます・・・。
まあ、気を取り直してグラウンドの片隅で準備をしていたら、虹がでていると周囲のお母さん達(小学生2kmの部があるので保護者の数がやたら多い)が話していました。 子供や保護者が多いこともあって運動会のような雰囲気ですし、焼きそばなどの屋台も数件出ています。
気温は10℃ぐらい、天候は曇りですが雨の心配はなし、風は少し。
絶好のマラソン日和です。
自分で言うのも変ですが、相変わらずの晴男。
頑張らないと罰が当たりそうな天気です。
今回も単独での参加ですが、一人だと何を着るのか迷ったときに相談する相手がいなくて困ります。(反面、なにかと気楽で良いけど)
下半身はロングタイツと決めていたのですが、上を長袖にするか半袖でいいかかなり迷いました。
結局、周囲の人の雰囲気で半袖を選択、これは正解だったのですが手袋を使わなかったのは失敗でした。
3年前よりずいぶん参加者が増えたようでトイレも長い列が出来ていましたし荷物預かりも遅い時間はかなり混雑していたし、アップする場所も人が多かった。
まあ、それでも許容範囲内という感じの混み具合ではあります。
そういえば、ハーフは1月の谷川以来です。
最近は10kmで記録を短縮し続けているし、なによりも「腰を入れたフォーム」ができるようになって初めてのハーフですから、自己ベストの1時間42分を切るのは最低ノルマ、40分を切ってあたりまえ、35分切りも狙うぐらいの勢いで挑むつもりです。
時計には1時間40分をメモリーさせておきました。
スタートラインで走友夫妻と話をしているうちにスタートの時刻になりました。
一般の部の号砲を聞いてから、私はアウトコースへ移動、道マラなどの経験上こういった競技場スタートのコースではアウト側が比較的混雑しないからです。
ランナーをかき分けているうちにいつの間にか号砲、ありゃ、なんともしまらないスタートでした。

スタート直後の混雑も心配したほどではなく、一般の部の遅いランナーを抜くのも苦にならず、結果的には2分差スタートというのは走りやすいものでした。
(そもそも、遅いランナーを抜く心配をするほど速くはないだけだったりして)
キロ表示は1kmごとにあるはず・・ですが見あたりません。
周囲のペースに巻き込まれると遅いペースで楽に走ってしまう危険があるので、前へ前へと頑張ったつもりですが、今回が初レースとなるニューシューズ(ミズノ ウエーブエアロ5)がどうも具合が悪い。
買ったときから親指の爪が天井に当たって気になっていたけど、ワンサイズ大きいものが在庫切れで妥協して買ったのがどうも外れたようです。
一応、練習で履いてみた時は大きな問題はなかったのですが、レースで気合いを入れて紐を強く締めすぎたのか、早くも右足甲が痛み出しました。
それに、足が前にずれるのか、両足とも前が窮屈な感じがします。
私は荷物預かりのある大会でも家の鍵だけはシューズのヒモに付けて走る(シューポケットという製品を愛用)のですが、今回は走る前からシューズに不安があったので、珍しく鍵も荷物と一緒に預けましたし、この大会はRCチップではなくゼッケンに付けるタグなので両足ともフリーです。
また、ニューシューズで練習したときに、左足甲が痛んだので、左足はシュータンにはヒモを通さずに履いていました。
それにもかかわらず、両足ともシューズが気になって集中できません。
やはり合わないシューズを買ってしまったようです・・・。
最初に見つけたキロ表示が4km、時計を見ると1時間40分ペースより26秒のマイナスと、とても35分には届かないタイムでした。
今回は40分を切ることだけに集中して走ることにしましたが、朝食を食べ過ぎたのか胸焼けがするし、なんだか走りが乗ってきません。
このコース、市街地をクネクネと走るコースですが以外と坂が多い。
記録狙いならフラットな荒川河川敷の方が有利ですが、この大会でベストを更新したという話を良く聞きます。
意外と坂がアクセントになるのが好結果に結びつくのかもしれません。(あと、沿道の応援が多いのも影響してると思う)
首都圏開催の大会にしては珍しく沿道がにぎやかで、私設エイドも2カ所ありました。
(1つはバナナを配っていました)
ハーフで給食というのも珍しいけど、3年前に出たときは小さな男の子がお盆にチョコを乗せて配っていたりしましたし、なんとも暖かい雰囲気の大会です。
子供達の太鼓部隊の応援が2カ所であって、まあ子供達は親だか学校だかに言われて太鼓を叩いているだけなのでしょうが、ランナーとしてはありがたいし、柄にもなくちょっとジーンとしながら走っていました。
キロ表示を時々見つけながらの走りですが、8km付近はキロ5分16秒とかなりペースダウンしていました。
坂があったのかキロ表示が間違っていたのか、それともダレていたのかな。
11kmの通過が51分30秒、相変わらず1時間40分のペースからは22秒程度のマイナスと、後半のバテを考えると40分切りが危ういペースです。

坂のたびに上りを味方に付け下りを友とする、という気持ちで走りました。
同じようなペースの人を見つけては頑張ってついて行き、抜かれたり抜いたりしたら、また別の人を見つける。
シューズが気になって集中できないけど、そんなのは言い訳になりません。
このレースが今年のラストレースです。
距離表示を見つける度に、あと○キロもある、ではなく、あと○キロしかない、という気持ちで、気持ちだけは切れないよう、最後は顔で走りました。
苦しさを顔に出すのは良くないという意見もありますが、まあそこは市民マラソンですから自由にするのが良いと思います。
16kmでマイナス1分16秒と、1時間38分台のペースになってからは時計は気にせずに走るようにしました。
多くの声援に引っ張られてゴールまで走り抜けました。
自己計測のネットタイムは1時間37分26秒。
タイム的にはあと一息、という気もしますが、5分近くベストを短縮できたので、まあ合格でしょうか。甘いかな。

スプリットタイム
4km 18分25秒(キロ4分36秒) −26秒(1時間40分ペースとの差)
7km 32分02秒(キロ4分32秒) −58秒
8km 37分18秒(キロ5分16秒) −25秒
11km 51分30秒(キロ4分44秒) −22秒
12km 55分49秒(キロ4分19秒) −46秒
13km 1時間00分33秒(キロ4分44秒) −45秒
15km 1時間09分45秒(キロ4分53秒) −59秒
16km 1時間14分38秒(キロ4分53秒) −1分16秒
あと1km 1時間33分15秒(キロ4分11秒)

前半(11kmまで):51分30秒(キロ4分41秒)
後半(12km以降):45分56秒(キロ4分33秒)
ネットタイム:1時間37分26秒(キロ4分37秒)

ラスト1kmで4分11秒が出せたのは、私としてはかなりの数字です。
レースでも練習の1kmタイムトライアルでも11秒が最速なので、その数字をハーフの最後で出せたのは満足です。
逆に言えば、前半に余裕がありすぎた(乗れなかった)のかもしれません。

ゴールしてからしばらくコース付近をうろうろして走友♂が戻ってくるのを待っていましたが、どの程度のタイム差かわからないのでもうゴールしたかもしれないと思い、適当に切り上げました。(♂が相手だと薄情なもんです)
レース中も時々日が差していましたが、着替えているうちにすっかり雲が取れて日差しが強くなってきました。
着替え終わってからまたゴールに戻って、カメラ片手に今度は走友♀のゴールを撮影してから家路につきました。
帰り際、屋台をのぞいたらもう店じまいしていましたが、一カ所だけ妙に行列していたので、こりゃタダ券があるんだな、と思って家に帰ってからよく見たら、アンケートに答えるとお汁粉か甘酒が貰えたそうです。
(私は朝飯が多すぎたので、もし気づいていてもたぶん食べませんでしたが)
ショップも数店出ていて、5本指ソックスを買って帰りました。

以前は必ず仲間と行動して、終わったら反省会と言う名の飲み会に必ず参加していた(むしろ、これがメインだった)のですが、お酒をやめてからは単独行動ばかりしています。
一切飲まない生き方に変えたので飲み会に出ないのはともかくとして、たまには食事ぐらいは一緒に、と思っているのですが、レースの朝はガッツリと食事をするようにしているのでお腹が空かなくて食べる気になれません。
(無理して食べると太るので、ダイエット至上主義の私としては妥協は出来ない)
10km大会だと帰ってからもう10km走るのが習慣になってきているから早く帰りたい上に、ゴールしてもまだ昼前だからよけいお腹が空いていない。
かといってフルだとタイム差が大きいから待っている間になにか食べちゃって、それから食事会というのも半端だし。
なんとなく、最近は挨拶だけして一人で行動して一人で帰るのが自分のリズムになっています。
(おそらく変人扱いされて評判は悪いと思うけど)

タイムもそこそこ良かったし楽しめた大会ですが、かなり悩んで買ったニューシューズが合わないことが判明して、またシューズ難民かと思うと足取りは重めでした。
練習で1回(20km)履いて、今日のハーフと合わせて41kmでゴミ箱行きかぁ・・・。
シューズ選びって難しいですね。
 


あちこちにのぼりが出てます



会場付近




真上に虹が出てました




会場風景。
ファミリーランとか小学生2kmの部があるので、運動会のようです




同じく会場風景
子供と親がいっぱいいて、いつもの市民マラソンとは違う雰囲気です




走った後、ゴール付近を撮影。
2時間経過したあたりです。




同じ頃の会場風景。
中央右のつい立ての向こうではトークショーが行われています




トークショー。谷川さんと、あと誰だったっけ。
左の人は手話通訳さん




参加Tシャツ
即乾素材、珍しく青シャツです。
2004年は黒でした



   はじマラBBS


かめ
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