第50回 六無月 東京・喜多マラソン(2012年6月3日 フル)

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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

制限時間は緩いがエイドは貧弱で運営も(努力はしているが)良いとは言えない上に、季節的にも暑さ湿気に身体が慣れていない時期なので、初心者は避けた方が賢明。
典型的な草マラソン、主催者の努力は認めるが運営に期待してはいけない。
この時期に走らなければいけない理由がある人、練習会的雰囲気が好きな人などで、この大会の運営状態を知った上で納得した上で出るべき大会。
給水の水切れ程度で文句を言う人に出る資格はない。

----- 概要 -----

種目:フル、ハーフ、10km。未公認大会。
最寄り駅:舎人ライナー足立小台駅から徒歩20分。
スタート時刻:フルは9時30分
参加者数:総数7000人程度だったらしい。マラソンは2000人強。
完走率:不明。高くはないはず。おそらくフルで80%台。制限時間のわりに低いのは、気温湿度とエイドの貧弱さ。
制限時間:6時間。でも計時は6時間半までやっていました。
関門:あり。
参加資格:なし。

----- コース・計測 -----

計測方式:ラップシステムのタグ1個。ゼッケンの表面に張り付いていた。
計測内容:フィニッシュタイムのみ。ネットタイム計測あり。
記録検索:PDFでの発表あり。ラップシステム(http://www.lap.co.jp/index.html)のホムペで水曜には公開されていた。
記録証:当日発行、B5サイズ。
ペースセッター:いるはずもなく。
ゼッケン枚数:1枚。
ゼッケン番号順:不明。

コース:荒川河川敷、江北橋付近をスタートし、下流で折り返して、スタートに戻って今度は上流の岩渕水門先で折り返して、またスタートに戻る、ここまででハーフ。
フルはこれをもう一周する。
何度もスタートラインに戻るのでリタイヤしやすいから安全ではあるが、面白みはない。
まあ、河川敷コースに面白みを求める方がアレだが。
コース上トイレ:あり。たしか既設のみ。
アップ場所:コース上。
キロ表示:約2kmごとだが、二周目は誤差が入るので目安程度。

スタート順:並んだ順。
ロスタイム:最長でも3分かからないはず。
給水:あることはあるが、原則水のみ、また行列したり水切れしたるするので期待は禁物、コース脇の水道を頼るべし。
スペシャル給水:なし。
給食:バナナ、塩飴などがあったようだが期待は禁物。持参すべし。
私設エイド:個人レベルの物が数カ所、ただし品切れ必須なので期待は禁物。
スポンジ:なし。
スタート前給水:なし。

※とにかく、運営に期待してはいけない大会です。
水も給食も持って走りましょう。


----- 環境 -----

声援:皆無。
仮装:自由だが見たことがない。時期的にもやめた方がいい。見る人もいないよ。
参加賞:タオル、トートバッグ。バッグは色もデザインも昨年と同じ。
ゴール後の飲食サービス:リンゴ、バナナ、缶入りのポカリ。
参加費:4900+200=5100円
荷物預かり:貴重品以外のみ。テントに置くだけだが、一応タグにゼッケンと名前を書き込む。
着替え場所:テントあり、でも確実に混むので期待しないこと。

会場トイレ:仮設多数それなりに混む。特に個室は混む。
プログラム:ペラ紙程度。
写真屋:なし。珍しいよね、結構な人数が来るのに。
招待選手:いるはずもなく。
気温など:9時 19度 96%、12時 21度 84%。
前夜までは雨予報が曇りとなり、結果的にはスタート後は晴れて暑くなった。

----- 個人データ -----

体重、食生活:3日前の体重59.4kg、体脂肪9.9%、2日前の体重59.0kg、体脂肪9.8%。
ふくらはぎ肉離れが長引いてはいるが、多少は走れるようになってきたので体重も一時期よりは減少傾向。
5月の食中毒以降、米を食べる生活(ただし控えめ)になっている。
ウエア:荒川参加賞帽子、NIKE青白シャツ、リストバンド、薄墨ランパン、アディダス指なしグレーソックス、シューズはイダテン4。
ダメージは筋肉痛程度、火曜からジョグ再開できる程度でノーダメージに近い。
まあタイムが遅いからダメージも残らないんだろうなぁ。
【大会まで】
相変わらず両ふくらはぎの肉離れが完治せず、また放送大学に入ったこともあり練習からは遠ざかっている日々ですが、キロ6分半程度でなら走れるまでには回復してきました。
でも、いまだに6分半ですが・・・。

あまり気が乗らなかった大会ですが逃げ癖が付くのは困るし、42kmジョグだと思って距離稼ぎという気持ちで参加しました。
しっかりとした雨脚だったら欠場していたけど、ずーっと雨予報だったのが前夜の最後の予報で曇りに変わり、相変わらず私の晴れ男伝説は続いています。
この大会に欠場したら約4ヶ月レースから遠ざかってしまうのも出場した理由の一つです。
まあ、結果的には出てよかった。

【大会までのスケジュール】

3/1エントリー、先着順。
あまりのんびりすると定員オーバーの危険があるかもしれません。

【大会の様子】

6時に起き、出すものも出て快調というか快腸。
雨が残るかもしれないので現地での作業を減らすために日焼け止めを家で塗ってコンタクトも片目に入れて710に家を出ました。
今回は気合いが入っておらず完走だけすればいいという根性なので、遅めに家を出ました。
前日までの雨予報は急変して曇り予報、涼しくて走りやすそうです。
745西日暮里着、754舎人ライナーに乗りましたが満員すし詰め、ランナーばかり。
800足立小台駅着、歩いて会場に向かい822に会場着。
遅く行ったせいで受付が大行列、こんなことならいつも通り早めに来れば良かったと後悔。
心配していた河川敷の地面は全くぬかるんでおらず、シューズも汚れませんでした。
837にようやく受付終了、850には荷物預け。
トイレは二回行きましたが、二回目はしばらく並んだ程度でした。
(ただし大の方はずいぶん待つようですので注意)

いくつかのトイレには慌てて女性用と手書きの紙が貼付けられていました。
このあたりの泥縄運営ぶりがこの大会です。
普通は前もって考えておくよなぁ、その程度のことは。

はっきり言って運営は糞です。
でも、わたしはこの大会はこれで仕方がないと思っています。
主催者は賢明にやってくれていますが、ちょっとピントが外れてる。
でも、仕方がないこと。
それも含めて覚悟して出るのがこの大会だと思っていますので、制限時間などの表面的データだけで初心者が出るのは危険です。
もし出てしまったらリサーチ不足な自分の責任だと思いましょう。

あと、ずいぶん毒を吐くと思われるかもしれませんが、私はこの大会が好きですし、ラジオ体操協会の方々が前日から夜を徹して準備して下さっていることも知っています。
感謝こそすれ、注文する気はありません。
この大会は、これが限界なんだと思います。
これでも昔よりはだいぶ改善されているし、とにかく期待する方が間違いだと思います。

八百屋でサンマ買おうとしないで下さい。


受付ですが、ギリギリに来るフルのランナーも多く、またハーフや10kmの選手はスタートが遅いからそもそも早く来るはずもなく、受付のキャパ不足の上に全種目が窓口一つなどの不手際で大混雑でした。
最後はフル優先で受付とアナウンスしてたましたが、はたしてどうなったか。
荷物札を書かせるのなら同封させればいいのに、などなど、文句は限りなく出ますが、これが喜多クオリティ。
早く来ればいいだけの話で、改善を期待してはいけません。

今回は完走だけが目標でタイムは気にしないので、たいしてアップもせずストレッチだけは念入りにして遠慮して後ろの方に位置取りました。
恒例のラジオ体操を第二までやって、気がついたら号砲が鳴ってました。
ロスは1分21秒、後ろの方からなので沿道の拍手が終わっていたのが残念。
スタート直後のコース上に給水車両が二台も止まっていて狭くて詰まっていたというあたりの運営も喜多クオリティ。

最初は曇りで涼しかったがやがて太陽が出てきて、中間点以降は例年通り暑くなりました。
ただ、例年よりは序盤が暑くなかったし湿度は数字上は高かったが体感的には気にならなかったから、まあ走りやすい方でした。

今年から10kmのスタートを遅くしたらしく、終盤の土手の上が混雑していました。
この時期にここの10kmに出るなら、赤羽月例に出た方がはるかに走りやすく安い。
あの走りにくさはお互いに迷惑。

足がこれ(故障中)だから、特にこれといったこともなく淡々と走りました。
塩飴6個持っていったけど、最後の一個は熱で溶けていました。
やっぱり暑かったんだね。
なにか対策して、あと数個もっていくべきでした。
ゼリーは2つ持って行ったけど使わずじまいでした。
まあスピードも遅いから体力の消耗も少なかったようです。

例年、二周目でたすき(ビニールヒモ)を貰うんだけど見つからず、わざわざ戻って係の人に聞いても誰も分からず、結局スタートラインのエアゲートまで戻って聞いたら品切れだそうです。
なら声援送るより大声で教えてやれや。
私以外にも例年出ているランナーでたすきを探して戻ってくる人がいました。
このあたりもまた喜多クオリティ・・・。

中間点を過ぎてからは暑くなってきたこともあり歩いたりペースダウンするランナーが多く、抜く一方です。
どうやら私の直前でたすきが品切れになったらしく、前の方のランナーはたすきをしていました。
給水は全て持っていった自分の水と既設の水道から取って、公設給水は一回も取らなかった。
他のランナーに譲るためです。
給食はバナナなどがあったようだが全く取らずでした。
これも同じ理由で。

給水所で行列ができていたのは笑った。
群がっているのではなく、行列だよ。
こんなマラソン大会、初めて見た。
あと、久々に水切れがあって、これもまた喜多マラソンらしい風景でした。
例年より20分ほど遅く走っているので、よけいこういった光景に出くわしやすかったのかもしれません。

淡々と走って、フィニッシュ。
この場所での大会は50回だそうで、金メダルをもらいました。
数年前にも記念大会でメダルがあった年があったけど、その時は完走できず貰えなくて悔しかったので、ちと嬉しい。
やはりマラソンは完走してなんぼです。

ゴールして缶のポカリ、リンゴ、バナナを貰って完走証を受け取って着替えて終わり。
日焼け止めを塗ってもうっすら焼けました。

8月の北海道マラソン、この足が治らなかったら出ても仕方がないかなと考えています。
完走はできても、4時間すら切れないのに遠くまで行ってもねぇ。
遅くしか走れないなら近場の大会だけで十分という気がしています。
まあ、これから時間が経てば足も変わってくるのでしょうけど、なんだか完治しないような気すらしています。
負傷後、もう4ヶ月目に突入です。


【写真と記録】

(自己計測ネットタイム)

距離が不正確ですので、数字だけ記録しておきます。

12:48
24:48
12:18
12:09
12:07
12:10
12:21
12:27
12:05
19:26
11:55
11:51
11:42
12:10
12:21
11:46
12:31
12:24
11:38
5:54

4:17:00






足立小台駅から会場へ、曇っています。




距離表示は2kmごと、目安ですが。




会場近く。自転車の迂回路は数年前から行われています。




受付待ちの行列、橋の向こうの河川敷が受付会場です。




まだ受付待ち行列、黄色いテントあたりが受付です。
待たされるので早く行きましょう。




トイレ、昔に比べて人数が増えたので気合いが入っています。
左端の方で年配女性が「女性用トイレ」の手書きの紙を貼っていました。
このあたりにもまた運営の悪さが見て取れます。




行列は大のトイレ待ち、この時点で男子の小の方はほぼ待ちなしでした。




レース後。
時計はタイムではなく時刻が表示されています。なぜだ。




50回大会記念の金メダル、トートバッグ、タオル。
メダルは完走者のみです。









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