****** 大会データ ****** ----- 大会寸評 ----- 親子1kmの部から5km、ハーフまで、下は小学生から楽しめる運動会感覚の大会。 沿道も含め暖かい雰囲気の大会。 コース(未公認)はフラットで走りやすいが、景色はやや単調。 ----- 大会概要 ----- 種目:親子1km、1.5km、5km、ハーフ 最寄り駅:JR高崎線、鴻巣駅から徒歩20分 スタート時刻:ハーフは9時30分。 参加者数:ハーフは1400人程、内40歳代は406人 制限時間:ハーフは2時間30分 関門:あり。約13km地点90分、約19km地点125分 参加資格:ハーフは高校生以上 完走率など:不明 ----- コースなど ----- ゼッケン枚数:前のみ ゼッケン番号順:不明。 タイム順でも申込順でも名前順でも住所別でもない。謎。 コース:鴻巣市陸上競技場発着、田園地帯を走る折り返しコース。 陸連未公認だが大会プログラムに詳細な距離説明が書いてあり、信頼度は高そう。 高低差なし。河川敷以上にフラット。 コース上トイレ:一カ所あった。看板あり。(折り返しコースなので二回通過する)。 アップ場所:競技場外のウオーキングコース。ふかふか路面で快適。 キロ表示:1km、2km、4km、5km、10km、15km、あと4km、あと1km。 計測:タグ。グロスタイムのみ。GTMailsなし。 ペースセッター:なし スタート順:タイム順。 ロスタイム:数秒から最後尾でも1分程度。 給水:6km、9km、13km、19km。 全て水とスポーツドリンク。 紙コップの色で中身が分かる。 スペシャル給水:なし 給食:なし。 私設エイド:チョコかアメを出している人がいた程度。 スポンジ:なし。 スタート前給水:なし。 ----- 環境 ----- 声援:数は中程度だが熱心でありがたい。 仮装:簡単なかぶり物が数人。 参加賞:即乾Tシャツ、花の種(パンジー、ひまわり、コスモス)。 飛び賞あり、たぶん鉢入りのパンジーだと思う。 売店:スポーツショップの出店あり。自販機あり。 飲食サービス:スタート前にバナナ一本、ゴール後にスポーツドリンク1本、とん汁。 参加費:ハーフは3000円。 当日エントリー:なし。 荷物:貴重品のみ預かりあり。 着替え場所:男女とも更衣室(テント)あり。 会場トイレ:常設のみだが十分。ただし個室は混む。 プログラム:あり、名簿をかねた立派なもの。 記録証:即日発行。 写真屋:オールスポーツ、OPSフォト。 ----- 個人データ ----- 直前の体重など:前日が57.6kg/8.0%。最近太め傾向で7%台は数える程。いかんねぇ。 ウエア:ロングタイツCW-X、NIKE赤半袖、NB高機能帽子、アシックス滑り止めつき5本指ソックス。 天候:晴れ。9時時点で7℃、12時9℃。南西1m/s、風は弱かった。 その他:シューズはゲルフェザーAS226.5cm。 ダメージ:左右拇指球にマメ。左はレース中盤から痛みがあった。 前重心を意識してフォアフット着地になったのか、滑り止めつき靴下(東京マラソンでも使用)が悪いのか。 東京マラソンと同じくアシックス5本指ソックスの爪部分に絆創膏を貼ったら穴があかなかった。 ゴールしてから左肩が痛くて上がらなくなっていたが、翌日にはほぼ治っていた。 |
<大会の位置付け> 例年、3月は荒川市民しか出ていないが、今シーズンは1月の谷川真理ハーフでの結果が納得いかず、シーズン中に95分切りをしないと気が済まないので急遽エントリーしました。 なぜ95分かというと… 昨年から5月の仙台国際ハーフに出るのを目標にしていて、その参加資格(今年から緩和されたが、緩和前は20km90分、ハーフ95分、フル3時間半)自体は昨年10月の高島平20kmで手に入れたものの、やはり出るなら95分もクリアして出たいのが本音。 さらに言えばフル3時間半も達成したかったけど、こっちは仙台国際とは関係なく3年前から目指しているものの、いまだ届かず。 そんな訳で急遽探したのがこの大会、他にも候補はあったけど場所の近さなどを考えて決めました。 珍しく土曜開催の大会です。 先日の東京マラソンの写真を見たところ、相変わらず後ろ重心で足だけ前に出てあごが上がるフォーム。 色々矯正しているのに、直らない(涙)。 今回は、おじぎするような感覚で前に重心を持ってくる、腕振りは引くだけでなく「綱引きのように」前から引く感覚(ネットで有森裕子さんが書いていた)を試して、95分切りは最低ライン、できれば20kmのベストから計算した92分台まで持って行ければいいのですが。 東京マラソンで足裏を痛めたこともあり、練習は控えめのまま当日を迎えました。 一応、直前にビルドアップ走はしておきましたが、付け焼き刃ですよね…。 |
<当日の様子、レースの様子> 鴻巣は思った程は遠くない。でも近くもない。 ハーフなのでそんなに神経質にならないで済む距離なので、5時に起きて朝食と腹筋、トイレを済ませて5時55分に家を出て、新宿から埼京線で大宮に6時28分着、珍しく車中やたらと眠かったのでウトウトしました。 本当は居眠りすると体が起きないからしない方がいいらしいのですが。 大宮6時57分発の高崎線に乗り7時34分に鴻巣に着きました。 湘南ラインを使えばもっと楽で家を出るのも30分以上遅くても間に合うのですが、はじめての土地なので早めに移動しました。 鴻巣駅からはバスもあるそうですが、ランナーたちがみんな歩いているのでくっついて歩き、8時前に会場に着きました。 道は真っすぐだしランナーがゾロゾロ歩いているから迷うことはないです。 8時ごろに会場に到着、受付を済ませてバナナを頂き、レース前に食べちゃいました。 豚汁サービスがあるのを確認して、さてどこに陣取ろうか。 陸上競技場なのでスタンド席があるから、そこに陣取りました。 荷物預かりは貴重品のみ、まあ人も多いし治安もよさそうなので荷物は置きっぱなしにしました。 家を出る時は寒かったけど晴れて風も弱くいい天気、この天気ならウエア選びに迷うことはありません。 下は家から履いてきたロングタイツ、上は半袖で手袋なし。 8時8分には着替えも終わりさっそくアップ。 競技場の周囲にウオーキングコースがあって、その路面がフカフカ。 ここでアップしてたらアスファルト路面が固く感じてまいりましたが、アップには最高の場所です。 たらたらとアップしていたら走友のH氏と遭遇、この大会の情報を色々と教わりました。 そういえばコースが平坦だからこの大会を選んだことを思い出しましたが、「河川敷よりフラットだよ」の一言には妙な安心感がありました。 フルと違ってハーフは気が楽です。 アップが足りないような気もしながら競技場内に入りました。 (トイレは既設のみでしたが個室以外は空いていました) 競技場内でまたもH氏に遭遇、このあたりは小規模大会ならではです。 ゴールの位置などを教わっているうちにスタート時間が近づいてきました。 私はかなり前に出ましたが(ズルした)、ゲストランナーの松野明美さんは小さくてほとんど見えませんでした。 で、号砲。 前からのスタートでしたのでさしたる渋滞もなく1kmを4分10秒で通過、いいペースというか最初にダッシュしすぎでした。 このままじゃ確実に潰れるので抑えめにして、2kmが4分17秒、これでもちょっと飛ばし過ぎです。 その次の距離表示が4kmでしたが4分27秒、まあこのあたりがいいところでしょう。 4分半を超えないで走れれば成功かなと思いつつ、5kmでは早くも4分32秒とダメダメの予感。 一回目の給水はスポーツドリンクでした。 後で聞いたら奥のテーブルに水があったそうで、プログラムにはコップの色で見分けられると書いてありました。 私はフルの中盤以降でしかスポーツドリンクは飲まないようにしているのですが、まあ飲んじゃったものは仕方がありません。 序盤は手袋が欲しい気もしましたが、そのうち素手で正解という感じになりました。 沿道の声援は思ったよりも多く、熱心で暖かくてありがたかったです。 二回目の給水あたりで左脇腹が痛くなったのですが、幸い悪化せずに治まりました。 10kmの通過が43分45秒、走りながらではいいか悪いか判断できないタイムでしたが、結果的には悪くないペースでした。 同じペースのランナーを見つけて付いていきたいのですが、離されるばかりでなかなか手頃なライバルはみつかりません。 これが10kmレースだと結構見つかるんですけどね。 ハーフだと序盤飛ばして最後潰れるランナーもいるので、うかつに付いていくと同じ目に遭います。 私はどうしてもフル中心のレース選びになるので、なかなかハーフでは冒険できません。 今回も前半からぶっ飛ばすことは出来ませんでしたし、しなくて正解だったと思います。 今回はお辞儀をするような気持ちで頭を下げ気味にしてあごを引いて重心の後傾を防ぐ、腕振りは引くことだけではなく綱引きのように前から引きつける、の二点を気にしながら走りました。 でも、そんなに劇的な変化は見つけられなかった。 方向性としてはいいのでしょうけど、それよりも着地を後ろにする(というか、今が前過ぎなので真下にする)ことを意識した方がいいのかもしれません。 老人ホームらしき建物の庭から応援してくれる車いすに座ったお年寄りや、小さな子供と一緒に応援してくれている家族など、沿道の暖かい雰囲気に元気づけられます。 余裕はなかったけど、なるべく手を振って応援に答えるようにして走りました。 面白かったのは、途中の中学の校庭から女子中学生数人が声を揃えて「ガンバレー!」って言った瞬間、私を含めて多くのランナーが一斉に右手を上げて答えていたことです。 たとえ相手が中学生でも、若い女の声には反応する… 幾つになっても男って…。 コース図が頭に入っていないしキロ表示が5kmごとなので、どうもペースが分からないまま走りましたが、たぶん中だるみだろうなぁ、とは感じていました。 事実、後で見たら4分半を切れたのは10kmまででした。 昨年秋の高島平20kmで88分を切れたのは、制限時間90分という大きな壁があったから中だるみすることなく走れたんですね。 今回はあきらかに中盤以降ダレました。 重心の前傾を意識しすぎたのか中盤から左足の拇指球が痛んでいます。 こりゃマメが出来てるな。 でもマメ程度に負ける訳にはいきません。 たぶん悪いペースだろうと思いながらペースアップを試みますが、なかなか…。 まだ先は長いのかな、給水ってもうないのかな。 初めてのコースなので見当がつきません。 天気がよく暑めだったので帽子で日差しをよけながら走りましたが、日焼け止めを塗るべきでした。 風がでてきましたが、河川敷のように一直線の折り返しコースとは違って右に左に行ったり帰ったりするコースなので、向かい風でもさして気になりませんでした。 今は向かい風でも、折り返してきたら追い風になってくれる。 そのうち曲がり角もあるだろうから、そうしたら横風になる。 このあたりは河川敷と違って助かると言うか逃げ場のあるところです。 沿道の声援に力を貰い、なんとかあと1kmの看板まで来ました。 必死でスパート、10kmからは時計は見ていません。 最後の1kmは4分8秒、私の1kmタイムトライアルのベストが4分5秒(たしか)ですから、20km走ってきてこのタイムは合格点です。 必死になって駆け込んだゴール、時計は1時間33分58秒でした(珍しく自分の時計と正式結果が同じだった)。 ゴールしてスポーツドリンクとTシャツとお花の種をいただき、完走証はゼッケンに書いてあるバーコードを読み取って発行するシステムでした。 (シャツを貰う時もバーコードで読んでいた。ハイテクですね。) とりあえず陣地に戻って一息。 腕振りが不自然だったのか、ゴールしてから左肩が痛くて手が上がらないのにはまいりました。 (幸い翌日には治ったけど) トイレで顔を洗ってさっぱりしてから着替えました。 競技場だとイスがあるから着替えやすいし、水場があるから便利です。 荷物をまとめてから豚汁をいただきましたが、ちゃんと食べる場所が用意してあるのがさすがです。 (残念ながら味は薄味でしたけど) 私が着替えているあたりから妙な雲が出てきて風も強くなってきました。 嵐の前触れのようです。 H氏のゴールシーンを撮影できるかなと思ってゴールで待っているうちに風は急激に強まり、競技場入り口の風船ゲートが風で大きく傾いでいました。 そのうち、ゴール地点の方のゲートも風で傾いで、完全に横倒しになってゴールを塞いでしまい、あわてて係りの人が持ち上げていました。 結局、強風は帰るまで続いていました。 制限時間一杯で戻ってきたランナーは辛かっただろうなぁ。 帰りはH氏に途中の駅まで車で送っていただきました。 いつもならハーフの時は帰ってからもう10km走るのですが、今回はマメができたので無理せずおとなしくしていました。 数字的には高島平20kmのペースには及ばなかった。 あのペースなら92分台が狙えるハズだけど、やはり20kmとハーフでは違うのでしょうかね。 それと、高島平20kmは緊張感があった(なにしろ制限時間が90分)から最高の走りが出来たんでしょうね。 冷静になって考えれば、昨年の谷川が1時間35分58秒、それより2分縮まったのだから上出来です。 これで今シーズンの目標の20km90分、ハーフ95分、フル3時間半のうち、フル以外は全てクリアできましたが、まだまだ頑張らなきゃ。 |
<写真とデータ> 1km 4分10秒 2km 4分17秒 3-4km 4分27秒 5km 4分32秒(0時間21分55秒、5kmのラップは21分55秒) 6-10km 4分22秒(0時間43分45秒、5kmのラップは21分50秒) 11-15km 4分34秒(1時間06分36秒、5kmのラップは22分51秒) 16km-あと1km地点まで 4分33秒(1時間29分49秒、5kmに補正したラップは22分45秒) 最後の1km 4分08秒 1時間33分58秒(キロ4分27秒) 1-10km:キロ4分22秒 11km-ゴール:キロ4分32秒 会場の鴻巣市立陸上競技場。 手前のブルーのゲートがゴール地点、その向こうにもう一つゲートがあります。 会場風景、受付や着替えテント、豚汁テントがあります。 テントの前には豚汁を食べるためのテーブルといすが。 その横にはウエルカムバナナ。 スタンドよりゴールゲート方向を撮影。 ブルーの子は女子中学生たち。 写したかったのはあくまでもゴールゲートですから。 ここまでがスタート前の写真です。 ゴールしてから豚汁待ちの列へ。 手際がいいのでそんなに待ちません。 豚汁。 味薄め、糸こんにゃく多し。 このあたりから妙な雲が出てきていました。 風でゲートが倒れる瞬間。 地面の緑のマットがゴールラインですが、この後完全にゲートが倒れてゴールを塞ぎました。 向こうのゲートも傾いでいます。 右端の水色ジャンバーの背中は、大会関係者。 このあと慌ててゲートを持ち上げに走ります。 で、あわてて係りの人が持ち上げています。 妙に画像が暗いのは曇っているからです(これでも補正したんですよ)。 ミズノ製のシャツ。 結構好きなデザインです。 |