第20回記念 長野マラソン(2018年4月15日 フル)
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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

長野オリンピックを記念して作られた大会ももう20回、権利の関係で「長野オリンピック記念」の冠は使えなくなったが長野の春の風物詩としてすっかり定着している。
仮装不可、完走者全員に陸連記録が自動的に認定される(陸連登録していなくとも陸連記録として残る)、制限時間はやや厳しめの5時間など、意外と硬派な大会ではあるのだが、春の長野というソフトなイメージと、女性にとっては高めの5時間制限せいか、昔から女性ランナーにも人気がある。
エントリーが大変でホテル取るのも大変と、参加までのハードルは高いが、沿道の応援の暖かさや走りやすいコースにしっかりした運営など、是非一度出場してもらい大会の一つ。


----- 概要 -----

種目:フルマラソンのみ
最寄り駅:北長野から徒歩20分ほど、駅のホーム付近はかなり混む。
スタート時刻:8:30
参加者数:定員10000人。
完走率:86.62%
制限時間:5時間。
関門:あり。おおむね5時間ペースなので、ギリギリの人は要注意。
参加資格:18歳以上。
受付方法:前日のみ。当日の受付類は一切ないので楽。

----- コース・計測 -----

計測方式:ランナーズRTタグ(前ゼッケン内)。
計測内容:5kmごと、中間点、フィニッシュ。ネットタイム計測あり。
記録検索:あり。ランナーズアップデートと応援ナビ。充実してます。
記録証:後日郵送。
ペースセッター:3時間から15分きざみでいて、スタート位置もタイム毎に各ブロックに散らばっている。
ここまで親切豊富な大会は珍しい。
ゼッケン枚数:一般も陸連の部も2枚。
ゼッケン番号順:申告タイム順。
コース:長野運動公園発、長野オリンピックのレガシーを巡りながら長野オリンピックスタジアムがフィニッシュ。
序盤は善光寺の参道を走り、終盤は多くの沿道の声援を受けながら走れるが、中盤は沿道が寂しいところもある。
各所に地元の学校や消防団などの応援スポットがあり元気を補充してくれる。
高低差はさほどではなく、スピードコースと言っていいい。
コース上トイレ:仮設トイレあり。
アップ場所:専用の場所がゼッケンごと(ABCとそれ以外)にあり。
キロ表示:1kmごと。
スタート順:ブロック順(持ちタイム別)、今年はEブロックだった。
ロスタイム:Eブロック先頭で1分半ほど。
ちなみに2017年大会では最後尾が通過するまでで9分9秒とのこと。 給水:16箇所と豊富、全箇所アミノバイタルと水の両方。
28.1kmの給水のみ水→スポドリの順のテーブルだが、それ以外はスポドリ→水の順で置いてある。
置く順番まで印刷物に書いてあるのは親切。
スペシャル給水:あり。当然だが一流選手のみ。
給食:バナナ、小さなまんじゅう、塩飴、梅干し。あまり豊富とは言えないが、まあ十分。
今年もアミノバイタルのゼリーがありました。
私設エイド:コールドスプレーなどをいくつか見かけました。
スポンジ:4ヶ所あり。
スタート前給水:あったかもしれない。
ゴール後の飲食サービス:アミノバイタル500mlとアミノバイタルの粉、おにぎり(梅)。


----- 環境 -----

声援:土手の上など少ない場所もあるが、全体的には多めで熱心。
演奏などの応援スポットもあり、力づけられる。
また大会テーマを歌っているバンドがスタートと終盤にコース横で生演奏をしていたり、高橋尚子さん(Qちゃん)がコースでハイタッチしてくれるのが恒例になっている。
仮装:禁止。お堅い大会です。仮装したけりゃ他所へ行ってください。
参加賞:Vネックのシャツ。今年は青、色はイマイチ。20回大会を記念して20推しのデザイン。
完走賞:完走メダルとフィニシャーズタオル。
参加費:10800円+手数料556円=11356円。

荷物預かり:貴重品以外のみ。タグを荷物につけるので、荷物は一つにまとめること。
タグは切り離し式になっていて、片方は荷物内に入れておいてタグが外れた時の確認用に使う。
雨のせいか今年はビニール袋に入れてくれたが、大きさはさほど大きくない(入らなくても預かってくれるとは思うが)。
傘は預かれないはずだが、今年は雨模様なのか預かってくれたようだ。荷物渡しではゼッケン書いたタグをつけた傘が一箇所に置いてあった。
傘を持っていくなら折りたたみにして荷物の中に入れましょう。
着替え場所:テントあり。使わなかったので混雑度は不明。
会場トイレ:仮設多数。数もまあ十分。遅れると激混みですが。特に個室(男女兼用)は早くから行列が。
女性専用トイレは女子更衣室近くにあります。
プログラム:立派な冊子が前日受付時にもらえる。
写真屋:オールスポーツ。
招待選手:いろいろいらしていました。
選手じゃないけどスペシャルサポーターに高橋尚子さんがいらして(恒例)、スタートで応援してコースでハイタッチしてくれます。
気温など: 時間 天候 気温(°C) 湿度(%) 風向 風速(m/s) 観測地点
8:00 雨 11.6 97.0 北 1.1 長野気象台
8:30 雨 13.0 85.0 東 0.3 スタート 長野運動公園
9:00 雨 11.6 98.0 東北東 2.0 長野気象台
10:00 雨 12.2 99.0 北北東 1.5 長野気象台
10:44 雨 16.0 88.0 西南西 1.6 男子フィニッシュ 南長野運動公園
11:00 雨 12.9 87.0 北東 0.5 長野気象台
12:00 曇り 12.4 89.0 東 3.0 長野気象台
13:00 曇り 13.8 79.0 北 3.5 長野気象台

----- 個人データ -----

体重、食生活:
前々々日の体重60.6kg 体脂肪率12.6%。
昨年12/15より糖質削減継続中。
花粉症薬はザイザルに戻し、量は酷い日のみ1日2錠、以外は夜のみ。
体調よし。練習は相変わらず不十分。
ウエアとダメージ:
NIKEのグレー帽子(古いもの)、SSK半袖シャツ(黒)、ミズノ アームウオーマー(黒)、リストバンド、アディダス手袋(グレー+黒)、練習用ウエストバッグ(黒+青)、アディダス試合用ボックスランパン(黒)、Zamstふくらはぎサポーター(黒)、アディダス靴下(グレー)、シューズはミズノ エンペラーTR。
雨と風の予報でしたので、長袖とロングタイツも持って行きましたが気温高め予報で半袖にしました。正解でした。
ダメージは右腰痛、左前足部に大きなマメ(深くはない)、両足裏痛み、両太腿膝上筋肉痛、両足アキレス痛。
足裏は土踏まずではなく外側(外周部)が結構痛くて、翌日以降も歩くのに難儀する痛さでした。
マメも珍しく歩くとしんどい痛さで、キズパワーパッドで保護しつつ庇いながら歩く状態でした。
足裏痛もマメも丸一週間経っても残っていた(相当軽くはなっているが)ので、相当重めでした。
またアキレスも翌日から痛みが出て、あちこちダメージが多くて大きかった。
それだけ熱い走りができたということでしょう。
まあシューズに負けた方が大きいけど。
腰は当日着替えている時にグキッとなったのが走って悪化しました。
走行中は気にならなかったけど、レース後けっこう痛くて困りました。
シューズは足裏の痛みから考えてやはりゲルフェザーに戻したほうがいいようです。
あと、足が腫れました。
見た目は気がつかなかったけど、有給明けの火曜に革靴履いたときに窮屈でした。
これは初めての経験です。
これだけダメージがあったら、そりゃ給水で2回立ち止まるわな。
レース後はヘルペスも出ましたし、肉体的には限界まで使い切った感じでした。
板橋シティの反省で腰を動かすことと肩を入れて重心を前よりにすることを意識しましたが、その効果やいかに。

【出場まで】

10/21(土)10:00に大風邪が残る中、エントリー合戦に参戦。
iPhoneから4分で完了したがパソコンはまだ待ち行列だった。
10:34には定員に達する相変わらずの激戦。

12/16(土)、第二次予選の宿取り合戦の日です。
11時過ぎにログインしましたが、1時間以上経つと自動ログアウトしてしまうし、11:30からログイン不可になるので注意。
12:09に完了、今年もリンデンプラザホテル朝食付き10100円、支払いはクレカ、カード情報は申し込み時に入力しました。
15分程度で駅前ホテルは全滅になっていました。
ホテルは9600円→9600円→10100円と、今年は500円の値上げ。
3/11に新幹線事前申し込みをして、3/15に往復とも取れました。
行きはあさま605号9:04−10:39(特割30で5740円)、帰りははくたか564号14:24−15:52(8200円)、新幹線計13940円。
4/8、気づいたら1週間前になっていました、
今年はバイクを買って納車したばかりだったのでマラソンはそっちのけ、今回も練習レースでいいでしょう。
あわてて荷造りと土産を注文し、シュースは久々にミズノ エンペラーTRにしました。
薄めの分、スピードが出るかと期待しての採用(復活)です。

レースの位置付けですが、昨年11月に体調不良で出場したつくばはともかく、その後の10kmもハーフもフルマラソンも、ちょっと信じれれない遅さになっています。
先月の板橋シティは序盤にスピードが全く出ず、後半必死の頑張りでなんとか4時間だけは切れた(3時間59分)という有様。
色々努力しているのですが、この歳になって大型バイクに目覚めて免許取ったりしていることもあり練習に集中できず、歳のせいかちょっと練習で頑張ると風邪をひいて一ヶ月ほど棒に振るなど頑張れないこともあり、ろくに練習できていません。
月100km程度は走っていますが200kmは超えない感じ、量も足りないけど質も悪くて10kmジョグばかり。
こんな状態なのですが20回記念大会、そしてこの大会が好きだったマラソン仲間が亡くなって2年ということもあり、板橋シティの不甲斐なさを挽回するために腰を回して肩を入れる走りを意識して、それでも4時間を切れなかったら・・・という感じで挑みました。


【前日の様子】

8時過ぎに家を出ましたが、晴れていたので傘を忘れて取りに戻りました。
今年は雨で風も強そうな予報で、同日開催のかすみがうらマラソンは開催するかどうかの判断を直前にするそうで、大荒れの予感がします。
前日は飲み会だったこともあり全体的にカーボロードぎみですが、久しぶりに炭水化物たくさんの食事を食べるのは悪くない(太るけど)。
今年もユニクロの青シャツ、フリースのパーカー、チノパンといういでたちで長野に向かいます。
東京駅までは地下鉄、8:41に着いて9:04発10:39長野着のあさま605号に乗ります。
事前予約したら3割引で買えました(往路だけ)。
順調に長野に到着、長野はいい天気ですがやや風あり。
10:57にホテル荷物を預けました。
明日は風雨残りって感じだな。
昼飯は昨年食べられなかった信濃鉄道改札側にある信濃蕎麦(立ち食いそば)、つゆは味濃くて好きですが麺が柔らかすぎなのがちょっと。
ボリュームは普通でした。
駅前のシャトルバスに乗りましたが出発まで少々時間がかかり、受付受付着が11:46。
会場をふらふらと見ましたが買いたいものもなく、アミノバイタルゼリーを頂きました。
メッセージボードに亡き友へのメッセージを書き込み、明日の熱い走りを誓います。
会場から長野に戻って善光寺に着いたのが12:40、お参りはしないので山門はくぐらずに脇を通り、お花だけ見てきました。
ソメイヨシノは葉桜でしたが、しだれ桜が綺麗に咲き、ピークは過ぎていましたが花桃の八重咲きが綺麗でした。
ぶらぶらとお花を楽しみ、バスに乗って長野駅に戻りお土産を買い込みます。
曇ってるけど、暖かい。
明日も寒くはなさそうです。
晩飯は寿司とおやき、テイクアウト寿司の女性店員さんが一昨年からずっと同じ人なのですが、若い女性だと年に一回しか顔を見なくても覚えているものですね。
(おっさんが相手だと記憶に残らない)
少し早いけど14:20にチェックインして部屋で明日の準備をしましたが、雨ながら最低気温13度らしいので迷わず半袖+ボッックスランパンにアームウオーマー&ふくらはぎサポーターにしました。
(一応、長袖とロングタイツも持って行っていた)
このホテル、なぜかシェーブフォームは部屋だけにあり、大浴場にはありません。
大浴場と言ってもブースが3つしかないのですが、でも広い風呂はくつろげます。
早めに夕食を食べて17時過ぎには風呂も出てまったり、おやきは3つしか買わなかったけど寿司は1人前+0.5人前と2つ買ったので、まあ足りるかな。
醤油が1つしか入ってなかったのですが、そこは塩分ローディングも兼ねての寿司ですので、醤油が足りないことがないように持参していきましたので無問題(用意周到)。
風は強く吹いており明日も残るようですが、雨は今夜中に抜けるようです。
明日はサバイバルレースになるのかな。

【レース内容】

前夜は早い時間からウトウトしていたので、目覚ましが4:47に鳴ってすぐ起きられました。
どうもビジネスホテルのベットは腰が痛くなります。
外は雨だが小雨、やみそうな感じです。
まずは食事、今日だけはマラソン対応で4時半から朝食が食べられますが、6時半で終わるので一般のお客さんには迷惑な話です。
食事はごく普通のバイキング、これといって味がどうのって感じもなく内容もありきたりですが、イナゴの佃煮があるのが信州っぽい。
茶碗山盛り食べて5:09に部屋に戻って諸々準備、6:03にホテルを出てホーム到着が6:13、もうホームには結構人がいます。
6:24の電車に乗りましたが無事座れました。
たった一駅ですが座れると嬉しい。
電車は満員、乗るときはドアを手動で開くのが地方らしさです。
(降りるときは自動でした)
この電車は臨時列車で3両編成、最前車両(線路に向かって左側が先頭)の最前ドアが北長野駅の出口階段直近でした。
ここに乗れるとホームから改札に出る時間が短縮できます。
この次の電車だと6両なので、そのときはどこに乗るのがベストかわかりません。
(3両と6両では停車位置が違うだろうから)
3両先頭の表示がホームにあったら、それを目安にしましょう。
北長野駅のホームから改札までが混むのです。

6:30に北長野駅着、外はパラパラ雨が降りみんな傘をさしています。
小さな折りたたみ傘をさして濡れるドラムバッグを気にしながら係員の誘導に従って歩きましたが、以前とは違うルートになったようです。
近隣か警察からの指導でしょう。
6:53に会場着ですから、駅のホームから30分前後かかります。
気温は寒くない感じで無風。
サバイバルレースどころか絶好のマラソンコンディションになりそうです。
雨が降りつづいているので建物の軒先に陣取って、日焼け止めを塗って着替えます(脱ぐだけ)。
シューズを履くときに右腰がグキッとなってしまいました。
ちょっとヤバイかなぁ。
(レース後、ヤバかった)

雨は止んできて、風もありません。
心配していた風雨ともに大丈夫そうです。
7:07に早々と荷物を預け、トイレに行って腰をかばいながら軽くアップします。
もう一度トイレに行って、7:40の交通規制開始を待ってEブロック先頭にスタンバイしはじめたら、また雨が降ってきました。
さっきまでは雨は完全に上がるような空の色でしたが、雲は厚くなって止みそうもない雰囲気です。
Qちゃんの準備体操があり、その後に開会宣言、招待選手紹介などいつも通りの手順。
恒例のQちゃんとの頑張るぞー!オー!のあと、ペチンという号砲が聞こえました。
さあ、レースの始まりです。
スタートラインのお立ち台のQちゃんに手を振りながら、雨の中を走り出します。

結局スタートから雨は降りっぱなしで、中盤まで結構降っていました。
メガネには水滴がつきっぱなしでした。
今回初採用の薄手透明ポンチョはいい仕事をしてくれました。
たしか250円ぐらいしましたが、買ってよかった。

序盤は混雑していたこともあり5分40秒ほどでしたが、雨で水たまりを気にしながらの走りですから焦らず走ります。
水たまりに気を取られて序盤はキロ表示を何回か見落としました。
雨の日はGPSウオッチをオートラップにしたほうがいいかもしれません。

おおむね5分半弱の、まあまあのペース、そんなに速くはないが酷くもない感じで序盤を走ります。
熱い走りよ天に届け、20回大会とマラソン仲間とのお別れからまもなく2年を念頭に、悔いなく頑張るだけです。

初使用の薄ビニールポンチョは優秀でしたが、足にまとわりついて邪魔だったので序盤で腰までめくって脚を出して走りました。
袖なしポンチョでもよかったかもしれませんが、腕が濡れるから冷えすぎたかもしれないので難しいところです。
今回はポンチョで上半身を守ったから、雨でも寒い思いはしないで済みました。
影響はなかったけど、顔のところで締めるヒモが走っているうちに外れてしまったので、次からは結んで外れ止めにしたほうがよさそうです。

気温は高めみたいで、手袋は序盤で外してアームウォーマーも下ろして走りました。
最後は寒さを感じてアームウオーマーを上げて手袋もつけ直しましたが、水を吸った手袋では手が冷えてしまい、結局外したほうが暖かかった。
雨のときは使い捨てのビニール手袋を持って行ったほうがいいかもしれませんね。

ずーっと雨が降っていましたが、寒くはありません。
最後までポンチョは着たままいこうかと思いましたが、雲が薄くなってきたのと気合いを入れる意味を含めて中間点で破り捨てました。
(ちゃんと沿道の係の人に渡しました)
ポンチョで守られてたシャツは汗でムレムレでしたが、雨でずぶ濡れよりは保温に役立ったはずです。
薄手のポンチョですので、破って脱ぐのも簡単でした。
100円均一のポンチョは安いけど、値段は倍以上したけどいい仕事をしてくれました。
薄いので再使用は厳しそうですが(数回なら大丈夫かな)、かさばらず薄くて便利です。

序盤はまあまあの走りができましたが、雨が余計かな。
でも気温はほどほどだし湿度が高いから呼吸も楽だし、なにより風がないのが大助かりでした。
心配していた風ですが、中盤以降は風が出てきてましたがほとんど追い風か横風、でも32km付近の強い風はなかなか手ごわかったかな。
中間点付近までは雨が止まなかったとはいえ、それさえ凌げれば気候的には過酷とは程遠く、むしろ楽なレースでした。

中間点は1時間57分台で通過、イーブンでは走れそうにないので後半のタレを考えると3時間56分台が精一杯かな。
でも小さくまとめずに熱い走りを心がけます。
給水と給食ですが、ポンチョのせいでウエストポーチから取り出すのがおっくうで、持って行った塩飴などは全く食べませんでした。
めくれば良いだけですが、これはちょっと計算外でした。

第一給水と最終給水はパスしましたが、それ以外はアミノバイタルばかり飲んでしました。
給食はバナナとまんじゅう(小さい)を2回ほど食べ、塩飴も終盤に一ついただきました。
また25km給水のアミノバイタルパーフェクトエネルギーゼリーもいただきました。
エネルギー不足は感じませんでしたが、18kmで持参していったアミノバイタルゼリーを飲み、30km付近ではスポーツ羊羹を食べました。

終盤は雨は止んだものの風が出てきて、毎度おなじみですが体があちこち痛い。
今回は足裏が痛くて、左足母子球部分にマメができた感触で、このマメが大きくなると痛みがひどくなるので心配です。
マメ以外も足裏全体が痛くて、これは最近の特徴なので加齢なのかフォームが変わったのか不明ですが、古傷のふくらはぎやアキレスよりも先に足裏が痛みます。
今回のシューズは薄めなので、それで痛みが早く出ているのでしょう。

終盤はとにかく足裏が痛くて、でも腰というか脚の付け根のチョウケイ靭帯はさほど痛まないので、ストライドが極端に小さくなることはありませんでした。
後でGPSウオッチのデータを見たら、今回もストライドが短めになる後半はピッチを上げて大幅なペースダウンを防ぐ感じでした。

終盤の楽しみは地元消防団の応援、テーマソングを生演奏しているバンド(ザ カナディアンクラブ)、そしてその先にはQちゃんがハイタッチしていてくれました。
恒例のQちゃんですが今回は直前に看板を持った人がいたのでわかりやすかった。

32kmから先はとにかく足裏が痛くて、2回給水で歩きました。
そのうちの一回は立ち止まりもしました。
つまらないマイルールですが、給水所付近は多少なら歩いても止まってもOKということにしています。
それ以外の場所で歩くと「負けた感」があるので、給水所限定です。
以前は一切歩かない止まらないというのを課していましたが、結果を求めるためにはこちらのほうが合理的なのです。
もちろん延々と歩くようなことはしませんが。

これだけ足裏が痛むということは、やはりエンペラーTRはもう私の脚には薄すぎるのでしょう。
左のマメも痛いけど、とにかく両方の足裏を叩くような痛みが辛くて。
終盤は辛い走りが続きましたが、37kmで給水で止まってキロ6分を超えた以外は大きなペースダウンはしませんでした。
最後の2kmが長くて、でも必死に走って順位を若干上げることができました。
必死に駆け込んだゴールは3時間57分をちょい過ぎたところ、ネットタイムで3時間55分台でした。
結果的にはありきたりのタイムでしたが、でも力は出し尽くしたしラストスパートもできたし、課題だった重心移動と腰を使う走りも多少は改善できたはずです。

お世辞にもいいタイムとはいえないけど、この3時間55分は最近の状態から見て胸を張ってもいいタイムです。
フィニッシャーズタオルをかけてもらい、20回をフィーチャーしたメダルをかけてもらうとウルッとします。
おしぼりで顔を拭き、アミノバイタルの粉末とペットボトル、おにぎり(梅)をいただいて荷物を受け取って、雨が上がっていたのでその辺で着替えました。
レース後に雨が上がってくれると助かります。
それを考えたら、今回は雨に祟られたとはいえ、楽な降り方だったと言えるでしょう。
空には青空が見え始め、レース中の曇天が嘘のようです。
でも気温は11時をピークに下がっていたそうなので、5時間近かった人は最後の方は寒かったかもしれません。

着替えてすぐに会場を後にしてシャトルバスに乗ったのが13時、駅に着いたのが13:34でした。
会場からたっぷり30分以上かかります(バスに乗るまでの待ち時間含まず)ので、帰りの電車の予約時間に要注意です。
バス乗り場で20回記念のロゴ入りラムネをいただきました。 駅の東口にある立ち食いそば(椅子に座る)で昼食を食べましたが、蕎麦は時間かけて茹でていてコシは本格派でしたが、残念ながらツユは薄めでした。
かき揚げもカリではなくふわふわ、私はツユ濃いめが好きで、かき揚げもアメリカンドッグのようなふわふわ衣はちょっと好きではないのです。
来年は入場券を買って在来線のホームにある立ち喰い蕎麦を食べてみよう。

13:50に駅のホームに着きましたが、風が冷たくなっていました。
乗る新幹線は14:24ですのでちょっと余裕がありますが、まあこのぐらいのマージンは必要でしょう。
痛む腰(特に右)と脚を引きずりながら、帰京しました。


順位は終始3400位台でしたが30kmあたりから上げていき、最後は2900位台でした。
34%ぐらいの位置ですが、サブフォーは3人に一人と言われているのは今でも同じようです。


今回はレース直前に右腰を痛めたせいか、レース後は腰痛がひどかった。
また足裏の痛みもなかなかのもので、マメも珍しく歩くのが辛いほど痛くて困りました。
また有給明けの火曜、革靴を履くときに気がつきましたが、脚が腫れて(むくんで)靴がきつかった。
これは初めての経験でした。
あと、口唇ヘルペスが出ました。
肉体的には相当追い込んだ証拠です。
終盤に脚の痛みで2回歩いたのもわかる気がします。
あれは自分を甘えさせたわけではなく、体の限界だったんですね。

ラスト1kmはキロ5分近い走りができました。
序盤はスピードに乗れなかったけど、中盤以降の落ち込みは少なかった。
前半と後半の差が1分未満とほぼイーブンで走れたのは、全体を通して大きな落ち込みはなかったことと、2回歩いてロスした分はラストスパートで挽回できたからでしょう。
3時間55分前後が今の私の限界なのでしょう。
今回はダメージ的にも力を出し尽くした感があります。
昨年11月、風邪明けのつくばが3時間54分だったことを考えると決していいタイムとは言えないけど、現在の力は完全に出し切った。
甘いかもしれないけど、それなりに満足できるレースでした。

腰を動かすことと肩を入れることを意識して走りましたが、先月の板橋シティのようにキロ6分近く落ち込むことはなかったこととタイムを見るかぎりは、悪くなかったようです。
オールスポーツの写真を見た感じでは、まだまだ後ろ重心が改善されておらず、腰の位置も低い。
写真を見る限り板橋シティと同じようなフォームに見えますので(後ろ体重はややマシになったかな)、まだまだ改善の余地ありです。
写真ではわからないけど、たぶん腰の切れが板橋よりマシだったのでタイム的には4分ほどましになったのでしょう。
年齢的に身体的な伸びしろはもうないでしょうけど、改善点があるということはまだタイムが縮まる可能性があるということです。
まだ希望が持てます。

実は最近大型バイクの免許を取り、大型バイクを買いました。
Z900RS、あのZ2の再来です。
というか、このバイクが世に出たので免許を取ったのですが。
しばらくはバイク中心になりそうですので練習不足も続きそうですが、先月の3時間59分という頭をかかえるタイムから脱することができて、還暦サブフォーに望みをつないだ感じです。
最近はサブフォーがやっと、3時間50分すら切れる気がしません。
まずは45分を切ってもう一度3時間半を目指すという、故障からの復帰後の意気込みは実現できそうにありません。
これが歳をとったということでしょうけど、まだまだ諦めません。
1秒に、一歩に、命をかけて走り続けます。


【写真と記録】

タイムは自己計測ネットタイムです




前半 1:57:14(キロ5分33秒)
後半 1:58:11(キロ5分36秒)
3:55:25(公式ネットタイム)

前半は押さえず頑張り続けてほぼ一定、後半は歩いたり止まったりしたロス分をラストスパートで挽回、結果的にイーブンに近いタイムでした。
レースマネージメントとしては合格と言って良いでしょうけど、マネジメントしたというより終始熱い走りを、という気持ちだけで走ったので結果論ですが。



GPSウオッチのデータです。
速くはないけど大崩れもせず、後半もそこそこ頑張れました。
終盤の必死のスパートも数字に表れています。


狭くなるストライドをピッチでカバーし、必死にタイムを稼ごうとしている様子が読みとれます。





前日午後の予報、雨は上がるが風は出る感じ。
結局は、11時まで雨、そこからは風でした。




行きの新幹線です。




長野駅前の大きな幕が出迎えてくれます。
左側では終日歓迎イベントが行われています。




こんな感じ。
この時間は小学生でしたが、様々な人たちが登場します。




昨年同様、こちらのホテル。
狭いながらも大浴場付き。




長野電鉄改札横の立ち食いそば「しなの」で昼食




ツユは私好みの濃いめ、麺は柔らかすぎかな。




受付会場、食べ物系の屋台がいくつか出ていますので、ここで小腹を満たすのもいいかも。




ゼッケンを受け取ります。




会場ではおやきなども売られています。




メッセージボードに亡き友へのメッセージを書き込みました。
明日は熱い走りをしてみせます。




受付会場内では各種イベントも行われています。




曇天の受付会場を後にします。




お花を見に、善光寺へ。
お参りはしないので山門の脇を通ります。




ピークは過ぎていましたが綺麗です。
花桃の八重咲きというそうです。




しだれ桜も綺麗。




桜だったかなぁ。
ソメイヨシノは葉桜でした。




厚い雲の参道。




こちらは桜、ソメイヨシノっぽい色でした。




明日はここもコースの一部になります。




この桜も綺麗でした。
色具合からみてソメイヨシノとは違う品種だと思います。




ホテルにて。
部屋に入って10秒で生活臭が漂います。




窓からの眺め、昨年とは反対側のようです。




今年の参加賞シャツの表面。
20回記念大会推し。




裏面も推し。




当日朝の電車、乗り込んだ直後。
(画像加工しています)
出発時には満員で通路までぎっしりでした。




会場着、雨を避けて準備中。




ここからはレース後、青空が出てきました。




帰り際の空とランナーたち。




長野駅行きのシャトルバス、先の方にはまだまだレースをしているランナーが見えます。
バス出発が13時ちょうどでしたので、まだレースは30分残っています。




長野駅東口の立ち食いそば水芭蕉(椅子に座るけど)、麺はきちんと茹でる本格派ですがツユがちょっと薄い。
かきあげはふわふわ系。
来年は入場券買って在来線ホームの二店を訪ねてみよう。




祭りの後、また来年の横断幕。




フィニッシュ後にいただいたもの。
アミノバイタルペット。




アミノバイタル粉。




梅おにぎり。




これはシャトルバスに並んだ時に頂いた、20回記念のラムネ。
たぶんバス会社謹製かと。







レースから数日後、キズパワーパッドで保護していた左足のマメ。
赤線がマメで、皮が浮いています。
1週間近く痛かったし、丸一週間経ってからもまだ傷が疼くけど、この大きさなら痛いわな。
それだけ頑張ったのと、やっぱりシューズが薄かったかな。

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