大田区ロードレース完走記(2008年、10km)



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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----
小規模で地味な大会、かといって競技色が強いわけではなく遅いランナーも多い。
大井埠頭中央海浜公園という場所柄、声援も少なくお祭り感は期待できないが、参加者はさほど多くないので走りやすい。

----- 概要 -----

種目:中学3km、10km、10マイル
一番長い10マイルが最終レースではないのが珍しい。
(3km、10マイル、一般10km、壮年10kmの順)
最寄り駅:モノレール 大井競馬場前駅から徒歩10分
スタート時刻:壮年10kmは12時40分と遅い
参加者数:総数で約1800人、昨年は1040人。
制限時間:10kmは70分。
関門:不明。
参加資格:特になし。
完走率など:不明。

----- コースなど -----

ゼッケン枚数:
ゼッケン番号順:不明。
コース:大井埠頭中央海浜公園内の周回コース、10kmは3周。
歩道を走るので、歩行者や自転車に注意。
コース上トイレ:なし。
アップ場所:公園内。
広い公園なので場所には事欠かない。
キロ表示:あと1kmだけ。
計測方式:はじめて見るチップ。幅広の板状のもの。
説明にはシューレース4カ所で×形に止めるらしいけど、私は上の二カ所だけにした。
計測内容:グロス計測のみ。GTMailsなし。
記録証:無記入のものを受け取って、名前もタイムも自分で書き込む。
結果は会場に掲出される。
記録集は300円、事前又は当日申し込み。
数日後RUNNETにて結果の発表あり。
ペースセッター:なし。
スタート順:早く並んだ順。
ロスタイム:不明。たいしてないはず。
給水:競技場内。10kmは2回通過する。水のみ。
スペシャル給水:なし。
給食:なし。
私設エイド:なし。
スポンジ:なし。
スタート前給水:なし。競技場の水飲み場が使えることは使える。

----- 環境 -----

声援:ほとんどなし。場所柄、大会関係者ぐらいしかいない。
仮装:一人見かけた程度。
参加賞:綿100%のTシャツ。デザイン控えめ、生地はやや薄目。
シャツサイズはなぜかLが入っていた(受付け時に受け取る)
売店:なし。
飲食サービス:なし。
参加費:2500円。安いです。記録集は別途で300円。
荷物:預かりあり(貴重品は除く)
着替え場所:あるらしい。
会場トイレ:常設のみ。ガラガラ。
プログラム:あり。
写真屋:なし。
招待選手:なし

----- 個人データ -----

直前の体重など:前々日が54.8kg/7.2%。前日が55.7kg/8.4%。すっかり高止まりしてます(涙)。
ウエア:薄墨色ランパン、nike白半袖シャツ、靴下はアシックス5本指滑り止め付き。
天候:晴。気温は13時20℃、南風6m(強かった)。
この時期にしては異様な高気温であった。
その他:シューズはスカイセンサーブリーズ 26cm。
ダメージ:あまりなかったが、足裏痛が軽く出た。
また、数日後に左足付け根上が痛んだ。座骨神経痛らしいが大会の後遺症かどうかは不明。
<レース前の状況>
11月の大田原で念願の3時間半切りができたが、その後特に練習はしていないこともあって、今回は最近の最多タイムである43分台前半ぐらいかな、という気持ちでした。

毎年12月は第一週の大会で走り納めです。
12月の大会は、私の好みにピタリと合う大会に巡り会えません。
声援が多いが坂も多い川口ハーフ、楽しいが遠いし走りずらいNAHA、景色は良いが坂ばかりの「はだの丹沢水無川」など、毎年出るにはイマイチ。
今年も川口かと思っていたのですが、最近10kmレースに出ていないので今年はこの大会にしました。
この大会、前からなんとなく出てみたかった。
<レース当日>
この大会、ホームページもないし、ナンバーカード引換券のゼッケン番号も手書きだし、いかにも小規模という感じです。
スタート時間はナンバーカード引き替えハガキが来るまで知らなかったのですが、壮年の部は12時40分。
40歳以上は壮年の部ですが、壮年と呼ばれるのは初めてなので、ちょっとショック。
それはともかく、こんなに遅いスタートははじめてです。
リレーマラソンが12時、道マラでも12時10分ですから、めずらしい遅さです。

中学生3kmから10マイルまである大会ですが、普通は距離の長い10マイルが最終レースになるのですが、同じ周回コースを使う関係からか、10km壮年の部が最終レースでした。
これだけスタートが遅いと、朝起きてから洗濯掃除を済ませてから出発しても十分に間に合います。
10時頃に家を出て、何十年ぶりにモノレールに乗りました。
大井競馬場駅から歩いていると、すでにレースは始まっていて走っている人が見えます。
第1レースの3kmは9時半スタート、第二レースの10マイルは10時のスタートです。
走っているランナーを見ながら自分も選手として会場入りするのは初めてです。

天気予報通り、異例の高気温になりそうです。
季節的にまさか半袖は使わないだろうと思っていましたが、前夜になってあわててNIKEの白半袖シャツを準備しておいてよかった。
実はこのシャツ、EKIDENカーニバルでカルパッチョ@管理人さんが上京したときに、オリジナルTシャツを作成してプレゼントするために買った白シャツなんです。
結局、このシャツにプリントすべく印刷屋に持っていったら、素材が溶けると言われて、やむなくプレゼント用のシャツを綿シャツに変えた経緯があります。
(その印刷屋ではアイロンプリント系の加熱印刷しか扱っていなかった)
人にあげるつもりで買ったので今まで着る気にならなかったのですが、勿体ないし、愛用の薄墨色ランパンにあうシャツがなかったので急遽引っ張り出しました。
私、大会は晴舞台という気持ちでいるので、白シャツは原則として着ないんですよ。
あと、別の大会の参加賞のシャツも大会では着ない主義です。どうでもいいけど。

スタンドで着替えて、妙な形のチップを付けて、アップしてまた戻ってきて。
体調はまあまあ、風邪が治りきっていない感じはありましたが、まあ大丈夫でしょう。
半袖シャツにボックス型ランパン、手袋も無し。
とても12月21日とは思えない出で立ちです。

スタートの並びは早い者勝ちのようなので、そこそこのアップの後、早めにスタートラインにつきました。
気温が上がっているのが分りますし、予報通り風も出てきました。
(13時時点で南風6m、20℃になった)

私はかなり前に位置取ったのですが、スタート直前に申し訳なさそうに最前列に割り込んできた人がいました。
招待選手でもいるのかな、と思ったら、芸人の東野幸治さんでした。
テレビカメラも来ていますので、なんかの撮影のようです。
横にはスキンヘッドのコーチらしき人もいます。
思わぬスペシャルゲストの登場でいきなり和んだ空気になりました。
ただ、私は東野さんに負けちゃいけない、という妙なプレッシャーを感じていましたが。

12時40分、スタートです。
スタート早々に東野さんに抜かれるのはどうかと思って、最初の200mを飛ばしたらすぐにバテました。
でもまあ、そこそこの感じで競技場を出て外周へ。
歩道を走るコースなので、正直あまり走りやすくはないのですが、ランナーの数が少ないので助かります。

コースはフラット、風は強かったけど周回コースですから追い風にもなる訳で、まあ大きなマイナス要素ではないです。

途中でクルージングになってしまった気もしましたが、以外と良いペースで走れているのかも、などと甘く考えていたのが結果的には失敗でした。
キロ表示があと1kmしかないので途中でペースがつかめません。
結果論ですが、せめて中間点表示だけでもあればペースアップできたかもしれないのに…。

競技場からスタートして、競技場に戻ってまた外周というコースで、給水は競技場内だけです。
給水はトラックのアウトコースにあるので、水を飲む人は外側に大きく膨らんだコース取りをしないといけません。

序盤はともかく、中盤以降は抜かれることもなかったのでペースダウンはしていなかったと思います。
いや、むしろ頑張って前のランナーに食いついて走りました。
ですから、そこそこの数字かな、と思って走っていました。
最後の周回、競技場手前で周回数の確認のために時計を見たら42分50秒、こりゃだめだ。
ラストスパートしても遅すぎ。
駆け込んだゴールで時計を見たら43分54秒、もうガックリの数字でした。
かろうじて43分台ではあるものの、自己ベストより1分も遅い惨敗。
あーあ。
こんなことなら出なきゃ良かった。

トホホな気分で着替えていたら、東野さんが戻ってきました。
場内は大歓声、50分超のタイムだったようです。
いつもならデジカメで撮影するところですが、今回は会場入りすると同時に電池切れで、予備電池もなけりゃ携帯も持ってきていないので、撮影不能でした。
というか、トホホな気分で撮影する気にもなれなかったけど。

結果は貼り出されるようですが、数日後にRUNNETで発表するそうですし、なにしろトホホな気分でしたので見ずに帰りました。
まだ走っているランナーがいました。


モノレールの駅が妙に臭いので駅から下を見たら、駅の隣りにワラを敷いたコンクリートの建物が…。
こんなところに牛舎?、と思ったら馬が歩いていました。
後で気がついたけど厩舎なんですね。そういえば競馬場前って駅でしたね。


トホホなレースでした。
10kmの走り方をもう一度思い出さなきゃいけないですね。
それと、夏以来お気に入りのシューズ(スカイセンサーブリーズ)ですがアーチ外側付近の底のでっぱりが気になってきました。
そういえば、最近レースで足裏を痛めることが増えてきたけど、このせいかしら。
気分転換もかねてゲルフェザーGSを買おうかなぁ。
<写真とデータ>

すでにレース(10マイル)が始まっています。




ゴールライン。
時計もゴールゲートもないシンプルなものです。
競技場と外周を走るコースなので、トラックを走っている人はレース中です。



IPICOタグとかいう、はじめて見た計測タグ。



私は×ではなく2つの穴にしか通しませんでした。
それでも問題はなかったです。




参加賞のシャツ。
珍しく綿100%、現物はこんなに白っぽくはないです。
申し込み時にミスしたのか向こうのミスか、Lサイズが入っていました。




***データ***


9kmまで:39分36秒
ラスト1km:4分17秒
結果:43分54秒
(755人中151位、壮年の部は比較的レベルが低いようです。)


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