2011高島平ロードレース(2011年10月 20km)

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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

学生を中心とした記録会という雰囲気で、市民マラソンとは違う性格を持つ大会。
記録を狙うための大会で、仮装やファンランを楽しむ大会ではない。
特に20kmの部は陸連登録者のみが参加でき、より競技色が強まる。
直角コーナーが何カ所かあるが、フラットで走りやすいスピードコース。

----- 概要 -----

種目:5km、10km、20km。全て公認大会。
最寄り駅:都営地下鉄 高島平駅より5分。
スタート時刻:20kmは9時50分。
参加者数:20kmの部は定員450人、7/1に申し込み開始、7/9には全種目定員。
制限時間:20kmは90分。
関門:あり。20kmの部は17.5kmが78分、19km地点が84分と厳しくなった。
(当日、プログラムに訂正の紙が入っていた)
関門を考慮すると20kmはキロ4分25秒(1時間28分台)、10kmは54分20秒(キロ5分26秒)で走らないと完走できない。
参加資格:20kmは登録者のみ。
完走率など:不明。

----- コース・計測 -----

計測方式:ランナーズの四角いRSタグ。陸連の部は2枚。
計測内容:フィニッシュのみ。
記録検索:なし。
記録証:後日発送、ハガキタイプ。
ペースセッター:なし。
ゼッケン枚数:前後。
ゼッケン番号順:不明。

コース:旧高島平七小前をスタートし、駅前通りや商店街を走る一周5kmのフラットなコース。
陸連公認コース、公認大会。
コース上トイレ:1カ所あり。ただし、立ち寄るようでは完走は時間的に無理。
アップ場所:赤塚公園内。
キロ表示:5kmの周回コースで、あと3km、2km、1km。

スタート順:ゼッケン順。
ロスタイム:Cブロック先頭で8秒。
給水:5kmごと。水のみ。二カ所テーブルがあるので二回取れる。
スペシャル給水:なし。
給食:なし。
私設エイド:なし。
スポンジ:なし。
スタート前給水:受付時にアミノバリューを一本貰った。また元小学校なので水場もある。
スタート前給食:なし。

----- 環境 -----

声援:そこそこ。河川敷よりは多く、励みになる。
仮装:皆無、というか禁止。
参加賞:Tシャツ。
ゴール後の飲食サービス:ペットボトルの水、ペットボトルのアミノバリュー。
参加費:20kmは3800円+RUNNET手数料200円。
着替え場所:あり。体育館。
会場トイレ:既設に加えて仮設もある。大以外は空いている。アップ場所の赤塚公園にもトイレあり。
プログラム:選手名簿兼用の立派な冊子。
写真屋:不明。
招待選手:なし。

----- 個人データ -----

2日前の体重56.9kg、体脂肪8.6%。前日も同じ。
月初に熱の出る風邪をひいて丸一週間走れなかったので、練習不足ではあった。
風邪の一週間で2kg太ったので糖質制限ぎみの食生活。
当日の体調はほぼ万全。
NIKEの練習用帽子、ミズノノースリーブ白シャツ、リストバンド、薄墨色ランパン、薄手の一本足ソックス(lecoq、赤)、シューズはウエーブスペーサーAR2。
ダメージは左小指横と左母四球横に嫌な痛みのマメ。
腰に筋肉痛、右足かかとの骨に痛み(最近よく痛めてる部分が悪化)、左足裏に鈍痛、左ふくらはぎ上部に痛み。
道マラでスカイセンサーネオを使ったがダメージが残ったことを考えると、フルマラソン用としてはミズノならイダテン、アシックスならゲルフェザークラスが合うということでしょうか。
小指のマメが気になるので、ちょっとAR2でフルマラソンは怖過ぎる。

【大会まで】
おととし関門アウトになり、昨年はタートルに出場しました。
(罰則という感じで)
今年の谷川ハーフで完走できるタイムが出せたので、今シーズンの一発目は自己ベストは無理でも久々に完走して景気を付ける予定でした。
また、私にはオーバースペックであろうミズノ ウエーブスペーサーAR2の様子を見るなど、楽しみにしていた大会でした。
ところが10月に入ってから寝冷えをして、その状態で少しきつめのスピード練習をしたら見事に悪化して、久々に熱が出て関節が痛む風邪をひいてしまいました。
丸一週間、走るどころではない体調でした。
その後急いで練習をして、1kmタイムトライアルで4分9秒が出せたので、これなら完走はできると思って参加したのですが、結果は無惨なものでした。
【レース当日】

週末は雨予報だったが、例のごとく天気予報はいい方向に変わり、結局明け方には雨はやんでいた。
6時過ぎに目覚ましに起こされ、目が覚めました。
コーヒーと焼きそばで朝食を済ませ、7時15分に家を出たら曇り空の向こうに青空が見える。
(気温は上がりそうな予報だったが、9時に23℃程度だったようで、結果的にはいいマラソン日和であった。)
久々のコンタクトレンズに苦戦しながらも7時15分に家を出て、7時25分の電車に乗った。
雨が残ると読んで傘を持っていったが、全く不要であった。

8時20分には高島平駅に着き、28分には受付も終わり、いつも通り中庭に陣取った。
さすがに雨よけ目的で庇の下は空いていなかった。
プログラムを見たら関門が変更になったとの紙が入っており、計算したら4分25秒前後で走らないと完走は難しそう。
まあ文句も言えないので淡々と着替えて赤塚公園でアップをして、トイレも済ませる。
トイレは赤塚公園もあるし珍しく恵まれた大会だと思う。
まあ、参加者も少なく種目ごとのスタート時間もばらけているのが大きい(20kmは450人、全種目同一の周回コースなので時間はかぶらない)。
最近はかかとふきんが痛み、今日も右かかとの骨付近に痛みがあったけど、まあ影響はありませんでした。
9時20分にはアップを終えて、ゆるゆると。

正直、この関門だと完走は無理かな。
ひょっとしたら、これが最後の高島平20kmになるかもしれない。

スタートラインに向かったら、今年はCブロックでした(全部でDまである)。
スタートを待っていたら、応援のリンスケ氏が見つけてくれました。
自転車で駆けつけてくれたのですが、正直ランナーより自転車乗りの方がファッション的にはカッコいい気がするのは私だけかしら。
しかし、応援の人とスタートラインで話ができる緩さがある大会って、最近はなくなったよね。
大会のマンモス化でスタート/ゴール付近をランナー専用にするのは仕方がないけど、草マラソン的な規模の大会はむやみにマンモス化しないでそのまま残って欲しい。

号砲、関門が厳しいしタイムはグロスで計りました。
ロスタイムはCブロック先頭で8秒。
距離表示があと3km、2km、1kmと変則なのですが、2km地点で9分20秒。
ロスタイムを除いても4分25秒には遠いのだけど、勘違いしてまあまあのペースだと思い込んでしまった。
次の1kmが4分28秒、これはまあまあではあるが、今年から関門が厳しくなったことを考えたらもっと焦るべきだった。
仮に中盤で潰れて大幅にスローダウンする結果になったとしても、無理してでも突っ込むべきだった。
明らかにフルマラソンしか走れない足になっていて、心肺機能をフルに使う走りができない。
4分半ですら遠い。
足がどうのとかではなく、呼吸が楽な走りしかできない。
要するに、ハーフの走りができない。

いつもより早く2周目の終りで早くも先頭に抜かされたが、向こうも早かったがこっちも遅かった。
こりゃ、昨年の関門閉鎖時間でもひっかかかるな。
まして、今年の関門では確実に。
正直、レース半分の段階ですでに関門アウトは覚悟せざるを得ない状態でした。
それも一昨年よりも悪く、手前の関門でアウトになることを。

完走は無理だろうということを確信しながらも、気持ちだけは切れずに走れました。
このあたりはフルマラソンを中心にしているからこその粘りでしょう。
気温はさほど高くなく、湿度はあるけどさして気になりませんでした。
それだけ頑張れなかったということですね。
粘っこい汗が出ていましたが、身体がへばる感じはありませんでした。

しかし、せっかく応援に来てくれているのに(たぶん)リタイヤかぁ。
応援という励みがあってもこのざまだから、誰もいなかったらどうなっていたんだろう。

左足の小指がいかにもマメという痛みが出てきて、こりゃせっかく買ったシューズが合わないってことで、そうなると完走はできないわシューズも合わないはで、もう最悪なんですけど。

3周目になると後ろから来るランナーが増えてきて、それにつられて少しだけスピードアップできたけど、焼け石に水。
4周目は前との距離も空いて、一人旅状態。
それでも係員の勘違いで関門通過ができるかもしれないという情けない希望だけを持って必死に粘るけど、案の定17.5km地点で関門アウト。
あとでよく見直したら4分半を切れたのは2回だけで、とても完走できるレベルではなかった。
今年から関門が厳しくなったからとかの問題ではなく、そもそもスタートラインに立つ資格がなかったと言ってもいい。
なんで頑張れないんだろう。
昨年もそうだったけど、短い距離の走り方が全くなっていない。
こりゃ、最低でもハーフの自己ベストを更新して関門を通過できる速度を出せないと、再々挑戦する資格はないな。
かなり頑張ったつもりなのに、どうしてもフルマラソン的走りながら休むクルージングになってしまう。
反省と後悔しか残らない情けない結果でした。

関門アウトになってから消防署の横を通ってチップを返してからゴールラインに戻ったら、どうやら最終ランナーがゴールしていたようです。
どんなタイムでも、やはりマラソンは完走せねば。
リンスケ氏によると、2周目は見はぐったけど、1周目より3周目はスピードが出てた、とのこと。
あとでタイムを見ても走った時の感触でもまさにその通りで、さすがランナーの目は鋭い。
速度と言ってもフルマラソンの終盤じゃないから、キロ数秒程度の違いで大幅なスロ−ダウンではないけど、やはりランナーが見ると分かるんですね。

今シーズン、これをきっかけにいい方向に転換しないと・・・。
【記録】

距離 通過時間 キロ当たり 5kmラップ
1-2km 9:20(キロ4:40、ロスタイム8秒含む)
3km 4:28
4-5km 9:03(キロ4:32)
6-7km 9:22(キロ4:44)
8km 4:36
9km 4:24
10-11km 9:03(キロ4:32)
12km 4:31
13km 4:35
14km 4:28
15-16km 9:07(キロ4:38)
17.5km 2:40 (1:20:19)
【写真】


駅前にて。
終始曇りで助かりました。
雨上がりなので湿度は高かった。



コースの一部ですが、中央分離帯を外して鉄板を敷いて横断できるようにします。
災害時の移送路確保でこう作ってあるそうです。



スタートラインを後方より望む。
そろそろ5kmのスタートです。


会場、人数が少なめで助かります。



仮設トイレ、参加者が少なめなのでトイレ事情もいいです。



ここからはレース後。
壁の板は速報が貼ってあります。
関門アウトだと近寄る気にもなれません(涙)



撤収作業中、またしてもフィニッシュできなかったなぁ。



参加賞のTシャツ。
例年と同じデザインですががんばろう!日本が今年らしい。



テントの前では表彰式が行われております。



20kmの部のスタート風景
(提供:りんすけ氏)



関門アウトを目指して走ってます・・・
(提供:りんすけ氏)







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