多摩川ロードレース完走記(2007年、10km)



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*** 大会データ ***
最寄り駅:JR南武線矢川駅から徒歩20分
種目:10km、5km、小学生2km
スタート時刻:10kmは10時
制限時間:なかったようです
参加資格:特に無いようです
荷物:貴重品のみあり
会場トイレ:仮設 男性4基、女性3基、結構混みます。
売店:なし
会場内給水:レース前後とも紙コップで水を飲めます。
アップ場所:グラウンドとかでアップできます。
コース:多摩川河川敷土手。高低差ほとんどなし。
コース上トイレ:なし。

スタート順:指定なし。早いもの順。
ロスタイム:3秒弱。最後尾でも数十秒だと思う。
コース上給水:7km付近に1個所、水のみ。
給食:なし。
スポンジ:なし。
私設エイド:なし。
キロ表示:中間点と、9km。
声援:なし。皆無。

プログラム:選手名簿兼用の小冊子。
ゼッケン枚数:前後
ゼッケン番号順:年代別、申し込み順(たぶん)。
計測:人力+タグ。10kmのみ今年からタグを試験採用したそうです。
ネット計測なし。GTMailsなし。
記録証:なし。プログラムの裏表紙に自分で書き込む。
結果は後日ネットで公開されるが、Excel形式なのでMacユーザは困る。
今年は水曜日に公開されました。
写真屋:なし。
着替え場所:男女ともテントあり。(使わず)

参加者数:エントリー数ですが、10kmは600人弱。
参加費:10kmは2500円。主催者の所属会員は2000円。
参加賞:ランニングハンドブック(1月1日、ナンバー20)と大会名入りフェイスタオル。
タオルはもう一回り小さいと嬉しい。

ウエア:黒ランパン、ミズノアイスタッチノースリーブシャツ、アディダス滑り止め付き5本指ソックス、NB高機能帽子。
天候:曇り。気温は18℃ぐらいだったようですが風が涼しく走りやすい気温でした。
招待選手:なし。
シューズ:アシックス ライトレーサー26cm
ダメージ:右アキレスと左膝に弱い痛み。
あと、覚悟はしていましたが再発中の腰痛は悪化し一週間以上棒に振りました。
最近レースの度に5本指ソックスが破れるので、両親指にバンドエイド貼って走ってみたら、効いたようで破けませんでした。


最寄り駅の矢川から20分ほど歩きます。
案内の人はいませんが、要所に手書きの案内版があります。
あと、普通の時間に行けばランナーがぞろぞろ歩いているので迷いません。




こののぼりが目印。あちこちに立ってます。




会場入り直後。土のグラウンドを2周弱してから土手の上を走るコースです。
白いテントが大会本部。




本部の左に男女の更衣室。
昨年はニューバランスがテントを出していたけど、今年は出店なしでした。
テントの向こうに仮設トイレ7基。




10kmのレース後の風景です。
橋脚の向こうがゴール地点です。




5kmスタート直後。
グラウンドを出て土手に向うところです。



今年は1月の勝田で燃えつきたのか、2月に入って右アキレス腱を傷め、治りかけで湘南ひらつかハーフに出たら再発、3月の荒川市民ではアキレス腱は持ったものの今度は腰を傷めてしまい、それが治らず4月の彩湖フルは欠場、整骨院通いをして治りかけて赤羽月例を走ろうと現地まで行ったのに場所が分らず走れず、5月になってようやく復調してきたら練習でまた腰痛再発。

わやや。

結局、腰痛をかかえたままのレースとなりました。

今年は10月の高島平20km(制限時間90分)を完走するのが目標なので、まず出場資格を取るために陸連登録をしました(登録選手しか出られない大会なので)。
私程度の足で陸連登録ねぇ、という冷ややかな世間の目は感じます(というか、自分が一番感じている)。
が、それはともかく陸連登録するために今年から某クラブに所属することになったのですが、今回の大会はその某クラブが主催の大会です。
私は会員なので参加費が500円引きの2000円でした。
選手名簿の所属欄にもはじめて「某クラブ」と書かれているのがちょっと恥ずかしいような嬉しいような。
そんなこともあって、この4月から出る大会の所属名は、空欄にするか某クラブの名前を記入するようにしています。
考えてみればここ数年はほとんど単独行動だし、掲示板もちょっとご無沙汰してるし、微妙に「はじマラ」との距離を感じつつ。

で、そんなこともあったので、けじめをつけるという意味で今回からは「はじマラ特製リストバンド」も封印しようかと思ったのですが、いちいちそこまで律儀に縁を切らなくても、という気もするし、結局いつも通り右手にはリストバンドで走りました(結果論ですが汗を拭くのに大いに役立ちました)。
何も考えずに走っているように見えても、いろいろと心情的にはあるんです。どうでもいいことですが。

某クラブ所属になったと言っても、知り合いもいないしクラブの練習会にも出られそうにないし(出る気もあまりない)、名前だけの幽霊会員です。
早くも、来年はeA東京の所属になろうかなー、毎年違うクラブの所属になるのも面白いかな、などとも考えています(爆)。
心情的にはクラブ経由の登録選手ではなく、個人で陸協に入る登記選手の方が自分の気持ちに一番近いのですが、なんとなく手続きが面倒で・・・。陸協ってハードル高そうで。
この大会は昨年も出ました。
昨年は人力計測でしたが、今年から10kmのみ試験的にタグでの計測をはじめたそうです。
長年、10km50分を切れなかったのですが、2005年10月にようやく切れて、昨年のこの大会では46分台と好記録、その半年後には42分55秒と大幅に更新できました。
たぶん、腰を入れて走るというフォームが身に付いたからだと思うのですが、その影響らしくアキレス腱やら腰やら、最近は故障だらけです。
それだけ身体に負荷がかかっているのでしょう。
速くなるための通過点だと思って耐えていますが、今回も腰痛を抱えてのレースとなりました。
4月に彩湖フルを欠場したときと違って、今回はなんだかレースが楽しみでした。
久しぶりにワクワクした感じ。
あまり気乗りしない時は無理に参加しない方がいいのかもしれませんね。
6時19分に目が覚め、7時10分に家を出ました。
風が出るとか雨っぽいとかの予報でしたが幸い曇りで無風、空気はひんやりしてマラソン日和です。
登戸に7時40分、そこから南武線で矢川駅着が8時16分、土地カンが全く無いのですがランナー達が沢山いたので後を付いて行きました。
会場には8時38分ごろ到着しました。
スタートは10時ですから、丁度良いぐらいですね。
いつもレースの前日ぐらいから大食いして、レースの時は胸やけするぐらいですが、今回は食べたりなかったのかもうお腹が空いていました。
レース前は水しか飲まないのですが、今回は珍しくポカリを飲みました(空腹対策)。
シューズは最近短距離レースで愛用しているライトレーサー、靴下はいつも通り5本指ですが、珍しく滑り止めのイボ付きが入手できたので、それを使ってみました。(アディダス。結果的には悪くはなかった。)
しかし、最近できた私鉄JR両方で使えるICカード(PASMO)は便利ですね。
キップを買う手間がないだけで、こんなに楽とは思いませんでした。
それから、ようやくカメラ付き携帯を手に入れたので、最近はデジカメは持たずに大会に出ています。
よほど重要な大会以外は携帯のカメラで十分ですね。

ウエアは、某クラブ会員になって初心に戻るという意味も含めて、すでにレース用を引退し練習用になっていた黒いランパンを復活させました。
ただの10km大会ですが、私の心の中では色々と思う所があったのですよ。どうでもいいけど。
この時期は、ウエア選びに悩まなくて良いので気が楽です。
昨年同様、橋の下に陣取ってゼッケン付けてウインドブレーカー脱いだら、もう準備完了。
ちょっとアップには早いかなと思いつつもスタート前はトイレが混むことを思い出し、早めのアップをしてからトイレに並び、こんどはグラウンドで軽くアップ。
雑草が生えているグラウンドなので走りずらいです。
大会本部横で水が飲めるので、スタート前の給水もできて安全です。
(ただしコース上は一カ所しか給水はない)
最近は故障続きで練習不足、直前に1kmタイムトライアルを久々にしてみたところ、4分13秒とベストまであと一息という数字が出ました。
自己ベストを切りたいなー、と思いながらスタートラインに向いました。
昨年同様、前から数メートルの場所に陣取ってスタート。
無風、曇り、気温はやや低め。コンディションは最高。
グラウンドを2周弱する間に遅いランナーをパスして土手の上に出ます。
昨年は序盤で抜かれまくりましたが、今年はほとんど抜かれません。
600人近いランナーが狭い土手の上を走るのですが、グラウンド2周弱(約700m)でだいぶバラけるのか、昨年同様走りやすいです。
狭い土手、折り返しコースだし一般の人もいるし、左側しか走れないのですが、ランナーのマナーも良くて走りやすい。
キロ表示が5kmまでないのですが、たぶん3kmあたりからズルズル後退しはじめました。
10km大会だと最初から飛ばさないと消化不良で終わってしまうので、前半重視でいいと思うのですが、それにしても今回は前半で粘れなかった。序盤で燃えつきたか。
同じようなペースの女性ランナーを仮想敵にして、私がリードする形で戦っていたのですが、一度道を譲ったらもう離されるばかり、必死で付いて行ったのですが無理でした。
私は序盤で終わったけど、周囲はそこからエンジンがかかっていたようで、他のランナーにもじわじわと抜かれていきました。
そのうち一人旅になってしまって、こうなってくると自分でも分るぐらいダレます。
たぶん、大幅にペースダウンしてたんでしょうね。
5km地点が見えたのですが、ちゃんと係の人が5kmの看板を持って立っているのに、私はなにを勘違いしたのか「この先の折り返しを戻って、またここに来た時が5km」と勝手に思い込んで時計を止めませんでした。
その先の折り返しを回って戻ってきて時計を押したら25分過ぎています。
あー、やっぱり往路でここを通過したときが5kmだったんだなー。

給水は7km付近の一カ所だけと少ないです。
給水所で時計をみたら30分過ぎていたので、あと10数分でゴールだし無給水でいこうかと思ったのですが、さすがに5月、涼しかったとはいえ結構汗が出てたので、一口だけ口にしてあとは頭からかけました(水は少ししか入っていなかった。飲みやすくという配慮かしら。)。
このあたりでは男性ランナーを仮想敵にして戦っていました。
やはり、一人旅では力が出ません。
競い合えるのが10kmの面白さです。
前の方に、前半で抜かれた女性ランナーが見えました(序盤で競っていた人とはまた別の人。序盤の女性ははるか彼方でした)。
この女性、走りながらあえぎ声を出していたので、かなりバテているようです。
前半に飛ばし過ぎたのかな。
普通、あえぎ声が出るようだともう粘れないのですが、私の直後にくっ付く形でかなり粘っています。
あと数キロ、この女性をすこしリードする形で必死に戦いました。
あえぎ声が近付いて、必死に抜こうとする度に私も粘って抜かせず、これを何回も繰りかえしました。
声が出ていない分、私の方に少しだけ余裕がありましたが、逆に言えば力を出し切れなかったとも言えますね。
結局、その女性を押さえる形でゴール。
ラスト1kmは4分24秒と、競ったわりにはタイムは伸びていませんでした。
どうやら、その女性は部門別で3位に入ったようです。

自己計測のグロスタイムは43分15秒、スタートロスは2秒強でしたから、43分13秒ぐらいかな。
ベストより20秒近く落ちていますが、まあこれが実力でしょう。
最近、10kmに多く出ていますが、どの大会でも競い合える仮想敵が出現して楽しいし、頑張れます。
ハーフ以上だと、どうしてもどちらかが頑張り切れなくて脱落しちゃうので、10km独特の面白さってのが最近味わえるようになりました。
マラソンって奥深いですね。

<<データ>>

(ロスタイム 2半秒)
 5km:不明、復路の同地点では25分26秒
 9km:38分50秒
 ゴール:43分15秒(自己計測グロス)
 (公式タイムは43分13秒と、なぜか自己計測より2秒速かった)

 ラスト1kmは4分24秒

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