会場風景。 朝方までの雨で一部ぬかるんでいました 白テントは男女の更衣室。 手前のテントはニューバランスのブース。 橋の下に陣どれるので、多少の雨でも安心です。 でも本降りだと人口密度が高くなるんだろうな@橋の下 左に見える土のグラウンドを1周半して、中央の坂を上り、土手の上の舗装道に上がります。 グラウンドと坂だけ未舗装、あとは全て舗装道です。 走り終わってから撮影しました。 ジョグしている人の方向にグラウンドを1周半してから白矢印の方向に出て坂を上がって土手の上に出るコースです。 *** 大会データ *** 種目:ちびっ子2km、5km、10km 参加者数:2km39人、5km166人、10k700人弱 最寄り駅:矢川(JR南武線)から徒歩15分 布ゼッケン前後2枚、ゼッケンの地色で距離(種目)、文字色で年令と性別を識別 参加賞:ランニングハンドブック(今年1月発行の号) 参加費:2500円 荷物:貴重品のみ預かりあり、着替えテントあり トイレ:仮設4基、全て男女共用、やや混んでいた 給水:2km地点(8km地点と兼用)とゴール後。内容は水のみ キロ表示:中間点(5km)と残り1km 計時:人力で全員の分を計測、結果は当日貼り出しと後日ネットで発表 ウエア:薄墨ランパン、ノースリーブアイスタッチ白シャツ、帽子。 シューズはゲルフェザーFT 今年は久々にEKIDENカーニバルか6時間リレーマラソン@夢の島に出ようと思っていたら、グズグズしているうちに両方とも仕事になってしまいました。 しかたなく、というのも言葉が悪いけど、日帰りで出られる大会を探していた所、この大会を見つけました。 友人が会場のすぐそば(歩いて5分)に住んでいるので、終わったら一緒に食事をする約束をしていました。 10kmのスタート時間が10時40分の予定だったのですが、道路(土手)使用許可の関係で直前になって9時50分スタートになりました。 小規模大会だから遠来の人はほとんどいないでしょうが、そういう人にとっては1時間近くズレるのは痛かったでしょう。 私はスタートが早くなってむしろ有難かったけど。 2月からのトレーニングを変えて、野村先生の教えの通りにシューズを変えたりしていましたが、まだ結果は出ず、といった状態でした。 3月の荒川は強風だけでなく今一つ調子が出なかったしかすみがうらは撃沈したし。 今回、久しぶりの10km大会でどんな結果が出るのか楽しみです。 直前に1kmタイムトライアルをしてみたら、自己ベストの4分半を10秒ほど上回って4分19秒と自己ベストを更新しました。 これは練習変更の一つとして、休日に右カーブのダッシュ10本を取り入れた効果だろうと思います。 今まではスピードトレーニングは全くと言っていいほどやらなかった(昨年は夏前に道マラ対策で多少はやったけど)ので、わずかとはいえスピード練習を取り入れるようになったのは進歩かしら。 今回のシューズは愛用のゲルフェザーFTにしました(そろそろ寿命なんですが)。 距離表示がどの位あるのか分らなかったので、作戦は特に考えずに走ることにしましたが、アップだけはきちんとするように心掛けました。 当日は雨が少し残る天気でしたが、濡れるほどではありませんでした。 5月とは思えない肌寒い気温で、走りやすそうな天候です。 (9時の気温14℃、気象庁に感謝したくなる絶好の気温でした) 矢川駅に8:45着、会場入りは9時の予定でしたが、1つ早い電車に乗りました。 思ったより駅から遠いので、結果的には早めに会場入りして正解でした。 トイレは4つしかなくて混んでいて結構待たされたし、早めの会場入りは気持ちにも余裕が出来て大正解でした。 受付けそばには橋があり、雨宿りできて便利です。 たぶん本降りの時には混雑して大変なんでしょうが、今回は空いていました。 2kmちびっ子の部のスタートを見送った後、10kmのスタートです。 土の競技場(路面は荒れぎみで走りづらい)を1周半してランナーをバラけさせ、狭い土手を走るコースです。 高低差はほとんどなし、土手はオール舗装です。 時々パラついていた雨はすっかり上がり、時折日が射していましたので、暑さ対策のために帽子をかぶっておきました。 どのあたりからスタートしていいか迷いましたが、まあそんなにハイレベルな大会ではなさそうだしかなり前の方からスタートしました(ネットとグロスのタイム差は4秒でした)。 でも実力以上の場所だったようで、序盤戦はバシバシ抜かれまくりました。 あー、やっぱり俺って遅いんだなー、本格派ルックのランナーに抜かれるのは当然としても、ウエアも体型も本格派からは遠いような人達にもスイスイ抜かれました。(微妙に失礼な表現ですね) コースは狭いのですが人数が少ないせいか、前の方からスタートしたせいか、混雑は全くなく走りやすかったです。 今まで出た10km大会で一番走りやすかったかもしれない。 一通り抜かれると、後は同じような走力のランナーが前後にパラパラといるような状態で走りやすいです。 5km地点で時計を見たら23分台、これはいけると確信しました。 自己ベストは昨年10月のチャレンジランナショナルスタジアムの49分ですが、今年1月の谷川真理ハーフの10km地点では48分台でした。 このペースなら多少後半にバテても47分台は狙えるでしょう。 失速するなよ、と足に身体に言い聞かせながら折り返し地点を過ぎました。 中間点のしばらく前から、私のすぐ後ろに赤いウエアのランナーが付いていました。 その人、クセなのかハアハアという呼吸音が大きい人なので、近付いたり離れたりしているのが呼吸音だけで良く分ります。 進路妨害にならないように気を使いながら走っていたのですが、まあ邪魔はしなかったけどすんなり抜かれるわけにもいかないので、抜かれそうになるとこっちも頑張って、なんとか抜かれないまま走っていました。 これが市民マラソンじゃなかったら、わざとブロックしながらペースを落として邪魔をするとか、わざと抜かせてから一気に抜き返して相手のペースを乱すとかの作戦も使えるんでしょうが、まさか市民マラソンで知らない人相手にそんなことはできません(やってみたいけど)。 ってゆーか、相手は勝負している気ではないでしょうから、ここはおとなしく邪魔にならないよう相手が抜きやすいように気を使いながら走りました。 でも抜かれたらそのままズルズル後退しそうだったので、相手の呼吸音が近付いてくるとこちらもペースを上げる、やがて相手が多少離れたらこっちも少しペースを落とす、の繰り返しでした。 まあ、相手は私より若くて速そうだし、ゴール手前のスパートで抜かれて終わるんだろうな、と思いながら走っていました。 あと1kmの看板が見えました。 最後はかなり頑張って、結局ラスト1kmは4分32秒、私としてはかなり頑張った数字です。 ゴールでは沢山の大会係員の方々が全員のタイムを手作業で計測していました。 RCチップなら手間いらずなんですが、予算の都合とかがあるのでしょう。 何人もの人が真剣にゼッケンとタイムを記録している姿には頭が下がります。 10kmと短い距離で、しかも河川敷の大会なのに前後2枚のゼッケンを付ける理由は、たぶんゴールでの人力タイム計測のためなんだと思います(前だけより前後にゼッケンがある方が確認しやすい)。 結局、赤いウエアのランナーには抜かれずにゴールしました。 ゴールしてから赤いウエアのランナーに声をかけて、邪魔じゃなかったですか?と聞いた所、邪魔ではなかったとのことでホッとしました。 引っ張ってくれて助かりました、と言われましたが、こちらこそ背中を押してくれて感謝です。 一期一会の好敵手でした。 タイムは自己ベストを2分半も更新して、46分15秒(自己計測ネット)でした。 後で時計を見たら、5km地点では23分01秒でしたので、数秒ですが後半はペースダウンしたことになります。 後半はペースアップしたつもりだったのですがスタミナが続かなかったようです。 友人が犬の散歩がてら応援に来てくれていたのですが、会場付近には水場もないから友人宅までレースウエアのまま移動しました。 友人家で着替えてさっぱりした後、中国茶をご馳走になってから車で国立駅近くのベジタリアン中華の店で遅めの昼食を取りました。 このお店、肉や魚は勿論ですが、5薫(ごくん、たまねぎやニンニクなど刺激の強い野菜)も使わない健康志向のお店で、肉や魚のかわりに大豆蛋白で作った肉もどきを使っています。 ベジに興味のない人でも美味しくいただける味です。 ただ餃子はイマイチでした・・・美味しいんだけど、ニラの入っていない餃子は餃子とは違う料理としか思えませんでした。やっぱ餃子はニラとニンニクです。 こんなにタイムが良いと、はたして10kmあったのか疑問になります(失礼>主催者殿)。 家に帰ってから、いつもの10km強のコースを目一杯スピード上げて走ってみたところ、51分台とこちらもコースベスト更新でした。 いつもは55分前後はかかるので、まあ今日の私はいつもより速かったことだけは間違いないようです。 しかし10kmレースの夕方に高速ジョグできるのは、レースで力を出し切れていないのかな・・・。 なかなか10km大会に出る機会がないので、良い数字を出せてホッとしました。 友人とも久々に色々話せて楽しい一日でした。 友人の飼っている犬と記念撮影。 両方とも今どき珍しいほどの見事な雑種(兄弟)。 上の茶犬はオスで、私とはイマイチ気が合いませんが、下の白い方は私とは大の仲良し(メス)。 茶犬は年とともに微妙に白髪になりつつありますが、白は白髪ならぬ茶髪になってきています。 昔は真っ白だったんですが、今ではずいぶん茶色くなってきました。 年のせいなのかな? |