谷川真理ハーフマラソン完走記





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河川敷といっても、川を見ることは少ないので、
川を撮影してみました。
当日は風が強かったので波立っています。
この上流にアザラシのタマちゃんがいるはず。



右端の方がボヤけていますが、強風での土ぼこりです。
風が強くてまいった。



参加賞のTシャツ(NIKE製)、これ目当てで出場する人も多い。
胸のマークです


こっちはTシャツの背中です。


Tシャツの左袖のマーク。

胸、背中、左袖と3個所もマークを印刷しているし、
好評のドライフィット素材だし、お金かけてますねー。
ボケた写真ですみません。


谷川マラソン完走記

(はじめに)
昨年、この大会ではじマラBBSの皆さんが集まって新年会を開いて、その中に私も参加している予定でした。
昨年のこの大会が私にとって初めてのハーフでしたし、はじマラの皆さんに初めてお会いする大会になるハズだったのですが・・・。
私が出遅れてしまい結局合流できず、私にとっては幻の新年会となってしまいました。
折り返しの手前で管理人さんが「かめさーん」と声をかけてくれたくれて嬉しかったことや、まなぶさんが私のゼッケンを探しながら走ってくれたこと、練習不足で挑んだ初めてのハーフで2時間15分かかったことなど、ちょっとニガい思い出一杯の大会です。

この1年で皆さんの携帯の番号も教えて頂いたし顔も憶えたし、今回は出遅れても合流できるから安心。
でも、困ったことに直前で風邪をひいちゃいました。
幸い、肺やのどの炎症はなかったのと、熱も微熱程度だったのでなんとか当日の朝には元気になっていました。
(前日の夜までだるくて微熱が引かなくて風邪薬を飲んでいましたが)
当日の朝、熱を計ったら久しぶりに平熱でした。
頭も痛くないし、気分は上々。走れそうで嬉しい。
なんだか昨夜から食べ過ぎでしたが、お腹の具合もいいし、食欲のあるのは健康ってことだと勝手に解釈して、自宅を出ました。
結果的には、この食べ過ぎぎみが奏功したみたいで、ガス欠にならずに走れました。

家を出たとたん、天気予報通りの強い風に嫌な予感を感じつつ、途中でキップをなくしたりしながら、最寄り駅の赤羽につきました。
ちょうど8時でした。

昨年同様、途中の橋(歩道が狭くなっている)で混雑していて、歩道だけじゃなくて車道までランナーであふれていました。
今年は早めに着いたからそんなに待たされなかったけど、昨年は何回も信号が変わっても前に進まなかったぐらい混雑していた。

参加人数の多さを考えると、この場所での開催は無理があるんじゃないか。
会場内に子供の遊び場があったり、なにかと手厚いイメージがある大会だけど、2年連続出場した私に一言言わせて。

会場までの道幅の狭さ(たった1個所でもボトルネックになる)が、どれだけ参加者や地元住民に迷惑なものなのか主催者は分かっているのかしら。
道案内野ボランティアがいないから、土地カンのある一部の人以外はみんな最短距離で移動しますが、そのルートの途中の橋で大渋滞。昨年も全く同じだった。
ここの主催者は、遠回りになってもいいから、別ルートを案内するとかの方法は考えないのかねぇ。
芸能人呼んで華やかにすることよりも、優先することがあるんじゃないか。
あと、給水もひどかった。
4カ所のうち2カ所は飲めなかった。
当日、強風で寒かったからまだいいけど、風がなかったら脱水で倒れるランナー続出だったかもしれない。


早めに会場入りしたので、時間はたっぷりあるけど、なにしろ寒いのと風が強くてまいりました。
とりあえず、1人で陣取りましたが、レジャーシートを持っていないのと、一人で広く陣取るのも顰蹙ものなので、ささやかに陣取りました。
しかし寒い。
ブルブル震えてカイロを腰にあてましたが、靴をすりぬける冷風で、つまさきが冷たくなっていました。
なんで、こんなに足が冷えるんだろう、と不思議だったのですが、マラソン用のシューズって通気性が良いから寒風がシューズの中に入り込むんですね。
知らなかった。
今回、走り終わった後に靴下を脱いだら、足の指が土ぼこりで真っ黒になっていてびっくりしたけど、それだけ通気性がいいってことなんですね。


この天候で、なにを着て走るか悩みました。
私はタイツを持っていないので、下半身はランパンかウインドブレーカーのどちらかしか選択肢はありません。
上半身は、半袖・長袖・ウインドブレーカーを持ってきましたが、悩んだ結果、長袖シャツとランパンで走ることにしました。
結果的には悪くはない選択でした(前半は寒かったけど)

皆さんとの待ち合わせ時刻の9時半になったので集合場所に移動しました。
そういえば、寒くて震えていたので、ろくに挨拶もしなかったですね・・・。
皆様、失礼しました m(__)m

私のハーフの記録は、昨年のこの大会(初ハーフ)が2時間15分、昨年9月のタートルは猛暑で2時間30分、昨年12月の川口マラソンで自己ベストの1時間51分弱です。
猛暑のタートルは別として、2時間15分から1年弱で24分もタイムを短縮したのは嬉しかったけど、正直いって12月の川口マラソンの記録が自分で信じられなくて、まぐれかな、と思っていました。
なにしろ10kmのベストよりも速くハーフを走れたのが今でも不思議です。
今回は、体調も練習もイマイチだし、どんなタイムで走れるのか自分でも想像がつきませんでした。

荷物を預けたりしているうちに、スタート10分前になりました。
インフルエンザが治ったばかりで今回はリハビリ走のペンギンさんと、最後尾スタートを狙うはこさんと、3人で後方に陣取りました。
寒いよぉ。
震えながら、号砲を聞きました。
最後尾スタート狙いのはこさんは後方にさがっていたので、私はペンギンさんの背中を見ながら走り出しました。
でも、7700人と大人数で混んでいて走りづらい。
河川敷コースなので道幅は狭いし、参加者多すぎってかんじです。
足にまかせて走りたいのですが人が多くて走りづらくて、前の人を追い抜いているうちにペンギンさんとはぐれました。

とりあえず、2時間ぐらいで走れればいいかなぁ。
そんなことを考えながら1kmごとの距離表示と時計をみながら走りました。
4つある給水所1つ目は頂けました(アミノバイタル)が、折り返し付近の第二・第三給水所では準備が間に合わなかったり紙コップがなかったりして、飲めませんでした。
給水の不備って、大会としては致命的だと思うんですけど。


やがて、トップ集団が戻ってきたのですが、我々のような後方ランナーが道一杯に広がって走っていて、速いランナーの走路が狭くて可哀想でした。
「道開けて!!!」と叫びながら走っていたトップ集団ランナーもいました。
係員の不足(もっと人を増して、交通整理しろよ)と、後方ランナーのモラル不足(自戒もこめて)、それと、人が多すぎて追いこすためには右側にはみ出ないと抜けない(理由にならないけど)、ということもあって、なんだか走りながら不愉快な気分でした。


折り返し前後は道も狭くスローダウンしました。
走りながら、こんなに遅くて走りづらいのなら、来年の走り初めは別の大会がいいかな、と、またしてもうんざり。


とりあえず、キロ6分よりは速いペースで走れていたので、2時間は切れそうです。
ランナーを縫うように抜きながら走っているうちに、往路のランナーも減ってきて走りやすくなってきました。

この大会は、谷川真理さんや芸能人(そのまんま東、長谷川理恵、5kmの石田純一)が出るのがウリですが、芸能人を探すよりも隙あらば前に、という感じで(遅足ランナーだけど)、誰にも気がつきませんでした。
それと、はじマラメンバーの方々とも間違いなくどこかですれ違っていたはずだけど、混雑していてほとんど見つけられなかった。
例外は、12km付近で追い付いたまなぶさんと、16kmあたりで追い付かれたはこさん。
16km辺りは、ちょっとダレてきた時だったので、はこさんに声をかけて頂いたのはいい刺激になりました。
「このペースだと、1時間52分かな」というはこさんの言葉で欲が出て、自己ベスト更新ができるかしらと思って、そこからスパートしました。
でも、17kmあたりで急に左足が棒になってしまいました。原因不明です。
だましだまし走っていましたが、やはり後半になると不思議な力が出るみたいで、後で見たらタイムは落ちていませんでした。

(参考)
5kmまで:キロあたり5.70分
10kmまで:キロあたり5.44分
15kmまで:キロあたり5.12分
20kmまで:キロあたり5.12分

最初の5kmは混雑とかの影響で遅くなるのは仕方がないけど、後半の方がタイムが良くなっているのがうれしいです。
前半から頑張れば、もうちょっとタイムが良くなるかも。


走り終わって、みんなで和気あいあいとお話をしたかったのですが、なにしろ風が強くてホコリまみれで、とっとと撤収って気分でした。
新年会会場の焼肉屋に着いたときは、暖かくて風のない場所の有難さを再認識しました。

たらふくビールと焼肉を食べて、那覇マラソンの思い出話とか、次のお祭りイベントの長野マラソンの話とかで盛り上がりました。
解散した後、私を含め数人は某氏のリクエストで「うま辛」で有名なラーメン屋に移動して、旨いけど辛いラーメンで大汗をかきました。
辛くて、くちびるがタラコになりました。


個人的には不満が多い大会で、来年は出たくない気もします。
でも、走り初めには手ごろな場所だし、お遊び大会って位置付けならいいかもしれない。
人にお薦めできる大会ではないけれど、地元に詳しい人によると安くて美味しい寿司屋もあるみたいなので、来年はこっそりと参加しようかな。
同じ荒川河川敷の大会では、荒川市民マラソン(フル)とタートルマラソン(10kmとハーフ)に出たことがありますが、谷川はずば抜けてボランティアの数が少ない。
上っ面の雰囲気では、子供の遊び場があったり、芸能人がランナーとして参加したり、参加賞のTシャツが好評だったり、年々人気が出ている大会だけれども、給水の不手際、会場までの道案内が全くないなど、主催者の神経を疑う部分が多い。
しかも、今回私は受付で別人のゼッケン(ゼッケン番号は全く違う)を渡された。
ゼッケンを受け取った時に名前を確認することなんて、今まで1回もなかったけど、この大会は全てに渡って大会運営に不安があったので、ゼッケンを受け取ってすぐに名前と番号を確認したら、全く違う番号、他人のゼッケンだった。
私は早めに会場入りしたし受付は混雑していなかったから、受付係員のやる気のなさとしか思えない。
百歩、いや、万歩ゆずって、ゼッケンとか道案内とかはランナーの自己責任ってことにしてもいい。

だけど、給水は生死に関わる。
主催者さん、来年は
「給水は、あったりなかったりしまーす♪」
と、パンフの先頭に書きましょうね。
それが現実だったのだから。


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