はじマラ@かめ





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会場入り直後。良い天気でした。



ステージではなんとか言うバンド(憶えていない)が演奏していたようです(聞いてもいない)。
風はさほど強くなかったです。



土手側の階段、スタート1時間ほど前です。
満席です。
この大会、ハーフの参加者が約8000人と、たぶん都内のハーフでは最大だと思います。
(5kmや親子の部などを合わせると9528人のエントリーだったそうです)
託児所があり参加賞のNIKE Tシャツも人気、場所も赤羽と近いし例年芸能人の参加者も多く華やかで、ゴールしてからの暖かいおしぼりサービスも好評、しかも初心者でも比較的走りやすい1月初旬の開催となれば新年の走り初めにはぴったりですし、人気があるのもむべなるかな、という気がします。
しかし、例年あちこちで不評をかっているのは、あながち大人数で狭いコースだから走りづらいというだけではないようです。
主催者は年々工夫をこらしていて、たとえば女性が10分早くスタートして男女混合での優勝争い(賞金付き)、飛び賞に現金一万円、ゴールしてからの暖かいおしぼりサービスなど、目先を変えるのは勝手ですがそれ以前の問題としてトイレの数が圧倒的に不足していることに象徴されるように、一番基本的な運営が相変わらずなっていない。
冷静に考えれば、マンモス大会はどこもトイレの数が足りない傾向にあるし、参加者が多ければ受付なども混雑するのは仕方がないことで、なにも混雑や不手際はこの大会に限ったことではありません。
なのに、この大会だけが(ネット上などで)毎年叩かれるのはなぜか。
参加者の視点で見ていない。その一点につきるでしょう。
もう毎年文句を言い続けていますし、多少は改善されたところもあるので、今後さらに改善されることを期待しつつ幾つか書き出します。

1.赤羽駅から会場までの狭い歩道でいつも渋滞するが、今年は対抗車線側に迂回させる案内係がいたので、多少はマシになった。
しかし、係員の配置も指示も悪くスムーズではなかった。
迂回路側にも最低一人は配置するか、向かい側の歩道から拡声器でこまめに誘導してほしい。
(係員の配置は昨年もあったのかもしれないが、私は昨年はJR赤羽駅を使わなかったので不明。一昨年は係員は誰もおらず、狭い歩道からランナーがはみ出ていた)

2.トイレの圧倒的不足。スタートの1時間前にすでに水切れで使えない状態になっている場所が数カ所あった。
数を増やすことはもちろんですが、男性小専用(見あたらなかった)を増やすだけでも、かなり違うはず。
トイレ待ちでスタート時間に間に合わなかった女性がけっこういました。

3.当日受付の窓口が2つあるのですが(男性ハーフ専用とそれ以外)、何の表示もないし係員の誘導もない。
当日エントリーは500人限定なので、列を並び間違えて参加できなかったらどうするんだろう。
せっかく並んだのに列違いでまた最後尾に並び直すハメになったランナーも諦め顔でした。

4.大会プログラム(A4の紙で1枚)に会場案内図が載っていない。 私は4回目の参加なので迷わなかったけど、初参加の人は戸惑ったかも。
協賛企業や谷川真理のプロフィールはデカデカと載せてるのにねぇ。

5.折り返し付近の混雑は毎年恐怖を感じる。
狭くて追い越すどころじゃない(しかも脇にも逃げ場がない)し、よく正面衝突事故がおきないもんだと感心するぐらい狭くて渋滞する。
参加人数を考えれば混雑するのはやむを得ないだろうが、混雑緩和を真剣に考えてもらいたい(全体的に)。
具体的には、男女時間差スタートは廃止すべき。
そんなに男女混合優勝争いを売り物にしたいなら、まず速い女子をスタートさせ、次の号砲で持ちタイム順に並ばせた男女の集団をスタートさせればいい。
そもそも、エントリー時にタイムを申告させてゼッケンをタイム順に発行して、スタートの並び順はゼッケン順とさせるべきではないか。
(当日エントリーは最後尾スタートでいい)
現在もスタート位置はタイム順となってはいるが、区切りがおおざっぱすぎで誰も守っちゃいない。
だいたい、一番後ろが「1時間30分以上」って区切りはこの大会ではありえないだろ。
1時間半で走れるランナーは、参加者の半数以下だろうから、1時間30分以降は15分きざみ位で区切らなきゃ意味がない。
今回、私は60分〜69分の場所からスタートしたが(反則なのは承知の上)、60分で走れるような高速ランナーは周囲には全くいなかった。
私と同程度、むしろ遅い人もかなりいたぐらい。
ゼッケン順に並ばせれば周囲の目があるから、こういった不正は(多少は)マシになるはず。
だいたい女子が10分早くスタートするってことは、遅い女子が「走る障害物」になるってことで、これはお互いに危険でしかない。
しかも、そういったランナーは仲良く2人で並んで走ったり(邪魔です)音楽を聴きながら走ったり(危険です)しているので、追い抜くのに神経を使う。
せっかく2時間半と長目の制限時間で初心者歓迎の大会なんだから、誰も気にしちゃいない優勝争いなんぞよりも一般ランナーが安全に走れることを心がけてほしい。

・・・と、なぜか毎年この大会に文句を言い出すと止まらない。

良かったところも書いておくと、ゴールしてからの暖かいおしぼりサービスは有り難いし、1kmごとのキロ表示も嬉しいし、10kmの通過タイム計測も嬉しい。
(願わくば最後の数キロの「あと○km表示」は止めて、最後まで○km表示にしてほしい。あと、10km通過タイムはグロスタイムのみだが、どうせ参考記録なんだからネットタイムにしてほしい。ちなみに後日送られてくるハガキにはフィニッシュのみネットタイムも記載されている)。
昨年は不手際が目立った給水ですが、今年の給水は合格点。
しかし、第二給水の場所が相変わらず悪かった。
もっと広い場所に移動した方がいいんじゃないか。あと、贅沢かもしれないけど給水は全てアミノバイタルだったのが個人的には困った。
(最近は20km以下では水しか摂取しないようにしているので)

・・・褒めるつもりが、書き出すとどうしても注文になっちゃいますね。
さて、文句はこれぐらいにしてここからが完走記です。
2004年2月の新宿シティハーフの1時間46分以来、なかなか自己ベストを更新できずにいました。
昨年(2005年)10月の手が沼が1時間48分、12月のはだの丹沢は高低差があるコースにもかかわらず、充分なアップが功を奏したのか、なんと1時間44分弱、あっさり自己ベストを塗り替えました 。
はだのハーフがフロックでないことを検証するためにも、なんとか43分台は出したいところです。

この大会は4回目の参加になるのですが、私は仕事の都合で日曜も出勤なので、よほど出たい大会以外はエントリーしないようにしています。
この大会、昨年からは事前のエントリーはやめて休みが取れて天気が良さそうなら出る、という1ランク下げた扱いにしていますので、今年も500円高い当日エントリーで出ました。
昨年は赤羽岩淵駅から行ったのですが、今年は赤羽駅にしました。
朝7時に家を出て赤羽駅着が8時、会場到着が8時15分、当日受付けが混雑していて終わったのが8時半。
男子ハーフは10時10分スタート(女子は10時ジャスト)なので、1時間半以上時間があります。
今回も単独行動なのですが、一応誰かと会った時の為にスタートライン付近の石段に広めに陣取っておきました。
いでたちはタイツ、帽子、長袖シャツ、やや厚めの手袋にしました。 そのうち付近も混雑してきたので徐々に陣地を縮小、誰とも会いそうにないからちょっと早めでしたが撤収してまずはトイレへ。
早くも長蛇の列でかなり待ちました。
荷物を預ける時も、番号札を書くのに使うマジックペン待ちと、とにかくどこも混雑しています。
マジックぐらい多めに用意すればいいのに・・・。

最近の教訓でアップはしっかりとするようにしています(ようやく学んだ)ので、今回もじっくりとアップしてスタートラインに向かいました。
気温は5度、風は2m。絶好のマラソン日和です。
スタートラインは時間順に並ぶのですが、今回はズルして60分〜69分の位置に並びましたが、周囲はどう考えても60分では走れないような人ばかりでした。
女子が10分先にスタートするのですが、トイレの混雑でスタート時刻に間に合わなかった女子ランナーが沢山いたようです。
やがて号砲が鳴ったようです(かなり前だったけど聞こえなかった)。
コースも例年通り混雑していて、3km過ぎてようやく多少はマシになってきました。
でも8kmあたりからは先頭ランナーが戻ってきて、コースは半分しか使えなくなりますから、また渋滞します。
それと、10分先にスタートした女子の遅いランナー達が走る障害物になってきて、ますます走りづらさが倍増。
しかもそういった後方ランナーは仲良くおしゃべりをしながら並んで走っていたりします。
今年は走っている谷川真理さんを見る事が出来ましたが、自分の名前を冠している大会がこれだけ不評を買っていることをご存じなのかしら。
不評でもこんな大人数が参加するんだから改善の必要なしと思っているのかしら。

この大会でなにが一番恐いかと言うと、折り返し付近の大混雑。
コース脇に逃げる場所もないし、とにかく恐いのひとこと。
昨年もこの付近で着ぐるみを着た2人組がいましたが、今年もいました2人組・・・。
ランナーを励ましながら走るのはありがたいのですが、横に並んで走っていて本当に邪魔。
せめて折り返し付近だけでも縦になって走るぐらいの気配りがほしいものです。

タイムはスタート直後と折り返し付近以外は4分40秒台で走れていました。
10kmの通過タイムは49分を切っていて、昨年10月の10km大会の自己ベストよりも1分速いペースと好調でした。

15km付近になると上りのランナーもいなくなり、ようやく走りやすくなってきます。
このあたりで胸の痛みを感じて、これは初めての経験だったのでスローダウンしようか迷ったのですが、最近胸筋を鍛えはじめているのでその筋肉痛だと判断してそのまま走り続けました(本当にそうだったようで、その後も異常ありませんでした)
この大会、1kmごとに距離表示があり大変ありがたい(なんか唯一の美点のような気が)。
時計に1時間40分をメモリーして1kmごとにペースをチェックしていたのですが、どうやら自己ベスト更新は間違いないようです。
残り5kmは失速しないことだけを心掛けて走りました。
結果、タイムは1時間42分ぐらい、時計を止めるのをミスったので正確には記録証待ちですが自己ベストを2分弱更新できたのは嬉しかったです。
3年前のこの大会ではじめてハーフを走った時が2時間15分でした。
地道に走ってれば少しづつでも速くなるんだなぁ。
まだまだ、先を目指さなきゃ。
   はじマラBBS






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