****** 大会データ ****** ----- 大会寸評 ----- 今年で17回、旧名の谷川真理ハーフマラソンのほうが通りがいい人も多いだろうが、数年前からハイテクハーフマラソンと改称し昔のように公認大会に戻った。 もっとも内容は昔の通りで、4年ぶりに出たが違うところといえば記録証の発行(以前はハガキタイプで後日郵送)がネットからのダウンロードだけになったぐらいで、コースも運営も変わらない。 首都圏からのアクセスの良さ、華やかな雰囲気、ゆるい制限時間など、初心者の入門にも適しており、また公認大会に戻ったことで記録重視のランナーにも重宝されるだろう。 はじめてウエーブスタートを取り入れた大会で、コースも上流と下流に分かれており、以前より走りやすくなった。 ----- 概要 ----- 種目:ハーフマラソン、2kmペアラン、3km。 最寄り駅:赤羽駅から徒歩15分など。 スタート時刻:ハーフは10:00、10:15:、10:30のウエーブスタート。 参加者数:全体で10000人。 完走率:不明。相当高いはず。 制限時間:ハーフで3時間のようです。 関門:ないようです。 参加資格:特になし。 ----- コース・計測 ----- 計測方式:モノタグという紙のようなものを両足のシューズヒモに付ける。返却不要の使い捨て。 計測内容:フィニッシュタイムのみ。ネットタイム計測あり。 記録検索:あり。JogNoteが計測で大会公式サイトにリンクあり。 記録証:ネット発行のみ。不親切。 ペースセッター:なし。 ゼッケン枚数:一般1枚、陸連の部は不明。 ゼッケン番号順:不明だけど、どうもランダムのようです。 コース:荒川河川敷・新荒川大橋野球場から上流と下流の2コース。 上流は折り返し付近に坂あり。 下流は走ったことがないので不明。 コース上トイレ:既設のみ。 アップ場所:コースの下流側でアップ可能。 キロ表示:1kmごと。 スタート順:特にないようです。以前はタイムごとのプラカードに並ぶ方式だったが、今は特に指示がない。 ロスタイム:ハーフの上流第二ウエーブで20秒ぐらい。後ろだと数分かな。 給水:3箇所。水とスポーツドリンク。 第二給水が第一ウエーブの人とかぶったのか、待つような状態だった。 スペシャル給水:なし。 給食:なし。 私設エイド:なし。 スポンジ:なし。 スタート前給水:なし。 ゴール後の飲食サービス:暖かい(ぬるい)おしぼり、ポカリスエット500mlペット、明治ザバス牛乳200ml、パン(ヤマザキのランチパックのチョコ&ホイップ)。 ----- 環境 ----- 声援:走友会が来ている程度。河川敷で応援があるのは板橋シティぐらいのものです。 仮装:あまり見かけなかった。 参加賞:Tシャツ。PUMA、デザインは相変わらず悪い。 完走賞:なし。 参加費:5400円+手数料278円。セレブ枠みたいなものもある。珍しく当日受付があり、当日6000円で200名 ちなみに限定プレミアムランナー(10800円)は200名限定で、下記サービスがあるそうです。 @待たないトイレ 一般的には100人に一棟ですが、プレミアムランナー専用エリアには20人に一棟が設置されています。 A暖かい専用テント ビッグテント内はプレミアムランナーだけが入室でき、暖房が完備されています。 B軽食・ホットドリンクのサービス 軽食をはじめ、暖かいスープ・コーヒー・紅茶などが用意されています。 C専用荷物置き場(貴重品除く) プレミアムランナー専用の荷物置き場があります。 Dご希望の出走時間を選択可能 ウェーブスタート時間(10:00、10:15、10:30) 荷物預かり:あり。貴重品以外のみ。渡された袋の入るもののみ預かる。 着替え場所:更衣テントあり。使わなかったので混雑度は不明。 会場トイレ:仮設多数、個室はかなり前から行列でした。 プログラム:ペラっとした案内のみ。ネットで選手名簿を見ることは可能。 写真屋:オールスポーツ。 招待選手:谷川真理、猫ひろし、福島和可菜 気温など:晴れ、無風。雲一つない晴れ。気温は12度前後、これで曇っていたら最高ですが、陽が出た割には暑くはなかった。 ----- 個人データ ----- 体重、食生活:前日の体重58.9kg、体脂肪11.3%。 相変わらず練習はイマイチ。 一週間前に30km走をしたらバテた。体がなまってます。 スピードもスタミナもない状態です。 ウエア:NB高機能帽子、アディダス黒長袖シャツ、CW-Xロングタイツ、アディダスグレー薄手の靴下、シューズはイダテンダイナ2、リストバンド。 ダメージは腰痛(右腰中心)、左足母指球付近に大きなマメ、アキレス付近と膝上付近の筋肉痛程度。 |
【出場まで】 はじめてのハーフマラソンが2003年のこの大会、それ以降毎年の大会走りぞめはこの大会でした。 しかし2012年の大会を最後に故障で出られなくなり、2015年3月に故障が癒えてようやく大会復帰してから初めてのハーフがこの大会となりました。 以前から文句ばかり言っていた運営もかなり良くなり、相変わらず駅からの道は狭くて渋滞するのですが、もう主催者は場所を変えるなどの気はないようですから早めに会場入りするしかありません。 それを除けばウエーブスタートや数の多い仮設トイレなど、参加者数の割には走りやすい大会です。 初心者から本格派まで、だれでも楽しめる大会です。 目標ですが、復帰後の成績は10kmは自己ベストより1分半遅く、フルマラソンは20分から30分も遅い状態ですので、ハーフのベスト(1時間32分)には遠く及ばないのは仕方がないにしてもせめて1時間45分は切りたいところです。 4年ぶり11回目の本大会、はたして結果やいかに。 |
【レース内容】 なぜか第一ウエーブの上流しか走ったことがないのですが、今回は初めての第二ウエーブでの出走です。 ですので10時15分のスタートですからそんなに早起きは必要ないのですが、赤羽駅から会場までは狭い歩道を通ることもあって渋滞がひどいので早めに出ないと遅刻します。 6時半に起きて7時50分に家を出ましたが、風はなく晴れて気温も低めのマラソン日和。 8時26分に赤羽駅に着きましたが、改札さえ出てしまえば4年ぶりでも道順は覚えているものですね。 8時45分に会場入し、50分には陣地をスタートライン(上流)の近くに作って、すぐ荷物を預けました。 荷物は45L程度の半透明の袋を渡され、受付テーブルでシールを袋とゼッケンに貼ってくれるシステムで自分で書く必要がないのでスムーズだし、預ける場所(トラックが橋の下に5台止まっていた)も自由に選べるフレキシブルなものです。 このあたりは大規模大会のノウハウの蓄積でしょうか。 ペアランがすでに始まっていましたが、上流側なので下流側で自由にアップできます。 トイレは十分な台数ありましたが、個室はすでに行列でした。 軽くアップして、今日は手袋はいらないと思ってしまいこみました。 長袖ロングタイツで行ったのですが、半袖でも良かったかもしれません。 気温は高くはないのですが、無風で日差しが強かった。 この大会では初めての第二ウエーブです。 私はなぜか上流側しか走ったことがないのはなぜかしら。 ウエーブ順はどう分けているのかわかりませんが、タイム順というわけでもないようです。 土手で第一ウエーブのスタートを見送ってから、少し遠慮ぎみの位置につきました。 早く行かないといい場所が取れない第一ウエーブより、第二ウエーブの方が気が楽な気がします。 ロスタイムは20秒程度、スタートしてからしばらくは混雑ぎみではあるけど、それより身体が動かずペースが上がらない。 1kmが5分弱、まあスタートの混雑でしかたがないかなと思いきや、2kmも3kmも5分弱。 混んではいるけど、それが原因ではなく脚が乗らない。 これじゃ1時間45分すら切れそうにないな・・・。 最初の給水はパスしてリズムに乗ろうとしたのですが効果なく、4分50秒を切れたのが8km。 折り返し近くなってようやくエンジンがかかったのか、そこまではフォーム改善を意識していたからブレーキだったのか、とにかく折り返し以降はなんとか「乗った走り」が少しですができました。 ハーフならもっと呼吸が荒くなるはずなのに、そこまで脚が動かないのです。 ハーフや10kmなら呼吸がきついぐらいのペースで走らなきゃいけないのですが、そこまで上げられない。 第二給水は第一ウエーブのランナーとかぶったのかコップが少なくて取れませんでした。 水切れではなく準備不足だったようですが、頼むから給水はきちんとしてくれ。 芸能人呼ぶ金があったら、そっちをちゃんとしてくれよ。 折り返してから第一ウエーブの遅いランナーが落ちてきますが、さほど邪魔にはなりません。 やがて第三ウエーブの黄色ゼッケンが往路に来始めましたが、これもあまり邪魔にはなりませんでした。 全体的に人数の割には走りやすいかな。 上流下流に分けてさらに3ウエーブに分けてのスタート、計6つに分散させた効果でしょう。 第三給水は両側(往路側も)で取っていいとアナウンスされましたので、取りやすかったです。 もう第三ウエーブの最後尾も通り過ぎているようです。 谷川真理さんが下流コースを走り終えて、激励走に来ていました。 久しぶりに見る谷川さん、なんだか女を超えてきたなぁ(失礼)。 なんとかラストスパートらしきことができましたが、追い込み不足という感じ。 甘いというか、なんというか。 まだ走り方が思い出せていない感じです。 ゴールに駆け込んで、いつもならすぐ時計を見るのですが、しばらく見ることを忘れていました。 どうせろくなタイムじゃないという諦めがあったのかな。 こんなことは初めてです。 ふと気がついて時計を見たら1時間40分台、おお、前半の酷さを考えたら悪くないタイムだ。 自己ベストより8分落ちているとはいえ、今の私では悪くはない。 これで次の勝田に繋げられるかもしれない。 フィニッシュしてからポカリスエット500mlペット、ザバス牛乳200ml、ヤマザキランチパックをもらい、荷物を受け取りに行きましたが、荷物はすぐ出てきました。 意外と荷物は預けない人も多いのかな。 4年ぶり11回目の出場でしたが、天気にも恵まれいい休日を過ごせました。 給水がお粗末だったのと完走証がネットでのダウンロードだけになったのが残念ですが、おおむねいい運営でした。 タイムはともかく、故障を気にすることなく走れるようになっただけでも1年前と比べたら幸せなのかな。 でも、もうちょっと速く走りたかった。 人間は欲深いものですね。 ちなみにオールスポーツで見た写真では、フォームは全く改善できていませんでした。 だいぶ意識したのですが・・・。 |
【写真と記録】 タイムは(自己計測ネットタイム)です 1km 04:56 2km 04:56 3km 05:00 4km 04:55 5km 04:54 6km 04:56 7km 05:00 8km 04:49 9km 04:46 10km 04:47 11km 04:49 12km 04:34 13km 04:43 14km 04:43 15km 04:47 16km 04:32 17km 04:43 18km 04:35 19km 04:37 20km 04:48 21km 04:30 GOAL 00:26 TOTAL 01:40:45 1kmあたりの速度のグラフです。 会場に向かう列、狭い歩道を通るので渋滞します。 早めに行きましょう。 雲ひとつない青空、4年ぶり11回目の光景です。 スタートまではまだ時間があります。 コースの上流側です。 コースの下流側。 飛行機雲が見えます。 遠くにちょっとだけ雲が。 フィニッシュ後です。 黄色ゼッケンはまだレース中の第三ウエーブです。 左の方ののんびりした雰囲気の青・ピンクゼッケンはレースを終えた第一・第二ウエーブのランナーです。 中央付近のタワー横がフィニッシュラインです。 ラストスパートするランナーが見えます。 陣地からの眺め。 本当に雲ひとつない青空、風もなくおだやかな冬の日。 陣地でまったりしながらマメの水抜きを安全ピンでしていました。 土手の上から撮ったゴール。 拡大撮影なので画像が荒い。 ここで上流と下流が合流してゴールに駆け込みます。 桜だかなんだかが植えてあるので立ち入り禁止になっているエリアです。 4年ぶりの光景、2003年のここでの初ハーフから13年も経ったんですね。 参加賞、プロテインミルクはあまり美味しくはなかった。 ポカリは安定の味、ランチパックは甘くて美味しかった。 PUMAのシャツ。 昔はセンス良かったんだけどなぁ。 背中側。 センスないなぁ。 モノタグという計測チップ。 初めて使いましたが両足に装着します。 相当丈夫(本体も接着テープ部も)なので、外れる心配はなさそうです。 裏面をはがしてみたら、中はこんな感じでした。 ちなみに返却不要、記録検索(完走証ダウンロード)はジョグノートでした。 RUNNETの独占は徐々に崩れているのかしら。 |