赤羽月例(第381回)



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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

マラソン大会というよりは練習会、健康志向のランナーも沢山いるのでレベルはそんなに高くない。
大会というより練習会に近いので、給水などは原則自己責任と考えるべき。


----- 大会概要 -----

種目:2km、5km、10km
最寄り駅:埼京線 北赤羽から徒歩15分
スタート時刻:シーズンによるが今回は9時
参加者数:今回は90人ぐらいだったようです。
制限時間:ないようです
関門:ないようです
参加資格:特になし。小学生は保護者の付き添いが必要。
完走率など:不明ですが9割以上は完走しているはず。

----- コースなど -----

ゼッケン枚数:
初回にゼッケン代金500円を支払い(別途参加費500円で、初回は計1000円)、布ゼッケンを購入。
次回からはそれを持参するシステム。
ゼッケン番号順:古株順(笑)
コース:荒川河川敷、折り返しの5kmコースを2周回、未公認コース。
コース上トイレ:なし
アップ場所:河川敷
キロ表示:なし。
2kmの部の折り返しなどが目安となる程度
計測:人力
ペースセッター:なし。
スタート順:指定なし
ロスタイム:数秒

給水:水のみ(後述)
スペシャル給水:なし
給食:なし。
私設エイド:なし。
スポンジ:なし。
スタート前給水:あり(後述)

----- 環境 -----

声援:なし
仮装:なし。そういう大会ではないです。
参加賞:なし
売店:なし
飲食サービス:なし
参加費:初回1000円。次回からはゼッケン持参で500円。
当日エントリー:当日エントリーのみ。事前エントリーはなし。
荷物:なし
着替え場所:なし
会場トイレ:河川敷グラウンドの常設のみ。
プログラム:前回の記録表程度
記録証:なし
写真屋:なし
招待選手:なし

----- 個人データ -----

直前の体重など:前日が54.5kg/5.6%。最近やや太めです。
ウエア:薄墨ボックスランパン、NIKE赤シャツ、靴下はNB5本指滑り止めなし。
天候:曇り。気温はスタート時17℃。
その他:シューズはスカイセンサーブリーズ 26cm。
10kmでは初メガネ走でしたが、特に邪魔にはなりませんでした。

ダメージ:さほどなし。
毎週第四日曜に開催されている赤羽月例マラソン、今回が381回だそうです。
一度出たいと思いつつ、なかなかチャンスがありませんでした。
今回、第四日曜に休暇が取れたことと、最近10km大会に出ていないこともあって、ちと風邪気味でしたが参加してきました。

性格としては、大会というより練習会と位置づける方がいいでしょう。
給水はありますが小規模なので、給水が必要な人は自分で持って走った方が良いです。
必死に頑張って自己ベスト、というよりも、安全マージンを持ちつつ頑張る、というのがこの大会のあるべき姿だと思います。
一般の大会のようなサポートは期待してはいけません。
自己責任で競い合う、そんな大会です。

一番の特徴は、毎月第四日曜に定期開催、そして当日エントリーのみという点です。
気軽に参加できるのが魅力ですが、逆に言えば当日の朝になって「眠いからやーめた」ということにもなります。
まあ、それもありです。
それぞれのスタイルで参加できるのが魅力です。

私は今回が初参加でした。
昨年4月に参加しようと現地まで行ったら、早すぎたのか場所が分からず走れなかったという、なんとも情けないことがあったので、今回は慎重に地図を調べて行きました。
まあ、土手に上がれば分かる場所だったのですが(なぜ前回わからなかったのか謎)。

私のように初参加の人もけっこういました。
受付のテーブルでは、はじめての人はまず手前で名簿に住所その他を書いて布ゼッケンを受け取ってから、奥側で当日出る種目の欄に記入します。

2kmの部の参加者はごく少数、5kmも少なめでした。
ゼッケンの他にリボンを渡され、2kmの部は黄色いリボン、10kmは赤いリボン、5kmはリボンなし、これが係員の誘導の目印となります。

コースは全種目同時スタート、5kmのスタートラインだけすこし前方です。
河川敷なのでフラット、一カ所車止めがあってコースが狭い場所があって、そこにだけ係員がいます。
それ以外は途中はもちろん折り返し地点も無人です(折り返し地点には看板があるので迷わない)。
スタートして1kmほどで2kmの部の折り返し点があり、その先に5kmの折り返し点があり、10kmの部はここを折り返してスタートライン手前でまた折り返して、計二周します。
給水は10kmの部の5km折り返し地点だけです。
スタートライン手前にも給水があって競技前後に利用できますが、いずれもすごく小規模な給水なので、なるべく水は自分で用意しましょう。
本当に練習会の延長線といった大会なので、主催者がなんでも用意してくれる大会とは別だと考えて下さい。

さて、レースですが、数日前から寝冷えをしてしまい、体調は完璧ではありませんでした。
でもアップではいい感じでしたし、なにより曇りで寒いぐらいの陽気、マラソン日和でした(17℃)。
珍しくというか、たぶんデビュー戦以来だろうと思うのですが帽子なしで走りました。
それだけ気温低めで雲も厚かった。
久々の10kmレース、序盤から飛ばしてみる作戦でした。

スタート前に主催者から説明と注意があり、9時に号砲。
最初は若干混みますが、すぐばらけます。
最初から飛ばしたら、中盤も終盤も粘れませんでした。
10kmのいいところは、同じようなペースのランナーと競い合えるところです。
今回もライバルをみつけて頑張りましたが、最初のライバルには早々と置いて行かれ、もう一人にはラストスパートであっさりぶっちぎられました。
ラストスパートする足は残っていませんでしたが、序盤飛ばし過ぎたのか、それとも風邪気味だったからなのか。
まあ、予定通りの展開ではあるし、レース展開としてはまずまずでした。

距離表示がないので一度も時計を見ずに走ったのですが、44分台を覚悟していたけど43分17秒(自己計測グロス)と、まあまあの数字でした。
自己ベストの42分55秒には遠かったけど、走りにくい折り返しが3回あるコースで、この体調ならば悪くない数字です。

ゴールではランナーがばらけていたので、久々にゴールテープを切らせてもらえました。
たぶん数年前に出た体重別皇居以来二回目のゴールテープだと思います。

記録は集計して発表するようですが、私はそれを見ずに帰りました。
次回も参加すると、前回の結果表を貰えるようですが、それ以外は公開していないようです。

今回が381回、月一回のペースだとすると31年も開催していることになります。
継続は力、続けるということは本当に大変なことです。
頭が下がります。

東京マラソンのような派手なお祭りもいいけど、こういった地味な大会があるというのは幸せなことだな、と改めて感じました。
仮装して走るのも楽しいかもしれないけど、やはり人と競い合うこと、自分と戦って数字を出すことの面白さ・難しさ・やりがい、これが私にとって「マラソンの醍醐味」なんだということを改めて感じました。

赤羽以外にも関東では湘南、横浜、多摩川で月例マラソンが開催されています。
いずれも長くても20kmまでですが、こういった大会で刺激を貰うのは私のようなスピード練習が苦手なランナーにとっては助かります。
また機会を見つけて参加したいと思います。



準備中の様子。
大会本部、スタート、10km折り返し、ゴール、選手の陣地、これら全てがコンパクトにまとまってます(笑)。



ゴールライン。
自転車の人は無関係です。
手動計測で、ランナーがばらけていればゴールテープも切らせてもらえます。

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