マラソンと不整脈 12年ぶり2回目



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マラソンと不整脈

(2022.6 検査結果を追記しました。そちらだけを読む方はこちら

あまり参考にはならないかもしれませんが、ランナーが不整脈になったときの記録です。
素人が書き綴ったものですので、細かい間違いなどはご容赦ください。
また脚の故障などと違って不整脈は生命に関わることです。
心当たりのある方は自己診断はせずに、必ず医療機関できちんと検査を受けてください。
マラソンで死ぬなら本望という人も多いでしょうけど(私もその一人)、不整脈はコロリと死ねる病気ではありません。
血栓(血の塊)ができて脳で詰まれば脳梗塞になり、重篤な後遺症に苦しむ可能性もあります。
脅かすつもりはないけど、精密検査は受けておきましょう。


発覚の経緯と不整脈について

定年退職して2ヶ月目の2022年5月、成人病検診を受けました。
最後に医者から結果説明があるのですが、なんだか医者の様子が変、どうやら異常があったようです。

医者から心電図に異常があるので、精密検査を受けるように言われました。
結果の紙には上室性頻発性心房細動、要精密検査と書かれていました。
不整脈です。

別にびっくりはしませんでした。
なんとなく予期していました。
数ヶ月前から動悸がする気がしていたので、無意識のうちに心電図でひっかかることを覚悟していたのでしょう。

実は不整脈はこれが2回目、12年前の2010年にも起こしています。
この時は頻発性心室性期外収縮、今回とは違う場所が原因ですが要するに不整脈です。

前回の不整脈は自分で脈を取ってもわかるほど多くて、1分間に1回以上脈が飛んでいました。
脈が飛ぶというのは、
トン  トン  トン  トン  トン  といったリズムが
トン  トン      トン  トン  といった具合に、一回分無くなります。

また、
トン  トン   トトン      トン  といった1回半の脈もあります。
おおむね一分に一回程度と、結構な頻度でした。

今回の場合、動悸は頻繁にありますが脈が飛ぶ感じはありません。
4月に長野マラソンを走ったときも別に異常は感じませんでしたし、日常生活にも支障はありません。
そうは言っても要精密検査ですから、放置はできません。

不整脈とは、文字通り脈が整わないことです。
大別して脈が速くなる頻脈、遅くなる除脈、リズムが乱れる期外収縮に分かれます。
ランナーは心拍機能が鍛えられているので(いわゆるスポーツマンハート)、脈拍数は少なくなる傾向にあります。
私も過去に心電図で洞性除脈と指摘されたことが何回もありますが、ランナーにはよくあることと言われて正常扱いでした。
運動で心臓が鍛えられて一回あたりの血液排出量が多くなるので、脈拍数が少なくなるそうです。
脈拍数は1分に60回から100回が正常値だそうですが、私は50台ですし、トップランナー達の中には40台の人もいます。
今回問題なのは数ではなくリズムが乱れる期外収縮です。
リズムが乱れるのが問題というより、その奥に危険な不整脈があるかどうかが問題です。
危険な不整脈があれば心臓が止まったり、心臓の動きが不十分で血栓ができやすくなって脳梗塞等のリスクが高まる場合があります。


ホルター心電図検査

不整脈の検査は、ホルター心電図という機械を胸につけて24時間の心電図を記録して医者が解析することから始まります。
また心臓の超音波検査(エコー)も行う場合があります。
さらに運動負荷試験といって、踏み台を昇降したりエルゴメーターという自転車漕ぎ運動をしながら心電図を取って、運動と不整脈の関係を調べたりもします。
検査結果によっては運動禁止になりますし、服薬治療や手術が必要になる場合もあります。

医者選びですが、成人病検診を受けたところでも精密検査は受けられたのですが、12年前はエルゴメーターがなくて踏み台昇降だけでした。
エルゴメーターがある病院は意外と少なく、でもランナーなので負荷の高いエルゴメーターで受けたかったので、とりあえずこの病院は断りました。
でも12年も経っているんだから、あるかどうか聞いてから判断すればよかった。
還暦すぎると12年前なんて昨日のことのように思えるので、判断ミスでした。
かかりつけ医に相談したら、そこでは検査できず大病院を紹介するとのことでしたが、それなら近所の病院で前回お世話になったところのほうが便利なので、そこに予約しました。
(紹介してもらえる某大病院が評判悪いのもありました)

1週間後にホルター心電図の予約が取れ、病院に行きました。
ホルター心電図は電極数カ所を胸につけて、小さな計測器も胸に張り付けて、24時間心電図を取る検査です。
計測器はマラソンの計測チップ(ゼッケン裏に付いているRTタグ)を少し厚くした大きさのもので、重くないし気になりません。
ただ胸には電極などを貼り付けていますので運動する気にはなれませんし、下手に汗をかくと剥がれたりかぶれて痒くなったりします。
(下に写真を貼りましたので、ご参考まで)

計測器にはイベントボタンがあって、動悸などを感じた時に押すと記録され、医者の解析に役立つそうです。
またイベントカードを渡され、なにか行動をしたり異変がある都度書き込みます。
行動はトイレ、仕事、安息、就寝、起床、食事、階段昇降、歩行、運動などを始めたときに該当欄にチェックを入れて時間を書き込みます。
異変は動悸などが起きた時に該当欄にチェックを入れて時間を書き込みます。

12年前はシャワー禁止でしたが、最近のものは軽めのシャワーならいいそうです。
ただし防水かどうかは機種によるので、気になるなら事前に問い合わせた方がいいです。

前回は装着したら仰向けに寝たり、いくつかの姿勢で1分ずつ計測しましたが、今回はそれはありませんでした。
つけ終わったらそれで終了ですから時間的には15分程度です。
筆記用具と時間がわかるもの(スマホでいい)を持ってくるよう言われたのですが、これは医者からの帰りは駅までは徒歩ですから、イベントカードに書くためです。
これから24時間はなにかするたびに書き込む必要があります。

計測器の電源ボタンは長押ししないとオフにならないようなので、間違って切る心配はなさそうです。
前回に比べて計測器が小型になったようでう邪魔な感じはなく、前回は落下防止のヒモがうっとおしかったけど、今回はそれもなくなっていました。
12年間で進歩したんですね。
胸に何箇所も電極などを貼っているので、若干引き攣れる感じがある程度です。
費用は5250円、12年前が5310円でしたのでほぼ同じです。
これから24時間、運動とお風呂以外はいつもと同じ生活を送りますが、ことあるごとにイベントカードを書くのが面倒です。
ちょっと特別な24時間になります。
運動は禁止ではないけど汗をかくと剥がれたりしそうなので、朝のストレッチだけしてジョグはしませんでした。

翌日は同じ時刻に外しに行きますので、2日連続で医者に行く必要があります。 2日目は機械類を外してからデータが記録されているかどうかを確認して終了、確認に時間がかかって多少待たされました。
費用はかかりませんでした。
結果は3週間後、前回は翌週でしたが、これは混んでいるからなのか、病院によって違うのかは不明です。
(前回はホルターと運動負荷検査を違う病院で受けた。その病院は廃業しちゃいました。時の流れを感じます。)

ちなみに今回は貼った場所がかぶれて痒かったのですが、前回は大丈夫だったので体質が変わったのかテープの質が違うのか。


検査結果は3週間後のエルゴメーター検査のときに聞きます。
前回は医者からエコー(超音波)検査もするように言われたのですが、今回は私が電話でホルター心電図とエルゴメーターだけをリクエストしたので、今のところエコーは予定に入っていません。 (この時点ではまだ医者に会っておらず、ホルターの付け外しは看護師さんが行った)
医者に会ったら心臓エコー検査が必要かどうか確認します。


参考までに書きますが、前回のホルター心電図の結果は心室性期外収縮が24時間まんべんなく出ていて約4700発、上室性期外収縮が270発程度、合計で5000発弱。
(ちなみにランナーらしく24時間の合計心拍数は8万台前半と、やや少なめでした。)

さて今回はどうなることやら。


原因についての考察

原因ですが、前回は謎のままでした。
私の推測では仕事のストレスと糖質制限ではないかしら(時期的に一致していた)。
因果関係は不明のまま2年後に自然治癒しましたので、今も謎のままです。
医者曰く、よくあることのようです(何かのきっかけで発症して、何らかの理由で自然治癒することも多い)

今回の原因として思い当たるのがストレスです。
前回の成人病検査が9月で異常なしでしたが、動悸に気づいたのが数ヶ月前、3月ぐらいだった気がします。

2月に親戚が亡くなりました。
子供の頃から可愛がってくれていた人だったので、喪失感は大きかった。
そして3月には定年退職という大きな変化もありました。
蓄えはあるとはいえ、収入がなくなるのですから不安はゼロではありません。
また会社という居場所、仕事という役目がなくなったのもストレスになっているはず。
それは織り込み済みのはずで、ストレスを数量で表せば今の方が激減していると思うのですが、量は減ったけど質の違うストレスが新たにできたはず。
それが原因なのかもしれません。
かといって元の仕事に戻るかと聞かれたらまっぴらゴメンですが、働くのもストレスだし、辞めてもストレスなんでしょう。
隠居生活がまだ2ヶ月目で、生活の変化に体と心が追いつかないのかな。





これがホルター心電図。
白抜きは乳首、爺さんのを見たくはないでしょうから消しました。



小さい画像ですが、ホルター心電図の拡大。
19:27 記録中 と表示されています。
左側にあるのがイベントボタン、2秒ほど押すとピピッと音がしてイベントが起きたことを記録します。
長押しすると電源が切れますので注意。




こちらは2010年のもの。
同じく白抜きは乳首隠しです。
太め残りのせいもあって、ややポチャです。
計測器は少し厚めで落下防止の紐が首から下がっています(これがうざかった)。
肌が若いのは12歳若いこともあるけど、カメラと照明の差も多少はあります。
この時は防水ではなくシャワーNGでした。
今回のものは多少のシャワーならOKの機種でしたが入る予定はなかった(医者に行く前にシャワー浴びた)のでシャワーに関する説明は聞きませんでした。



エルゴメーター検査とホルター心電図の結果 2022年6月追記

以下は6月下旬のエルゴメーターが終わってからの追記分です。


エルゴメーターを受ける前に心臓の超音波検査が必要かどうかを病院にメールで問い合わせたところ、「今回はそのような話にはなっていない」との回答でした。
私からそういったリクエストをしていなかったから考えていないとも取れますし、医師が必要性を感じていないからとも取れます。
前回は心室性期外収縮、今回は上室性期外収縮という違いがあるので今回は必要ないのかもしれませんし、ホルター心電図の結果などを見てから考えるのかもしれません。
まあエルゴメーターの際に必要なら追加受診しましょうとのことなので、深く追及はしません。

このあたりのコミュニケーションのズレ具合は、かかりつけ医と違って12年ぶりに行く病院らしい感じです。 最初に電話でホルター心電図とエルゴメーター検査だけをお願いしたので、このときに心臓エコーもお願いしていれば話が違っていたかもしれません。
まあ、大した問題ではないでしょう。
それよりホルター心電図の検査結果が出るまで3週間かかる方が気になりますが、この病院は前からそうなのかコロナかの影響なのかは不明です。
(前回他院で受けた時は、1週間後に結果が出た)
循環器科の医師が非常勤で週一回しか来ないのは前の病院も同じだったので1週間待たされるのは仕方がないけど、3週間はちょっと長い。
今回の病院は人間ドッグなどの検診がメインで治療はあまり力を入れていないところですが、それが影響しているのかもしれません。
あるいは、この病院で検診したのではないからなのかもしれませんが、もし脳梗塞リスクがあるような場合はこの3週間が命取りになるかも。
それも含めて寿命といえるのかもしれませんが。


それはともかく、エルゴメーターの日が来ました。
普通の格好でいいとのことでしたので、普通の格好で行きました。
身長と体重を測定してからエルゴメーター検査の同意書を書きます。
一応、体に負荷を与える検査なので、念のために書くようです。
ちなみに検査でなにかあった場合の治療費は自己負担です。
続いて血圧測定と体調確認をして、別室で着替えます。
下半身はゆるめのショートスパッツ的なもの(チャンピオンプロダクツ製でした)、上半身は裸、靴は体育館履きのようなものを履きます(前回と同じ)。
自前のものはパンツと靴下だけですが、たぶん女性は上半身に検査技を着るんだと思います。
さすがに今の時代、女性が胸丸出しで検査はしないでしょう。
そして胸を中心に10ヶ所以上に電極を付け、腰にベルトで機械(軽い。計測器というより電極をまとめるHubみたいなものらしい)を付けて自転車に乗ってスタンバイ。
先生が到着するのを待って試験開始、腕には血圧計が付けられ定期的に測定されます。
医師がいないと検査できないのは、運動しながら心電図を見るのと体調異常時の処置のためのようです。
それなりに心臓に負荷のかかる検査ですが、まあランナーはもっと心臓に悪いことを毎日のようにやっていますけど。

自転車についた機械から、自分の心拍の音が低くピッピッと聞こえます。
検査は自転車をこぐだけですが、検査開始と同時に聞こえ出す高いピッピッという音に合わせてペダルをこぎます。
音2回で足が1回転、ピッで右足が下へ・次のピッで左足が下へ、という感じでペダルを回します。
これがちょっと難しくて、早くても遅くてもダメなので、上手くいくまで横で看護師さんが口でリズムを取ってくれました。
幼稚園児のお遊戯みたい(笑)。」
リズム感が悪い上に自分の心拍の低いピッピッという音が邪魔で、なかなか難しかった。
たしか12年前も上手くできなかったっけ。

2、3分こぐとペダルが一段階重くなります(看護師さんが教えてくれる)。
ハンドルには手を置くだけで握らず手には力を入れず、脚だけでこぐようにしないとノイズが入ってデータが見にくくなるそうです。

どんどんペダルが重くなりますが、ランナーからしたら大した負荷じゃありません。
多少心拍数は上がりますが、きついほどの運動ではないです。
でも全く運動をしていない人とか年寄りははシンドイかも(たぶん心拍数や血圧を見て、強度は加減してくれると思いますが)。

15分ぐらいで終わった気がしますが、12年前と同じで汗もかきませんでした。
終わったら2分ほど軽くなったペダルをゆっくりこいで、自転車を降りて先生の横に座ってしばらく安静にして終了。
その間も心電図を記録していました。
運動後の体調急変がないかどうかと、運動後の心電図を見ていたようです。
全て終わったら看護師さんが電極を外して背中を温かいタオルで拭いてくれて、胸や腕は自分で拭いて(汗もかいてないけど)、着替えて終了。

15分ほど待って先生に呼ばれて結果の説明がありましたが、愛想のない先生だったのとマスクにフェイスシールドでボソボソ喋るので、よく聞き取れなかった。
まずホルター心電図ですが24時間の総心拍数79000回弱、前回より少ないのは心臓の能力が上がったのか、あるいは単に安静にしていた時間が長かったのか。
それから正確に24時間ではなかった気がするので(たしか30分ほど早くホルター心電図を外した気がする)、その分もあるはずです。
いずれにしろ1分で60回以下と、スポーツマンハートだから少なめ傾向です。

24時間に出た上室性期外収縮が548回、心室性期外収縮は何回だったか聞いたけど忘れました(少なかった気がする)。
不整脈が出てもすぐ収まっており、だいたい数回で終わっていて、最長でも4分だそうです。
動脈硬化性の不整脈や危険な不整脈はない、この不整脈で倒れることはない(息が切れたりする程度)とのこと。
服薬は不要、マラソンはやっちゃいけないことはない、という微妙な言い回しながら、まあ様子を見ながらといった感じでした。
前回は全く気にしないで運動しても良いと言われましたが今回は微妙な言い回し、還暦過ぎたからなのか時代が変わって慎重になったのか、あるいは原発部位が違うからなのか先生の性格か。
まあマラソンしても大丈夫のようですので、これまで通り走り続けます。
ただ不整脈がなくなるまでは、心肺の様子に気をつけるようにしますが。

事前に病院のスタッフから12年前の健診時の結果とかを持って来るように言われていろいろ準備しましたが、全く聞かれませんでした。
過去のデータはどうでもよくて、今の情報だけで判断すればいいということかしら。

原因ですが心理的な要素はないそうです。
心臓に変な回路ができて、そこからの電気信号が原因だそうです(これは前回と同じ)。
カテーテルを心臓に入れて原因を特定することは可能だが、それは治療のための検査なので私は対象外のようです。
治療の必要がないのに心臓にカテーテルを入れるのは危険だし、場所がわかったところで治るわけでもないし。

医師はボソボソ喋って聴き取りにくいし、私も還暦すぎてるので脳梗塞など後遺症が起きるリスクがなければ命にはあまりこだわらないので、危険はないと聞いた後は医者の言葉も あまり頭に入りませんでした。

ホルター心電図の波形は巻物のような長い感熱紙に印刷され、それを折り込んで1cm位の厚さのファイルに綴じられていました。
それを何ヶ所か見せてくれて、ここで不整脈が起きているけどすぐ収まっている、という説明をしてくれました。
不整脈が20分とか長く続くと息切れや不快感が起きやすいが、それは起きていないそうです。

心臓エコー検査の必要性もなにも言わなかったし、こちらも聞き忘れました。
愛想の悪い医者が相手だと、なんだかいろいろ面倒になってやる気が出ません。
そういえば運動で不整脈が増えたかどうかも説明があった気がしますが覚えてない、増えて危険と言われなかったのでまあいいや(いいかげん)。

来年5月の成人病検診で心電図を受けますので、それまでは放置です。
もし12年前のように頻発性から散発性になったら経過観察扱いだと思うので、そうなったら来年は精密検査はしません。
来年も頻発性のままだったら、また精密検査かな。

原因ですが、医者はストレスは関係ないと断言していましたが、ネットで調べるとストレスが誘因になるそうです。
誘因と原因の違いはともかく、やっぱりストレス由来じゃないかなぁ。

改めて12年前のことを思い出してみたのですが、この年は会社の存亡を左右する巨大プロジェクトが動き出すはずの年でした。
前年にその内容を知った時、私は絶対に失敗すると確信しました。
そして、このプロジェクトの最前線には私の上長と私も立たされることは確実でした。
ですから、このプロジェクトが正式に始動したら会社を辞めるつもりでいました。
沈没船からは早めに逃げるという意味です。
辞め方まで決めていて、すぐ辞めるか、それとも我慢できるまで手伝いをするか、上長のやりやすい方を選んでもらうことまで決めていました。

しかし私の不整脈が発覚してから数ヶ月後、プロジェクトの始動直前に経営トップの判断で急遽中止となり、役員たちは後始末に追われました。
結果的に私の首も命拾いしたわけです。
(辞職の件は誰にも言ってなかった)

そして今回は2月に子供の頃から可愛がってくれていた親戚が亡くなり、3月で定年退職。
定年退職で隠居が始まって気楽になったとはいえ、会社という居場所の喪失は(予想も覚悟もしていたとはいえ)メンタル的な影響は小さくないはず。
動悸を感じるようになったのが2月か3月ごろで、昨年9月時点では異常がなかったことを考えたら、やはりストレス由来としか思えないのです。
まあ、だからどうしたということですけど。


エルゴメーターの費用は5180円、前回は3千円以下だったので結構高いのですが、あの検査なら5千円はするだろうと言う感じでした。
(機材は使うし医者と看護師が30分近く付きっきりになるし)
家に帰って調べたら、エルゴメーター検査の費用は安いところだと2千円台ですが5千円台のところも珍しくはなかった。

下衆の勘繰りですが、この病院は営業しながら免震工事をするという相当大変な工事を数年前にしました。
それが原因で値段を見直したというのが私の推測ですが、それでもバカ高いわけではなく前回が安すぎた気がします。


と言うことで、ホルター心電図とエルゴメーターの2種類の検査で計1万円強、通院回数は3回。
大したことがなくて良かったです。
幾つになっても健康第一ですね。


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