2009長野マラソン完走記



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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----
長野オリンピックを記念しての大会、定員が毎年8000人前後ということもあり、早々と定員に達する人気大会。
今年は5時間弱で定員になる異常人気ぶりで、おそらく来年からは抽選制になるのではないか。
かつてはNHK教育テレビで生放送していたが、昨年から録画放送となった。
しかし最終ランナーまで映してくれるので、テレビに映るチャンスが高いのも人気の一つか。
沿道の声援も熱心で多く、コースも善光寺から市内、田園風景など変化に富み、ボランティアさんはじめ関係者の意識も高く親切で、運営もしっかりしている。
JTBが主催者と結託して主だったホテルを押さえて高い値段で商売しているのが気にくわないが、それでも一度は出て欲しい大会。
沿道の声援の多さと熱心さは、独特の雰囲気があり、NAHAや青梅、北海道、東京と比較しても負けない魅力がある(むしろ勝っているのではないか)。
輸送上のキャパなども考えて、むやみと定員を増やさない主催者の姿勢も高く評価できる。


----- 概要 -----

種目:フルマラソン
最寄り駅:北長野駅
スタート時刻:8時30分。
参加者数:定員は8000人
制限時間:5時間。
関門:あり。ほぼ5kmごと。
参加資格:18歳以上で5時間以内で完走できる走力のある人。
完走率など:不明


----- コース・計測 -----

計測方式:RCチップ。5kmごとに計測あり。
計測内容:グロスのみ。
GT Mails:なし。ランナーズアップデートによるリアルタイム検索が可。
記録証:後日郵送。A4サイズ、5kmラップの表とグラフ付き。
ペースセッター:3時間から4時間半まで30分刻みにいます。
ゼッケン枚数:前後
ゼッケン番号順:不明だが、おそらくタイム順ではないか。

コース:陸連公認コース。公認大会。
コース上トイレ:各所にあり。仮設、ガソリンスタンド、セブンイレブン(協賛企業)も使える。 アップ場所:登録者は競技場内、一般は県営野球場など。
キロ表示:1kmごと。

スタート順:ゼッケン番号順。
ロスタイム:不明。陸連の部最後尾付近で20秒前後。

給水:5.2kmから計15カ所。十分。水とスポーツドリンクの両方あり。
スペシャル給水:あり。招待選手のみ。
給食:あり。バナナ5カ所、チョコ2カ所。初心者には貧弱かな。

私設エイド:小規模なものが多少ある。
スポンジ:3カ所。
スタート前給水:あり。陸連の部は水のペットボトルが用意されていた。

----- 環境 -----

声援:多いし、熱心。走り甲斐があります。
仮装:禁止。

参加賞:Tシャツ。紺色薄手。
完走するとスポーツタオルが貰えます。
売店:忘れました。
飲食サービス:ゴール後、アミノバイタル(粉とペット)、おにぎりが貰えました。
参加費:8000円。、昨年は6000円だったはず。
荷物:預かりあり(貴重品は除く)。スタートとゴールが違う場所なのですが、荷物を入れる袋は支給されません。
自分で一つにまとめて下さい。
輸送中に番号札が取れたときのために、番号の控えを荷物の中に入れるシステムです。
着替え場所:ゴール後は広い体育館が使える。水場もあり便利。スタート前は見なかったので不明。

会場トイレ:常設+仮設。多少は混むが、大行列にはならない。
プログラム:選手名簿を兼ねた立派なもの。
写真屋:オールスポーツ。

招待選手:多数。今年はゲストに高橋尚子さんが来ていて大人気でした。

----- 個人データ -----

直前の体重など:
ウエア:薄墨ランパンボックスタイプ、NB袖無しシャツ、NB高機能帽子、靴下はNB5本指滑り止めなし。
天候:晴。暑くなりました。8時半16℃、湿度50%、12時は19℃
その他:シューズはゲルフェザーGS、スタート直後から右足甲が痛くなった。
ダメージは両足甲、左太股前部(右足甲をいたわって走って負担になった)、右足裏前部。
一週間で全て痛みは引きました。
【はじめに】
私がマラソンを初めて間もない頃、掲示板に「長野マラソンに出ませんか?」という誘いの書き込みがありました。
当時の私はまだ5時間は切れませんでしたし、なにより旅行嫌いでしたから宿泊を伴う大会は一生縁がないだろうと思っていました。
その後、タイムも4時間を切るようになり、年に一回程度ですが北海道などにも遠征するようになりました。
長野マラソンに出られる下地はずいぶん前にできていたのですが、仕事が土日も出勤なので週末の連休は取りづらく、かといって前日受付のみなので 日帰りもできず、そこまでして長野を走る意味もないよなぁ、という感じでした。
私は記録第一なので、4月開催で記録が出にくそうな大会にわざわざ宿泊して出る気にはなれないのです。
昨年の5月に仙台国際ハーフに出ましたが、仙台国際は大会としての格が高いから記録は望めなくても出てみたかった。
長野は制限時間も5時間と厳しくはない(私的には)し、観光気分で行くには長野県はちょっと地味だし(失礼)、善光寺 に行っても信者じゃないからお参りする気にもなれないし。
でも、毎年マラソン仲間が多数参加している大会ですかから、いつかは出ようと思いつつ踏ん切りがつきませんでした。

昨年秋に大田原でようやく3時間半の壁を破れたので、ご褒美という形で今回の出場を決めました。
ですので、申し込み初日(幸運にも休暇の日だった)は朝一番からパソコンにかじりついてエントリーできました。
今年は5時間弱で定員になったそうです。
ちょっと異常ですよね。

昨年秋から、某資格試験に時間を取られて、マラソンは二の次です。
シューズは夏に買ったスカイセンサーブリーズを愛用していたのですが、靴底の出っ張りが私には合わないらしく、レースの後 に足裏に鈍い痛みが残ります。
そこでスカイセンサージャパンを買ったのですが、10kmやハーフではそこそこいい感じでしたが、1月の勝田フルで履いたら序盤で右足甲が痛くなり散々でした。
勝田の直前に、久々にゲルフェザー(GS)を買ったのですが、ただの10kmジョグで足の甲が痛くなってしまいました。
以前は相性が良かったゲルフェザーなのに…。

3月の立川ハーフでもう一度ブリーズを引っ張り出してみましたが、やはり足裏に鈍い痛みが残ります。
ゲルフェもダメ、ブリーズも足裏の痛みが気になる、あとはジャパンしかありません。
勝田での失敗は、きっと前足部のヒモを締めすぎたのだろうと思い、3月の荒川市民フルではジャパンをゆるめにしてみたのですが、それでも痛みが出て、30kmからは延々と歩きました。久しぶりです。

シューズ選びの迷宮に入ってしまい、長野の直前でDSトレーナー14を買ってみたところ、こんどはくるぶしが当たります…。

結局、長野ではゲルフェザーGSを緩めに履いてみるしか手はありませんでした。
結果的には大失敗でしたが。

シューズも色々と変わりましたが、仕事上でも変化があり、上司が一線を退く方向となり、この一年ほどで私の負担が大きく増えています。
なんだか、色々な変化がある中で、初めての長野マラソンが近付いてきました。
長野マラソンの嫌なところは、JTBが主だったホテルを押さえてしまい、主催者と結託して高い値段で紹介していることです。
しかも、満室だと勝手に他のホテルに回されるし。
それが嫌で、長野の申し込みが受付けられた時点で独力でホテル探しをしました。
しかし、めぼしいホテルは全て予約済み、ようやく見つけたのが長野駅から徒歩5分、アネックス長野というホテルです。
ここのように、ネット上では予約できないようなホテルは狙い目です。
ネットでの予約システムがあるような規模のホテルは、片っ端からJTBが押さえていますし、そもそもネット予約はだいたいが 3ヶ月前前後からしか予約できないので、早めに押さえるのには向いていません。
私は11月25日の長野マラソン申し込みの直後にホテルを押さえてしまいました。

新幹線は1ヶ月前の予約受付け初日に予約しました。
今回はフルマラソンの遠征では初めての一泊です。
一泊だと全荷物を持って会場に行くわけで、荷物の削減に苦労しましたが、天気が良く厚着をする必要がなかったのは助かりました。

今年は7年に一度(数え7年なので、満だと6年。初年度を1年と数えるそうです)の善光寺ご開帳とやらと重なり、混雑すると聞いていましたが、 ホテルも新幹線も早めの手配が幸いして影響はありませんでした。

レース前の体調はそこそこ、練習不足は否めませんが、それはこの半年ずーっと続いていることです。
レースシューズはゲルフェザーGS、一週間前に履いてみましたが、しっくりは来ないものの大きな問題もなさそうです。
(大きな問題があったことがレース直後に判明した)
さあ、土曜日です。
朝5時に目が覚めましたが、さすがに早すぎます。 朝食を摂ってからもう一寝入りして、8時過ぎに目が覚めました。
8時42分に家を出ましたが、やや寝冷え気味。
数日前から右足のかかと付近に鈍い痛みがあって気になっているのですが、相変わらず痛みます。
週の初めはビッコ引くぐらいのはっきりした痛みでしたが、今は歩くと鈍痛程度まで落ち着いてきました。
天気は快晴、やや肌寒く、東京でこれだと長野は寒いかとちと心配です。
胸ポケット付きのシャツを着ていったのですが、胸ポケットがいろいろと便利でした。
身近な収納は多いほど助かりますね。
9時21分には東京駅に着き、寒くなったのでニューバランスのブルゾンを羽織り、9時48分発のあさま513号で長野へ向かいます。
長野新幹線はほとんど揺れないのでびっくりしました。
11時17分、長野に着きました。
駅前広場ではなにやら踊りが披露されていました。
後で知ったのですが長野マラソンの歓迎イベントの一つだそうです。
とりあえず昼飯ですが、目についたおやきを二つ買って(カボチャと野沢菜)ベンチで食べながら行動の確認です。
おやきは、そんなに好きな食べ物でもないけど、久しぶりの小麦粉は美味しかったです。
食べ終わったら、まずはホテルに向かいますが、方向音痴でウロウロ、後から考えたら東急の横をまっすぐ行けばいいだけでした。
ちなみにフードショーがあるので食材の調達には便利です。
(低糖質生活だと外食が難しいので)
歩いているうちに暑くなり、上着は不要となる気温でした。

11時49分に、なんとかホテルに着き、荷物を置いてから受付け会場のビッグハットに向かいます。
駅前からバスで移動しましたが、善光寺口のバス乗り場から乗ったので、ビッグハットまでは遠回りの路線だったかもしれません。
12時35分に受付を済ませてゼッケンと参加賞のTシャツなどを受け取り、いくつか出ているブースを冷やかしました。
雰囲気的には東京マラソンの受付け会場(ビッグサイトの)をうんと小規模にした感じです。 会場に流れている意気込みVTRを見たりして気分を盛り上げましたが、この大会のテーマソングである「遠くへ」がもっとあちこちで 流れていると思ったのですが、全く聞けなかったのが意外でした(翌日のレース当日も同じく)。

バスで長野駅に戻りましたが、今度は駅前広場で小学生チアリーディングが披露されていました。
次は善光寺ですが、ゆっくりと町並みをみながら歩きたいところですが、かかとの鈍痛があるのでバスで移動しました。
ご開帳のせいか、すごく人が多くて歩きにくかった。
信仰心もないのでご開帳の柱を触る行列にも内陣拝観にも並ばず、一応アリバイ的に見るだけ見たという感じです。
14時9分に観光を終えて駅前に戻ってお土産探し、夕食はフードショーで色々買い込んでホテルには15時10分に戻りました。

このホテル、一泊4950円と安く、駅から5分と近く、朝食もあるそうです。
(残念ながら朝7時からなので、長野マラソンでは利用できませんが)
でも、正直言ってトイレは激狭だしエアコンはセントラルで今回のように昼は冷房が欲しいときは不便だし、おまけにトイレの水が 流れる量が少なくて困りました(ロータンクの浮き子の調整が悪い)。
シェービングフォームもないし設計が古いらしく照明も暗いし、隣の部屋の話し声も聞こえる安普請。
まあ値段相応なんだろうなぁ。
ちなみに隣は比較的年配のランナー夫婦、奥さんの方はレース後半で抜きました。
(目立つ帽子だったので後ろからでも分った)
ホテルに戻ってからは、ひたすら足を休めました。
さあ、明日は長野マラソンです。
朝の早い長野マラソン、寝坊が心配でしたが5時5分に無事目が覚めました。
部屋で朝食を食べ、6時にホテルを出ました。
6時19分の臨時電車に乗りましたが、車内はランナーだけです。
さすがに混んではいませんでした。
6時24分、北長野着、ここから会場までが予想より遠かった。
ホームや途中の横断歩道などが混むし、余裕を持ってホテルを出たのは正解でした。
眠気があったので缶コーヒーでごまかして、6時55分に会場に到着しました。
全体的に早すぎたかと思っていたけど、まあこのぐらいの余裕があったほうが良いようです。
受付は昨日だけですし、ゼッケンもチップも装着済み。
会場ですることは、ほとんどありません。
天気も良いし気温も高め、保温の必要もないので早々と荷物を預けて陸連の部が使える競技場内で軽くアップ、足の調子は良いようです。
何回かトイレに行って、出すものを出し尽くして、あとはスタートを待つばかり。

陸連の部の最後方付近に位置取りました。
遠くてよく見えないけど、スタートポストにいるゲストの高橋尚子さんの紹介の時の拍手は人気の高さを物語っていました。
招待選手は一人ずつお立ち台に乗って紹介されるのですが、これは良いアイディアです。
さあ、初めての長野がはじまります。
いつか出ようと思いつつ長年出ることなく、ずーっと喉に引っかかっていた魚の小骨が、ようやく取れる瞬間。
号砲が鳴り、スタートポストのQちゃんに手を振り、走り出しました。
大会名物?のNHKの放送のことは頭からなくなっていて、カメラを捜す気持ちすらありませんでした。

走り出してすぐ、右足甲のつま先付近に痛みが出ました。
嘘ぉ。
治ったはずなのに。
心配していたかかとではなく、今年になって何回も悩まされている場所です。
なんとか治まってくれ。祈りながら走りました。

今回は4月のレースということもあり、自己ベスト更新は無理だろうと思っていました。
でも、今シーズンもう一度3時間半を切るのが目標だったのに、勝田も荒川も右足甲痛で失敗していたので、3時間半は無理でも それに近い数字は出したかった。
序盤のペースがキロ5分ちょっと、あまり良い滑り出しではありません。
でも、すでに痛みが出ているのにこれ以上負荷をかけることはできません。
2km地点で痛みは確実なものになり、さらに無意識に右足をかばっているせいか左太股前部まで筋肉痛が出はじめました。
なんか、もう最悪なんだけど。

前日、りんすけ氏から善光寺付近と17km付近で応援してると聞いていましたが、善光寺では向こうから声をかけてくれました。
まだ足の痛みは続いていますが、ペースはさほど落ちてはいません。
今年からコースが変わったそうですが、善光寺付近や長野駅付近は特に声援が多く、終盤の土手もぼちぼちながら声援があって、 全体的に走りやすく楽しめるコースです。
長野駅前ではまなぶさんの応援を受け、ハイタッチで見送られました。

17km、エムウエーブの出口でQちゃんがランナーにハイタッチをしてくれていました。
私もしてもらいましたが、引退して普通の体型に近くなって可愛くなりましたね。
足の痛みはじわじわと悪化し、止まってシューズを履き直すか、そのまま走るか、 ずーっと悩んでいましたが、20kmを過ぎたところでついに痛みに耐えられなくなって止まり、沿道に座り込みました。
右足のヒモを緩めてまた走り出しましたが、痛みはさほど変わらずです。
中間点を1時間46分台で通過、もう3時間半はとても無理な状態です。
後は痛さをこらえて、どれだけタイムが縮まるかだけです。
25km過ぎにもう一度立ち止まってシューズのヒモを緩めましたが、これ以上は処置なしです。

この大会、景色も良いし声援も多いし、人気があるのがよく分ります。
随所にある太鼓などの応援ポイントも嬉しいし、子供達のハイタッチも楽しい。
沿道の声援に手を振って答えたら、なんと拍手をして返してくれた人たちにはびっくりしました。
律儀で真面目な県民性、なのかしら。
教育県長野らしい光景でした。

やがて左足甲も痛くなってきました。
辛いなぁ。
給食は全く取らず、30km手前でゼリーを取りました。
給水は中盤以降は暑さを考えてスポーツドリンク(たぶんアミノバイタル)を飲みました(ミネラル補給のため)。

序盤から痛みが出ると、正直レースになりません。
土手の上を走っていたら、菜の花とピンクの花(桃かなぁ)が綺麗でした。
天気も良いし、こんな綺麗な景色の中を走れるのは幸せです………足さえ痛まなければ。
途中から気温も上昇傾向でしたが、風が涼しかったのと、足が痛くてペースが上がらなかったことと、スタートが早い時間だったので暑さには苦しめられずに済みました。
制限時間ぎりぎりで走った人にとっては、暑さが堪えたでしょうね。
スポンジも一回だけしか使わなかったし、給水も自分で持っていった水をのんでパスしたのが何回かありました。

何キロだったか、またもやQちゃんがハイタッチしてくれました。
車で先乗りしたようです。
35km過ぎからは痛みも麻痺したのか、少しは気持ちよく走れるようになってきました。
痛みとバテでキロ5分は切れませんが、それでも終盤に比較的気持ちよく走れたのは嬉しかったです。

40km付近で先乗りしていたりんすけ氏が声をかけてくれました。
あと一踏ん張り、でもペースは上がりません。
気持ちだけは切れていないんだけどなぁ。

3時間35分は切りたい、できれば33分台と思っていたのですが、やはり現実は厳しかった。
必死に駆け込んだゴールは35分を越えていました。
ゴールの野球場(かな?)は路面がフカフカすぎて足を取られそうでした。
野球場ってああなっているんですかね?。
ようやくゴール、という感じでした。

フィニッシュして完走タオルとアミノバイタル(粉末とペット)、おにぎりをもらって更衣室の体育館に行きました。
ボランティアさんがすごく丁寧だったのが印象的でした。これも教育県のせいかな。
着替えていたら、周囲のランナーの腹筋の凄さに驚きました。
あの身体を見習わないといけませんね。
体育館は水場があるので助かります。
顔を洗ってさっぱりして、あとは帰るだけ。
選手は無料のバス(選手以外は500円と高い)で長野駅に着き、お土産を買って予定より一本早い14時15分ぐらいの新幹線で帰京しました。
【その後】

結局、ゲルフェザーGSも足に合わなかった、という結果でした。
家で足を見たら、右足の薬指上あたりが赤く変色していましたが、1月の勝田、3月の荒川市民と同じ怪我です。

長野が終わって、女子医大で診てもらったところ、レントゲンでは異常なく疲労骨折ではなさそう、でもレントゲンに写らない疲労骨折もあるのでMRI検査をしないと最終判断はできない、とのことでした。
予約して時間とお金を使ってMRI検査をしたところで、治療法はシップと運動禁止程度でしょう。
結局、しばらく様子を見て、また再発したらMRIを受けることにしました。

翌日に向かったのはアシックス原宿店です。
足形を測定したところ、相変わらず特に特徴のない足で、どのシューズでもフィーリングさえ合えば大丈夫とのこと。
今まで履いてダメだったシューズも含めて、色々試し履きしてみましたが、結局は練習で問題のないGTでレースも走るか、走力的にはスカイセンサージャパンを履き慣らすか、というアドバイスでした。

この半年ほど散々悩んでいて、もうレースシューズは半年で6足も買っています。
後はメーカーを変えるしかない、ニューバランスかナイキかな…と思って今までの記録を改めて見直してみました。
足の甲が痛み出したのはゲルフェザーGSを履いてからです。
色々と調べてみたら、どうやらシューズのヒモを結ぶと、足首の前側の腱を圧迫していて、それが原因で足の甲が痛むことが分かりました。
痛みが出るのが前足部なので、てっきりその付近のヒモの締め過ぎと思っていたのですが、原因は違う場所でした。
ゲルフェザーGSは、それまでのゲルフェザーに比べると三番目の穴(エクストラホールを1とした場合の3番目)が足首寄りになっていて、その影響で5mmほど結び目が足首に近くなり、そのわずかな差で足首前部の腱を圧迫してつま先付近の甲に痛みが出ていたのです。
ようやく、ようやく、原因が分かりました。
その後、ヒモの結び方を変えて足首を圧迫しないようにしたところ、ゲルフェザーGSでも痛みが出ません。
靴底の出っ張りが気になるブリーズと、くるぶしにシューッズのヘリが当たるDSトレーナーはもう履けませんが、スカイセンサージャパンとゲルフェザーはヒモの結び方を変えれば大丈夫そうです。
よしよし、これで次のレースに希望が出てきた。
再び遠くなった3時間半を目指して、さあ出直しです。

しかし、長野の前に気がつけばなぁ。
スタート直後から痛むレースは辛かった。
せっかくの長野、スタート直後からちょっとほろ苦い状態だったけど、大会のすばらしさはよく分かりました。
本当にマラソンは難しく面白いです。

<写真とデータ>


1km 5:07
2km 5:02
3km 5:02
4km 5:07
5km 5:09 0:25:28 キロ5:06
6km 5:09
7km 4:47
8km 4:51
9km 4:53
10km 4:53 24:35 0:50:02 キロ4:55
11km 4:56
12km 4:59
13km 5:01
14km 5:06
15km 4:56 25:00 1:15:02 キロ5:00
16km 5:02
17km 5:02
18km 4:54
19km 5:01
20km 4:57 24:57 1:40:00 キロ4:59
(HALF 1:46:03) 21km 5:00
22km 5:31
23km 5:10
24km 5:15
25km 5:51 26:50 2:06:50 キロ5:22
26km 5:10
27km 5:18
28km 5:16
29km 5:10
30km 5:19 26:16 2:33:06 キロ5:15
31km 5:09
32km 5:13
33km 5:07
34km 5:09
35km 5:15 25:55 2:59:00 キロ5:11
36km 5:01
37km 5:03
38km 5:02
39km 5:01
40km 5:03 25:12 3:24:13 キロ5:02
41km 5:06
42km 5:45 10:52 3:35:04 
G 3:35:04
(自己計測グロス)
前半:1:46:03(キロ5:02)
後半:1:49:01(キロ5:10)




画像サイズの一括変換ソフトを使ってみたら、圧縮比の設定が悪かったらしく、ほとんどの画像が劣化していました。失敗。



行きの新幹線。




長野駅。長野マラソンのイベントの一環で踊りが披露されていました。




長野はご開帳で染まっていました。




泊まったホテル。




受付会場のビッグハット。
定員8000人でこの広さだとガラガラです。




同じく。マラソンクリニックの会場です。




意気込みメッセージが貼ってあります。




外観はこんな感じ。写っていないけど隣りはNHK長野。




また長野駅に戻ったら、今度は小学生チアの出番でした。




ここからは善光寺。



人が多いです。

これがご開帳の柱。

こっちの行列は内陣拝観。




なんだか有名なものらしい。


しだれ桜が奇麗でした。
ソメイヨシノは散っていました。





参加賞のシャツ(前面)とパワーバー。
私はこれのゼリーをいつも愛用しています。




背面。
コース図のデザインです。





ホテルの部屋。もう所帯じみています。




ここからはレース当日。
この電車で北長野へ。
ホームと電車の床の高さの差が、いかにも地方路線って感じです。




北長野駅。ランナーだらけ。




スタート場所のアクアウイング。









陸連登録者はここでアップします。




ここからゴール後。オリンピックスタジアム。





フィニッシュしてくるランナー達。タオルが誇らしげ。




遠くに見えるは桃の花かしら。
コース上で土手を走った時、この花と黄色い菜の花が奇麗でした。




痛めた足の甲。
3戦連続で同じ場所を痛めました。




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