第25回長野マラソン(2023年4月23日 フル 欠場)

  HOME


4月の恒例行事、楽しみにしていた長野マラソンですが、残念ながら大会6日前のジョグで負傷し欠場となりました。
長野の欠場は初めてです。
迂闊なことに大会6日前に左脚ハムストリング下部を痛めてしまいました。
備忘録と気持ちの整理のために書き残しておきます。
ついでに今シーズンの振り返りも書いておきますが、散々なシーズンでした・・・。



【大会までの流れ】

2023年4月の第25回長野マラソンに向けて私が動き出したのは2022年10月18日、4回目のコロナワクチン打った夜でした。
まだエントリー開始前でしたが、東横イン善光寺に喫煙室ながら空室が見つかったのです。
この大会はJTBが長野周辺の宿をほぼ全て押さえてしまっているので、主催者紹介の高い宿泊プランしか選択肢がないので事前に空室が見つかることは奇跡的で、当然即申し込みました。7410円でした。
安いけど狭いユニットバスなのはイマイチですが、まあ一泊するだけですし今年はこれでいいかな。
奇跡的に空室が取れたわけですが、後になってこの謎が解けます。

11月5日、体調不良で水戸黄門漫遊マラソンを欠場した後に、長野マラソンの開催日が変更されそうになっていることを知りました。
この情報は10月11日に発表されていたようですが、11月4日に新聞に載ったので私も気がついたわけです。
同日にG7外相会合の軽井沢開催が決まってしまい、その関係(たぶん県警の警備の関係)から開催日を1週間ずらすことになったのです。
・・・どうりでホテルが取れたわけだ。
あっけなくホテルの謎が解けました。
当然ホテルはキャンセルしました。
今回から出場権付き宿泊ツアーがはじまるそうで、先行募集・定員100人と発表されましたが、ホテルの場所や値段など詳細はまだ不明です。

11月18日に出場権付き宿泊ツアーの詳細が発表、それによると11月26日から募集開始で宿泊地は長野駅そばの長野第一ホテル(大浴場付き・朝食なし)と東横イン(簡易朝食あり)。
宿泊15700円+参加費14300円=30000円、限定100人、貸切バス(各ホテル発6:30、会場着6:50)があってオリジナル七味缶も貰えるそうです。
昨年(2022年)のリンデンプラザホテルが11500円だったので4千円以上高い強気の値段です。
もしJTBを通さず予約できたとしたら(JTBが押さえているから取れないけど)、リンデンプラザの素泊まりは10950円です。
マラソンの日だけ高くなるのは仕方がないのですが(東横インもリンデンも前週は8000円以下)、それにしてもバスで会場入りできる特典付でも15700円は相当高い。
(ちなみにツアーをキャンセルしても出走権はそのまま有効だそうです。メールで聞きました)

このツアーを申し込めば12月3日の一般エントリーも後日(この時点では日程未発表)の宿取り合戦からも解放されます。
しかしプラン申し込みと宿取り合戦の同時参加はたぶんできないだろうから、宿取り合戦で安い宿に乗り換えることはできないようです。
ツアーのメリットとしては出走権も宿も先に確定できる、直通バスで会場入りできる、非売品の七味缶が貰える、これらに4千円強の価値があるか。
定員100人ですからだとバス2台程度、各ホテル6:30発とありますが満員になってからの出発だろうから出発時間は若干遅くなるかもしれません。
昨年は6時前にホテルを出て電車で移動して会場着が6:48でしたが、バスだと歩かないで済むし早朝なら渋滞リスクも低そうです。
高いツアーですが長野第一ホテルなら大浴場があるから申し込んでもいいかな、と気持ちが傾き始めました。

11月22日、エントリー案内葉書が届きましたが恒例の高橋尚子さんは日程変更の関係で不参加、残念です。
出場権付き宿泊ツアーの事前登録は定員100人を超えたそうです。

結局ツアーに申し込むことにして、申込日の11月26日(土)にパソコン前にスタンバイ、混雑もなく12:01に宿泊付きプラン申し込み完了。
しかし12:05には満員になっていましたので油断できませんね。
これで出場も宿泊も確保できました(高いけど)。
ホテルを東横インにしなかったのは、大浴場がないことと東横イン名物の無料簡易朝食が品切れ御免と書いてあったので、それなら大浴場付き朝食なしの長野第一ホテルとなりました。
長野は朝が早いから朝食も部屋で食べたほうが時間的にも楽だし。

例年最寄り駅の北長野から会場まで歩いていましたが今年はバスでの会場入り、ちょっと魅力的です。
これでエントリー合戦も宿取り合戦も免除、大会まで高みの見物です。


長野マラソンは好きな大会の一つです。 この大会は1回からの連続出場者には金ゼッケン、10回以上の参加で銀ゼッケンが貰えますが、昨年私も銀ゼッケンになりました。
しかし昨年はコロナで直前まで開催が危ぶまれた関係で金銀ゼッケンの印刷が間に合わず、普通のゼッケンで走って後日銀ゼッケンが送られてきました。
今回はじめて銀ゼッケンを付けて走れるはずでした。

たしか今回で12回のエントリーですから、マラソン人生の半分以上は長野に出ていることになります。
東京からの遠征だと新幹線が往復で17000円ほど、参加費が14300円、ホテルが1万円強、これだけで4万円を超えます。
それだけお金がかかっても出たくなる魅力がある大会なのですが、色々ハードルは高い。
制限時間5時間は健康な男性ならあまり気にならないでしょうけど、受付が前日しかないので前泊必須です(観光客誘致のためだと思う)。
エントリーも宿取りも激戦で、受付開始(土曜の昼)の時刻前にパソコンの前にスタンバイしていないと取れません。
(スマホでもいいけど、電波が悪かったり入力に手間取っているうちに定員に達する危険がある)
エントリーも宿取りも早い者勝ちなので、いずれも15分程度で埋まってしいます。
エントリー、宿取り、前日受付と土曜が3回潰れますので、土曜日が仕事や家事で忙しい人にとっては相当ハードルが高い大会です。
また記録面では長野といえども4月は気温はやや高めが多いためタイムは狙いにくく、自己ベスト狙いにはオススメはできません。
こういったマイナスも多い大会なので、無条件に人に勧めることはできません。
興味あるのなら一度出てみたらどうですか、という感じで、無条件ではオススメできない大会です。
ただ私は大会の雰囲気も長野という場所も好きなので、毎年出ています。
独特の魅力を言語化しにくいのがもどかしいのですが、シーズン最後をプチ遠征、それも春の長野という爽やかな遠征でしめくくれること、5時間制限で仮装禁止などややお硬めの雰囲気、沿道の声援など、好きな人にとっては毎年出たくなる大会です。


さて今年のエントリーですが12月2日の10時からエントリー開始、今年は高みの見物です。
昨年は定員の7割しか集まりませんでしたが、今年は定員に達するのでしょうか。
コロナ前の瞬殺と違って今年もまた穏やかで、10:30にはすっかり落ち着いて混雑は解消していました。
22時になっても埋まらず、翌日10時でも空きがあり、結局申し込み期限の12月18日になんとか定員の1万人に達したそうです。

世の中はコロナに対する危機感はかなり薄れ、昨年のように開催か中止かで直前まで気を揉むような雰囲気は薄まっています。
各種イベントもコロナが原因で中止になるものはほとんどなくなっています。
それでも中止リスクはゼロではないし、参加費は高止まりしているし、コロナ・戦争・鳥インフルなどで光熱費や食品の値上げが凄く、懐は寂しい。
加えてコロナ禍で大会から遠ざかってモチベーションが下がったままのランナーも多いようです。
あの人気の長野ですらようやく定員という有様ですから、これからも大会の淘汰は進んでいくんでしょうね。
まあマラソンバブルで金目当てだけで作られた大会などは淘汰されて当然でしょうけども、それでも選択肢が減るのは寂しいです。



年が明けて2023年、3月18日に新幹線切符の事前申し込みをしました(割引狙いです)。
3月22日、往路の切符が取れました(土曜のせいか割引切符は選べなかった)。
 04月22日 東京(08時12分)→長野(09時38分) かがやき521号(北陸新幹線)

3月23日、復路の切符が取れましたが割引は落選で定価でした。
 04月23日 長野(15時42分)→東京(17時20分) あさま624号(北陸新幹線)
3月24日、メールで参加案内が来ましたが今年から印刷物なし、参加案内はPDFで読むしかありません。
北九州マラソンもそうでしたので、今後印刷物なしが増えそうです。
またLineで体調確認をするそうです。

3月27日、メールで参加票が来てRUNパスポートアプリでQRを取得しましたが、今年はEブロックです。
昨年のDブロックより落ちましたがその前はFブロックでしたから、昨年は参加者数が少なかったから定員に達した今年は定位置に戻っただけでしょう。

同じ日に郵便で「5年後の自分へ」が届きました。
これは5年後も走り続けるモチベーションにするために、5年後の自分に向けた手紙を主催者に送ると5年後に郵送してくれる本大会のサービスなのです。
手紙をもらうのは昨年に続いて2回目です。
5年前、2018年の自分は退職に向けて後任の育成をしており、タイムは落ち続けて4時間を切ることが難しくなっていました。
板橋シティマラソンでなんとか3時間59分でフィニッシュするなど底が見えない状態でした。
5年後の61歳の時にはタイムも5時間ぐらいまで落ちてモチベーションも落ちているのではないか、と心配していました。
幸いタイムは5年前よりは数分ですが速くなっており、相変わらず4時間切る程度とはいえフォーム改善という希望も見えています。
このままズルズルと遅くなる一方だろうと悲観していた5年前の自分から「遅くても希望を見つけて走り続けろ」と檄を飛ばされましたが、大丈夫、諦めず粘り続けてそこそこ頑張れてるぞ。



4月になって諸々の手続きのメールが頻繁に届きました。
4月7日、Lineでコロナ対策の体調管理をする方法を案内するメールが届きましたが、4月12日(水)から4月21日(金)までの10日を記録する必要があります。
4月11日には明日から体調管理が始まるという案内メール、4月14日には参加票発行案内メールが届き、16日にも再確認のメールが届きました。
今回はLineで登録した体調確認画面とRunPassportアプリでの参加票の2画面がないと受付できません。
手書きでの対応もできるようですのでガラケー派でも大丈夫ですが、肩身が狭く面倒いことでしょう。
これも時代の流れなのでしょうけど、どの大会もコロナを機に一気に電子化が進みました。
コロナによる価格上昇やコロナ不況でのスポンサー離れなのでしょう。
参加案内がPDFでしか見られないことで大会参加を避ける高齢者もいそうな気がしますが、切り捨てられて終わりのようです。

大会1週間前の4月16日、ホテルの空室を調べてみましたが2万円の部屋があっただけでした。
たぶん空室が出ても即埋まるのでしょう。



【直前の様子】

ここまではそこそこ順調でした。
2月の北九州マラソン以降もフォームの改善を続け、またスピード練習でいい感じを掴んでいました。
長距離を踏んだのは1月と2月の大会だけですが、これは意識的にスピード練習しシフトした結果です。
これまでのような長めのジョグの代わりに10kmをレースペースのキロ5分10秒ぐらいで走ったり、1km全力走をしたり、週一程度ですけど頑張っていました。
日々の10kmジョグもこれまでの65分程度から60分弱で走れるようになり、フォーム改造のおかげで重かった脚が回るようになった気がします。

私は大会前にハードな練習はしません。
マラソンに一夜漬けは意味がないからです。
刺激を入れる程度のことはしますが、1週間を切ったら体調管理のためのジョグ程度しかしません。

大会まであと6日となった4月18日の火曜日、長野への荷造りをしてから夕方に腿上げを意識した10kmジョグをしました。
脚が乗っていい調子で走り、工事現場の交通誘導のおじいさんから「すごいねー」と声をかけられるぐらいのペースで走っていました。
キロ5分10秒あたりまで上げたところで左足ハムストリング下部(膝上の裏側、太もも下部の裏側)に痛みが出ました。
痛みで走れなくなり、ジョグを中止して歩いて帰りました。
やばい、長野を走れないかも。

この日のジョグを最後に大会まで走らず脚休めするつもりでしたが、いい気になって飛ばしすぎたようです。
またこの数週間毎週していたスピード練習の疲労も蓄積していたのでしょう。
家でアイシングして湿布を貼って、治るのを祈ります。
まあ、大会までには治るでしょう・・・。たぶん。

水曜日、念のためキャンセルポリシーを確認しました。
万一欠場となった時のために前もって調べておかないと気が済まないのは、仕事をしていた時に身体に染み付いた習性です。
隠居しても変わらないものですね。
ツアー(ホテル代)のキャンセル料は木曜キャンセルだと30%、金曜40%、土曜50%、それぞれ4710円、6280円、7850円です。
新幹線は片道320円のキャンセル料がかかります。
もちろん出たいし、出るつもりでした。

木曜日になっても脚は微妙にやばい。
あと3日か・・・。
脚を信じて現地には行くだけ行って、大会当日の朝に走るかどうか判断しようか。
(後で考えたら無謀なんですが、この時はたぶん走れるだろうと思っていた)

長野駅周辺のホテルを調べたらリンデンプラザに空室があって12500円でした。
宿取りに失敗した人も直前まで諦めずに探すと、やや高いけど見つかるかもしれませんよ。

そして4月21日の金曜日、決断する日がきました。
週末は統一地方選挙の投票日ですが長野に行くので投票できないため、まず期日前投票に行ってきました。
明日の朝は早めに家を出るので朝食用のおにぎりを買って、家で最終の荷造りを終えました。
それらが終わってから14時過ぎに脚の様子を見るために走りに行きました。
完全に順が逆だけど、たぶん行けるだろうと思っていたのと着替えたりする関係でこうなりました。
大会当日まで完全に脚を休め一歩も走らないつもりでしたが、よく考えたら大会当日の朝に走れないことがわかっても色々遅すぎます。
悩みましたが、たかだか数キロ走って悪化するようなら2日後のフルマラソンは無謀、軽く走って感触を確かめることにしました。
着替えて走り出してすぐ左脚の裏もも下部(ひざ裏の少し上)に痛みが出ます。
何度も止まって、また走り出してみたりしましたが、一歩一歩にしっかりとした痛みが出ます。
激痛ではないけど、100mも走らないうちに身体が嫌がって脚が止まる状態。

ああ、無理だ。
欠場するしかない。

長野マラソンでは初のDNSが決定、この脚では無理です。


この日の東京は初夏を思わせる暑い日でしたが、土曜から気温が下がってきました。
大会当日の長野は8時が8度、12時が14度と絶好のマラソン日和の予報です。
しかし、いくら気温が最適でもこの脚でフルマラソンは無理、制限時間(5時間)以内での完走なら可能性はゼロではないものの、相当ダメージが残るでしょう。
そこまでして走る理由が見当たりません。

脚の痛みを感じながら家に帰り、未練を振り切るように欠場処理を開始します。
ツアーはJTBへキャンセルメールを送り、新幹線はえきねっとからキャンセル。
新幹線のキャンセル料は片道320円で往復ですから640円、ツアーキャンセル料が5840円、エントリー費は14300円、計20780円が無駄になりました。
15:00にキャンセル手続きが終了、その後1時間ほどでJTBからメールが来て、マイページにログインしてキャンセル手続きをするよう指示があったのでそれを済ませ全手続きが終りました。
ちなみにツアー代金はカード支払いの関係からか支払い済みの30000円を返金してから改めて20580円を支払うようです。どうでもいいけど。
それからキャンセルメールにはツアーの受付番号を書く必要があるのですが、どこを調べても分かりませんでした。
最初に来た受付メールに書いてあったのかもしれませんが、分からなくてもキャンセルできました。

ああ、これで今年のシーズンが終わった・・・・・。

不参加の場合は大会HPから申し込めば送料800円〜1500円(着払い)でシャツがもらえるそうです(ゼッケンは貰えない)。
でも出なかった大会のシャツを貰ってもね・・・。

こうして私の2023年の長野マラソンは大会2日前に終わりました。



【今シーズンの振り返り(2020.8-2023.4)】

マラソンシーズンとは10月前後から4月ぐらいまででしょうけど、私の場合は8月の北海道マラソンが最重要大会だった(過去形)こともあって、8月から4月までをひとつのシーズンと考えています。
記録を狙えるのは11月3週付近から3月上旬までが限度でしょうけど、完走狙いもまたマラソンです。
10月の大会はシーズンインの脚試し、4月はシーズンを締めくくる感じ、それぞれタイムは望めませんがそれもまた楽しいものです。
4月の長野が終わるとシーズンが終わった感が満ち溢れてきますが、今年はそれを感じることもなく静かに終わりました。

今シーズンですが、散々でした。
60歳から61歳になる時期でしたが、まず4年ぶりで最後の北海道マラソンになるはずだったのが、まさかの落選。
これまでの先着順から抽選制になりましたが、たいした倍率でもなかったようなのにまさかの落選。
しかも当選したけど入金しなかった人が多かったらしく、落選後しばらくしたら再募集のメールが来たときにはツアーはキャンセル済み、あわてて再度探したけど馬鹿高いツアーしか残っておらず断念。

10月の水戸黄門漫遊マラソンと11月のつくばマラソンは2週違いだったので、両方に申し込んで保険をかけておきました。
体調や天気と相談してどちらかに出るつもりが、謎の体調不良で両方欠場。
まさかの両方欠場。
原因ですが風邪にしては長いしコロナはPCR陰性だったし、医者の診断は伝染性単核球症とのことでしたが、どうやらそれでもなさそう。

12月の高島平ハーフはランナーが集まらずに早々に中止、あわてて申し込んだ12月の足立フレンドリーハーフは途中で脚が動かなくなって、これまたまさかのリタイヤ。
どうやらガス欠だったようですが、体調不良の影響が残っていたのかもしれません。

何が身体に起きているのか分からないまま臨んだ1月のハイテクハーフはペースが全く上がらずに惨敗。
「まさか」がこんなに続くとは・・・・。

ここまで酷いと1月末の勝田全国マラソン次第では2月の北九州はまたしても欠場するしかないと思っていましたが、なんとか3時間48分で完走。
期待したほどではなかったものの久々の50分切りで、無事2月の北九州マラソンには出場する気になれました。
その北九州マラソンは巌流島などの観光もできて楽しかったものの、寝不足からの体調不良でなんとか完走はできたけど成果はなし。

2月4週の赤羽月例を出直し大会にする予定が雨で中止。

そして4月の長野マラソンではズームフライ3で走ってヴェイパーフライとの差を確認しつつ、フォーム改善の効果やさらなる改善へのヒントを探るつもりがまさかの怪我で欠場。
もう散々なシーズンでした。


せっかくコロナ禍も収まってきて大会中止リスクも下がってきたのに、1シーズンでフルマラソン3大会欠場、ハーフDNSは過去最悪です。
ただ希望もあります。
フォーム改善の効果が出ている気がするのです。
トロッティングで着地位置を真下にするとか、腕振りは腰をかすめるようにして肘は前にも後ろに出るようにするとか、着地の反発を意識するとか。
相当勉強してきた成果が出つつある気がします。
ただ、それを完全に体得する前に故障しちゃいましたので、復帰後に思い出せるかどうか。
また一からやり直しになりそう。

フォーム改善効果ですが、左ハムストリング下部(太もも裏の下部)というはじめての部位の故障もその証拠だと思います。
フォームが変わったからはじめての部位を痛めたのでしょう。
もっと上のお尻近くのハムを痛めるのが理想なのかもしれませんが、これまでのようなふくらはぎや足底やアキレスではないのがフォームが変わってきた証拠です。



その後ですが、大会後の火曜日に寝冷えをしたら頭痛がひどく2日間寝込みました。
寝過ぎて腰が痛くなって、その影響で木曜日に歯を磨いていたらぎっくり腰になり、もう最悪。
この感じでは5月上旬までは良くてもリハビリモードでしょうから、5月の月例10kmに復帰できるかどうか。
5月か6月には道マラの練習としてフルマラソンを走りたいのですが、小規模大会に出るか一人で近所を走るかを悩む以前にそれだけの身体に戻っているかどうか。

脚の痛みが長引いた場合、治療として整骨院に行くことも考えていますが、あまり効果が感じられないんですよね。
ただ整形外科だと検査をしてからリハビリの予約をするので、最初のリハビリまで最短でも10日ほどかかります。
その点、整骨院は行った日から治療してくれます。
しかし出場するかどうかの判断で少しだけ(全部で1kmにも満たない)しか走ってないのに脚が疼くのだから、思った以上に重症なのかも。
その前に寝冷えと腰痛を治さなきゃいけませんが。


次シーズンは最後の北海道マラソンから始まります。
私のマラソン人生の中で大きな目標だった大会とのお別れです。
ぶっつけ本番のような感じで挑むことになりそうですが、それもまたマラソンです。

今年は大田原マラソンも復活するし、高島平ハーフも10月に戻ってきたし、大会選びが楽しそうです。
ぜひフォーム改善の成果を出したいものです。
しかし大会直前に怪我をするとはうかつでした。
ただのジョグのつもりが少し飛ばしすぎたのと、疲労も溜まっていたようです。
だんだん気持ちと身体の乖離が大きくなっているのでしょう。
無理したつもりは全くなくても肉体的には大きな負担になっているようで、このギャップを受け入れるのが60歳代の課題なのかもしれませんね。
油断大敵、無理厳禁ですね。




  HOME


メールはこちら



inserted by FC2 system