第18回ハイテクハーフマラソン(2017年1月8日 ハーフ)

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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

今年で18回、旧名(谷川真理ハーフマラソン)の時代と全く同じ運営ぶりで、首都圏からのアクセスの良さ、華やかな雰囲気、ゆるい制限時間など、大会デビューにも適しており、また公認大会に戻ったことで記録重視のランナーにも重宝されるだろう。
ウエーブスタートに加えてコースが上流と下流に分かれており、計6組に分かれてのレースで以前より走りやすくなった。
混雑が嫌で敬遠していた人も、再考する価値がある。

----- 概要 -----

種目:ハーフマラソンなど。
最寄り駅:赤羽駅から徒歩15分ほど。ただし歩道が狭く混雑するので出遅れると倍以上かかるので注意。
スタート時刻:ハーフは10:00、10:15:、10:30のウエーブスタート。
参加者数:全体で10000人規模。
完走率:不明。相当高いはず。
制限時間:ハーフで3時間のようです。
関門:ないようです。
参加資格:特になし。

----- コース・計測 -----

計測方式:モノタグという紙のようなものを両足のシューズヒモに付ける。返却不要の使い捨て。
計測内容:フィニッシュタイムのみ。ネットタイム計測あり。
記録検索:あり。大会HPからリンクあり。
記録証:ネット発行のみ。不親切ですが、そんな時代なのかな。
ペースセッター:なし。
ゼッケン枚数:一般1枚、陸連の部は2枚。
ゼッケン番号順:不明だけど、どうもランダムのようです。

コース:荒川河川敷・新荒川大橋野球場から上流と下流の2コース。
上流は折り返し付近に坂あり。
下流は走ったことがないので不明。
コース上トイレ:既設のみ。
アップ場所:コースの下流側でアップ可能。
キロ表示:1kmごと。

スタート順:特にないようです。以前はタイムごとのプラカードに並ぶ方式だったが、今は特に指示がない。
ロスタイム:不明。陣取った場所による。たぶん後ろでも数分かな。
給水:3箇所。水とスポーツドリンク。
スペシャル給水:なし。
給食:なし。
私設エイド:なし。
スポンジ:なし。
スタート前給水:なし。
ゴール後の飲食サービス:暖かい使い捨ておしぼり、明治アクアサポート500mlペット、パン(ヤマザキのランチパックのアップル&カスタード)、8x4臭い消しスプレー足用の試供品。


----- 環境 -----

声援:走友会の人が来ている程度。河川敷で多くの応援があるのは板橋シティぐらいのものです。
仮装:本格的なものは見かけなかった。
参加賞:Tシャツ。PUMA、デザインは相変わらず悪い。色が凄い。
完走賞:なし。
参加費:5400円+手数料278円。7/1受付開始で、限定プレミアムランナー(10800円)は9/26に満員になりました。
めずらしく慌ててエントリーしなくてもいい大会です。
当日枠300人あり、これも珍しい。当然ですが割高です。


荷物預かり:あり。貴重品以外のみ。渡された袋に入れて預かる。
係員がシールに番号を書き、1枚は袋に、もう1枚はゼッケン裏に張ります。
着替え場所:更衣テントあり。使わなかったので混雑度は不明。

会場トイレ:仮設多数、男小用・男女共用個室・女性個室に分かれていたけど、男女共用個室はかなり前から行列でした。
大をしたい人は家か途中駅で。赤羽駅はすでに混んでいましたよ。
プログラム:ペラっとした案内のみ。ネットで選手結果を見ることは可能。
写真屋:オールスポーツ。
招待選手:谷川真理、猫ひろし、福島和可菜。昨年と同じでした。
気温など:曇り。ほぼ無風。気温は9時で2度、寒い寒い。

----- 個人データ -----

体重、食生活:前日の体重60.7kg、体脂肪11.9%。
体重は昨年比+2kgですが、気にしない。二の腕の筋トレしてることもあって、このぐらいならいいことにしたのです。
練習はイマイチですが、2週間前に月例赤羽で久々の43分台が出せたので、復帰後の最好調ではありました。
ウエア:NB高機能帽子、アディダス黒長袖シャツ、CW-Xロングタイツ、アディダスグレー薄手の靴下、シューズはイダテンの後継エンペラーTR、リストバンド、グレー手袋。
ダメージは両足裏の痛み、腰とアキレス痛と太もも前部痛。いずれも軽傷。

【出場まで】

今回が12回目の出場です(怪我で3年の欠場を挟んでいます)。
ランナーになって16年目かと思うと感慨深いです。

以前は完走記というより文句ばかり言っていた本大会ですが、運営もかなり良くなったのか、それともこっちが諦めたのか。
今では淡々と走って黙々と帰る大会になり、文句もないけどタイム以外には関心もありません。
相変わらず駅からの道は狭くて出遅れると大渋滞しますが、それを除けばウエーブスタートや数の多い仮設トイレなど、参加者数の割には走りやすい大会です。
初心者から本格派まで、だれでも楽しめる大会です。

目標ですが、12月に10km43分台が出せたことから昨年の100分は切りたい、あわよくば95分も狙えるかもと高望みしていました。
参加までの道のりですが、7/12に郵送してきたパンフですでにエントリー可になっているのを知りエントリー。
12月に当日枠300人を発表、12/28ナンバーカードが届きました。
数年前から当日受付なしなので、スムーズです。

【レース内容】

当日は6時11分に起きました。

天気予報は曇りのち雨、雨は15時からの予報ですから逃げられそうです。
(結局、終始曇りで雨は14時過ぎに降ったので、帰宅してからの雨となり影響なく済みました)

気温は低く、これで風が出なかったら最高なんですが。
うっすら頭痛がしてほんのり風邪っぽいが、まあいつものこと。
風邪薬を飲まずに済む程度なので、むしろ例年より体調は良いです。

7時44分に家を出ましたが風はなく、でも空気は氷のように冷たい。
8時16分に赤羽駅に着き、会場には8時38分着でした。
電車中では眠くて、降りたら缶コーヒーでも飲むかと思ったのですが、ホームに出たとたん寒くて眠気が吹っ飛ぶくらい空気が冷たい。
この時間ぐらいなら道も混んでいないから快適に会場まで歩けました。
気温は9時で2度、12時でも6度でしたから、相当寒かった。

10時のスタートまで1時間半あるので、まだトイレもほとんど行列はできていません(大は別、すでに行列ができていた。駅のトイレも混んでいた。)。
いつも通り上流スタートラインに近い場所に陣取り、すぐ荷物を預けます。
手元には盗まれてもかまわないものだけ置くのですが、今回はコートを預けるかどうするか悩みました。
結局、盗まれるリスクより防寒を優先して預けませんでしたが、それが正解でした。
軽くアップをしますが寒いのでコート脱ぐ勇気が出ません。
いつスタートラインに行こうか迷いつつ、ようやくスタート20分前にコート脱いで移動、いい位置に陣取れました。
寒いけど風がなくて助かります。
こんな時は使い捨てポンチョなどを持っていたほうがいいかもしれません。
寒いせいか、周囲の人との距離が近く、いつもより固まっていました。
そのおかげで少しは暖かいが身体が震える寒さです。

ゲストランナーの猫ひろしが「走る前からこけることを考えるバカがどこにいる。バカヤロー。ってことで世界新を狙います」と言ってましたが、相当ウケていました。

号砲が鳴り、スタート。
寒いので防寒対策でマスクをしたまま走りました。
(マスクは途中で外しました)
スタートロスは7秒程度、混雑なく走り出せました。

2kmまではいい感じで走れました。
しかし3kmからもうペースダウン。
脚が重くて、太もも前部に乳酸溜まっている感じがします。
相当頑張っても4分40秒を切れない感じ、2週間前の赤羽月例の疲れが抜けていないのかな。

序盤を過ぎたら、汗が少し出てきました。
シューズですが、愛用していたイダテンの後継機をぶっつけ本番で履いたのですが(ミズノ エンペラーTR)悪くない感じです。
でも、速度は出ない。
おそらくシューズの問題ではないのでしょう。

結果論ですが、ブルックス ローンチ3と迷ったけれどもエンペラーTRを履いて出てよかった。
冒険したほうが後悔が少ないことと、どちらかというとローンチの方が遅いシューズなので、次の勝田フルを選ぶためにはハーフではこちらを履いた方が判断しやすいのです。
それにブルックスだと遅いのをシューズのせいにしたでしょうし。


どんどん抜かれます。
抜かれるたびに食いついてペースアップを試みるのですが、あっという間に離されます。

昨年(100分)は4分20秒台で走れていたと勘違いしていたので、遅い自分に苛立ちます。
(100分なら4分43秒でもよかったのに)
まあ焦らず前半は捨ててもいいさ、昨年もそうだったんだからと思いながら、折り返しを過ぎます。

後半は追い風で下り基調だから乗れるかと思ったが、相変わらず乗れない。
後ろから来た女性に必死に食いついてみたけど、下り坂ではみるみる離されてしまいました。
とにかくじわじわ抜かれるだけで、抜くことができない。
プチ仮装したおちゃらけ女性ランナーにも抜かれる。
抜かれるたびに食らいつくけど、すぐ離される。
情けない。

左肩が痛みます。
右足裏も痛みます。
いずれも大したことはないけど、足裏の痛みは滅多にないので気になります。
それよりなにより、序盤からの太ももの筋肉痛が気になるのです。
2週間前の月例赤羽(10km)の疲れが抜けてないのかな。
そうだとすると、加齢ってことかしら。

15kmですでに脚を使い切った感じです。
とにかく抜かれる。くどいけど。
気がついたら序盤でかいた汗が冷えて、手のひらが冷たい。
ペースを上げられない証拠です。

残り4kmからが長かった。
なんだか身体がしんどい。
呼吸はまだ余裕あるが、呼吸が上がるほど脚が動かせない状態が続きます。


ラスト2km、身体がやばい。
意識が遠のく感じがします。
谷川真理さんがハイタッチしながら逆走してきたけど、それどころじゃない。
こりゃ立ち止まるかもしれないし、ペースダウンでキロ5分超えるかもしれない。
必死に粘りたいが、脚が動かない。

ゴール目前で係員のおじさんが「40分切れるよー」と陸連の係員(たぶん)にしては珍しく親切に教えてくれたので、え?と思って必死にスパート。
40分切りにはキロ4分半が必要と勝手に思い込んでいたので、40分なんて絶対ムリと勘違いしていました。
残り数百メートルで急に希望が出て、必死にスパート。
黄色い時計はすでに40分を超えていましたが、でも40分台で昨年より20秒速い。
おお、これなら悪くない。


フィニッシュして暖かい紙製おしぼり、明治アクアサポート(500mlペットボトル)を頂きました。
隣にいた人は手が冷えて指が動かずボランティアに蓋を開けてもらってましたが、手袋忘れて走ったのかな。
味は塩をかけたりんご的な感じで、悪くない。
ただ糖分は入っていないので、夏場など水分補給にみで糖分は取りたくない時には重宝しそうです。

ナンバーカードの一部と引き換えにTシャツ、パン(ヤマザキランチパック、アップルジャム&カスタード)、8x4足の臭い止めスプレーをもらい、完走証発行所を探しそうになりましたが、この大会はもうネットダウンロードだけになったんだっけ。



昨年は序盤が5分まで落ちたけど、後半で盛り返しました。
今年はスタート直後のダッシュと17km以降のバテ以外は、ほぼイーブンに近い走りです。
昨年に比べて、出入りは比較的少なかったし序盤から頑張れたが、最後にタレた。
どっちがいいレースかは判断が難しいけど、どっちにしろ今の俺にとっては悪くはないタイムだったから、力は出し切れた感じです。
12月の調子を考えたら、95分も夢じゃないと思ったのですが、昨年と同じ100分台。
まあ、これが現実です。

ダメージは両足裏の痛み、腰とアキレス痛と太もも前部痛。
いずれも重くはないが、足裏痛が気になる。
ニューシューズ由来だとしたらと思うと、2週間後の勝田フルマラソンで何を履くかに迷います。

足裏痛になるのはスカイセンサーブリーズ以来なので、これはシューズ由来の痛みかもしれない。
そうなると今後勝負シューズをなににするかに、また迷うことになります。
イダテンはいい相棒だったんだけどなぁ。

ペースの勘違いがなければもう少し踏ん張って100分を切れていたかもしれない。
いや、この脚だと根性では動かなかったかな。
まあ、いい正月明けになったレースでした。


最近はもっぱら心拍数付きGPSウオッチを愛用していますが、心拍数モニターは途中で途切れ途切れになっていました。
これは時計を腕にしっかり締め付けないと心拍数が取れないからなのですが、これ以上締め付けると腕の血行が悪くなります。
心拍数はモニタリングできなくても構わないので、締めすぎはやめて今回程度の緩さでいこうと思います。

【写真と記録】

タイムは(自己計測ネットタイム)です
距離 ペース  ピッチ ストライド
1km 0:04:23 189 111
2km 0:04:29 189 115
3km 0:04:41 186 114
4km 0:04:42 185 114
5km 0:04:44 185 113
6km 0:04:46 184 113
7km 0:04:49 184 112
8km 0:04:48 184 112
9km 0:04:49 184 112
10km 0:04:50 185 111
11km 0:04:48 184 111
12km 0:04:45 185 112
13km 0:04:49 185 112
14km 0:04:43 185 113
15km 0:04:35 187 114
16km 0:04:47 185 112
17km 0:04:46 186 112
18km 0:04:48 187 111
19km 0:04:51 186 110
20km 0:04:54 186 109
21km 0:04:41 188 111

TOTAL 01:40:22







駅から会場に向かいます。
今年は流れで橋の反対側を渡りました。
狭い歩道を少しでも分散するように誘導していました。




会場が見えてきました。寒いです。




ここがフィニッシュです。フィニッシュは上流も下流も同じ場所です。




ここからはレース後。
まだまだレースは続いていますので、走っているランナーが見えます。
第一ウエーブ(青ゼッケン)の後方ランナーと、第二ウエーブ(黄色ゼッケン)の速い方のランナーが走っていました。




レース中のランナーの向こうはTシャツ等を渡す場所。
私の時は待ち時間ゼロでしたが、結構列ができていますね。
あまり待ちそうなら先に着替えるのも手ですが、希望サイズがなくなる危険もあります。




左右からゴールを目指しているのが分かりますか?。
向かって右が下流コース、上流は左です。




頂いた明治アクアサポート。
塩味で薄いりんごのような味。
糖質控えめなので栄養補給には不向きです。




Tシャツはまたダサいデザインだけど、色が凄いから嫌いじゃない。
パンとスプレー(8x4足の臭いけし)ももらいましたが、パンはアップル&カスタードってのがあまり好きじゃないし、スプレーも足ではなくシューズスプレーのほうが嬉しいかな。




これが最近この大会で使われているモノタグ。
テープで右写真のように輪っか状に両足のシューレースにつけます。
(陸連だけでなく一般も2つ使う)
使い捨てなので、不参加でも返却不要です。
邪魔にはならないけど、かっこ良くもない。
テープは相当強力です。




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