第20回 ハイテクハーフマラソン(2019年1月13日 ハーフ)
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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

今年は20回の記念大会でフルマラソンもあるが、旧名(谷川真理ハーフマラソン)の時代からハーフで有名な大会。
運営は年々進化しつつも安定しており、市民マラソンの完成系の一つであろう。
首都圏からのアクセスの良さ、有名人がゲストに出たりチャリティオークションがあるなど華やかな雰囲気、子供の遊び場のドームテントがあるなど女性にも優しい(女子トイレも多め)、陸連公認大会(上流第一ウエーブのみ)、ゆるめの制限時間など、ベテランから初心者の大会デビューまで幅広く対応している。
ウエーブスタート(3組)に加えてコースは上流と下流に別れ、計6組でのレースで以前より相当走りやすくなったので、混雑が嫌で敬遠していた人も再考の価値あり。

----- 概要 -----

種目:ハーフマラソン、3km、2kmペアラン。
最寄り駅:赤羽駅から徒歩20分ほど、出遅れると歩道渋滞で相当時間がかかるので要注意。
スタート時刻:ハーフは10:00、10:15、10:30の3ウエーブに分かれてのスタート。
参加者数:全体で10000人。フルの部は1000人だったようだ。

完走率:不明だが最終ウエーブスタートから2時間半が制限時間なので、完走率は高そう。
制限時間:最終ウエーブスタートから2時間半、フルは6時間。
関門:あり。閉鎖後も走れるが記録は取ってもらえない。

参加資格:特にないようです。
受付方法:事前送付なので当日は受付の必要はありません。

----- コース・計測 -----

計測方式:独自の使い捨てタグ。両足に付けて、欠場しても返却の必要はない。
計測内容:フィニッシュのみ。ネットタイム計測あり。10km地点の計時はなくなりました。
記録検索:スポーツエントリーの記録検索のみ。
記録証:web発行のみ。翌日からダウンロード可能。
ペースセッター:なし。
ゼッケン枚数:一般は1枚、陸連の部は2枚。
ゼッケン番号順:たぶん持ちタイム順。

コース:荒川河川敷 新荒川大橋野球場発着、上流もしくは下流に走って折り返すコース。
フルは下流に向かって走り、スタートに戻って上流を目指し、上流側のフル用折り返しをターンしてスタートラインに戻ってゴール。
河川敷なので高低差は少ないが、下流の方が坂が多くてスピードは出しにくいが、コース幅はやや広い。
個人的には上流の方が走りやすくタイムも出やすい気がする。
コース上トイレ:河川敷野球場などの既設のみ。
アップ場所:会場周辺。
キロ表示:1kmごと。

スタート順:持ちタイム別のブロック順、今回から陸連登録選手は上流の第一ウエーブになったようです。
(陸連からの指導らしい)
ロスタイム:フルの部(ウエーブスタートなし)の最後尾でも1分程度。
ハーフはウエーブスタートなので少なめです。
給水:水とスポドリ、計3箇所。
スペシャル給水:なし。
給食:あったようですが、食べなかった。
私設エイド:皆無。
スポンジ:なし。
スタート前給水給食:なし。
ゴール後の飲食サービス:アクエリアス500ml、ヤマザキランチパック(今年はチョコ味だった)昨年はバナナもあったが売り切れたのか最初からなかったのか。

----- 環境 -----

声援:皆無。
仮装:少なめ。沿道が寂しいので、仮想はやり甲斐がなさそう。
参加賞:Tシャツ。
完走賞:アクエリアスとパンをいただけます。あと、温かいおしぼり。
参加費:5500円+手数料275円。
荷物預かり:あり(貴重品以外)。70Lほどの袋に印刷済みゼッケンシールを貼って預けます。

着替え場所:男女のテントあり。未使用なので混雑具合は不明。

会場トイレ:それなりの台数あり。十分でしょう。
プログラム:事前送付のパンフ程度ですが十分です。
写真屋:FUKUSEN株式会社、今年からのようです。
マイナーです。写真のUPは早い(翌日には掲載)が、カメラマン少なすぎ。
1枚しか写ってなかった。これは改悪だなー。
招待選手:不明。
ゲストランナー:いらしたようですが・・・。一時期ほど芸能人が出なくなったのが寂しい。
気温など:曇り時々晴れ、気温は7℃から9℃前後、風は4m/s程度。
風は折り返し以降で若干向かい風だった程度でほぼ影響はなかった。
スタート頃から晴れてきたので気温もそんなに低くはなく、もちろん高くもなく、いい陽気でした。

----- 個人データ -----

体重、食生活: 前々日の体重61.2kg、体脂肪13.3%。
12月に久々に赤羽月例10kmに出て46分台、一昨年12月が10km47分でしたから、底は打った感じ。
練習量は少ないが体調は良好、ハーフは1年ぶりですが昨年の1時間45分を切って40分に近づけなきゃ。
ウエア: メーカー名不明の5本指ソックス(ベージュ、おそらく無印良品かユニクロ)、CW-Xロングタイツ、アディダス黒の長袖、、リストバンド、練習用の板橋シティ参加賞のグレー帽子、アディダス黒グレー手袋。
シューズはミズノ ウエーブエンペラーTR。
ダメージは左右足裏痛、アキレス付近に痛み左臀部痛み、足は少し浮腫んだ。
いずれも軽め。

【出場まで】

昨年はつくばで3時間52分、12月の赤羽月例10kmで46分台、相変わらず数字は悪いもののここ数年の中では底を打った感じなので、その流れがハーフにも出るかどうかが注目でした。
しかし練習は量も質も足りず、正直出場するのが気が重かった。
練習ではスピードに振っていることもあって10kmまでしか走っていません。
なのでレースから逃げていると距離を踏む機会がなくなりますし、走らないよりはマシなので出て正解でしょう。
でもレースの度に動かない脚に情けなさを感じるのは精神衛生上よろしくない。
などと愚痴がつい口をでます。

ハガキで参加案内が届いた数日後にエントリー、たしか7/21でしたが、この時点ではスポーツエントリーのみ受け付けていました。
Runnetは9月からでしたが、急がずエントリーできるのと、高いながらも当日申し込みもできる(数は限られているようですが)のが、今となってはありがたい大会です。
タイムは1時間45分で申告して、第二ウエーブの下流でした。
ちなみに、下流は初めてです。

【レース内容】

6時に起きて7時35分に家を出ましたが、風がありました。
こりゃ河川敷は強風かなと心配しましたが、結果的には風はたいしたことなくいいマラソン日和でした。
時間的にはもう少し遅く出ても間に合うけど、まあ遅刻よりはいいかな。
昨年の1時間45分は切らなきゃ、おととしの1時間40分台は無理だろうが、どこまでそこに近づけるかが勝負かな。

昨日の初雪と夜の雨で道は濡れていましたが、河川敷はぬかるみはなく、雨が降った痕跡は感じられませんでした。
ホコリを抑える程度のいい雨にだったようです。
8時18分に赤羽駅着駅、さほど混んではいないけど8時38分に会場着ですから、駅から混んでなくても20分はかかります。
出遅れると橋のあたりの細い歩道が混んでうんと時間がかかりますから要注意ですよ。

しかし寒い、風はそこそこ。
下流側スタート地点の側に陣取って、8時58分には早くも荷物を預けました。
今年もコートは預けずに防寒用に着ていました。
さらに薄手のビニールガッパも着込んでアップします。
親子の部が上流側、フルの部は下流側から先にスタートしますので、グラウンドでアップをします。
トイレには二回行きましたが、上流側のトイレの方が空いていました。

10時に20回記念大会で新設された(来年あるかは不明)フルの部がスタート、陣地に戻ってコートを脱いだら晴れてきました。
スタートまでカッパ着て、走り出しても脱がない方がいいかなと思う寒さでしたが、晴れてきて一気に寒さが和らぎました。
風もないのでカッパを脱いでスタートにつきます。
以前あった1時間30分とかのプラカードが今年は復活していましたが、A3の紙をパウチしたようなもので目立たないことこの上ない。

上流側スタートの人が間違って紛れていましたので、こっちじゃ記録が取れないかもしれないのでそう伝えました。
後で調べたけど指定ウエーブ前に走ったら記録は取れませんが、上流下流の間違いは明記されていません。
まあ、グロスは遅くなるけど遅れてでも指定方向に走った方が安全です。
ちなみに遅いウエーブでスタートしても記録は有効、ただし計時は正規ウエーブから始まっていますので、第二ウエーブの人が第三ウエーブでスタートしたらグロスは15分遅くなります。

ちなみに上流も下流も陸連公認コースですが、陸連の指導で登録者は第一ウエーブ上流になったそうです。

結構前からのスタートでしたが号砲は小さくて聞こえない、多分上流側で撃ってるのかな。
第二ウエーブ下流のせいか(速い人は少なそう)、混雑もなくストレスなく走れます。
スタート直後は4分31秒とまずまずですが、すぐに4分45秒に落ち、さらに4分55秒と落ちます。
いいところなく7kmからは5分を超える有様。
ハーフのペースじゃないよなぁ・・・。

脚を後ろに蹴るイメージと、脚の付け根が脇の下あたりとイメージしてストライドを伸ばす努力をしているのですが、どうも効果はないようです。
じわじわと後ろから抜かれ、その度に食いつこうとするけどすぐ離されて話にならないのも最近おなじみの展開。
困ったもんだ・・・・・。

給水は3箇所あり2回取ったが、水分補給なしで走りきれる程度の汗しかかいていません(気温が低い)。
給水を取ったのは気分転換の意味合いが大きいのですが、それも効果なし。

折り返しからは向かい風に変わりましたが、風の影響はほぼなかった。
河川敷なので完全無風は難しいのですが、今日程度ならほぼ影響ゼロと言ってもいいでしょう。

折り返し以降は腰を高く保つイメージで走りましたが、それでもキロ5分すら切れない。
同じようなペースの女性を見つけて食いついたおかげで5分をやや切るペースで数キロ走れましたが、その人にも18km付近で離されて坂の影響もあって5分19秒と大幅ダウン。
上流より坂が多く傾斜もきつめなので、坂で脚を使い切って乳酸が溜まったのか、もう歩きたい感じ。
情けない。
心肺を追い込むほど身体を動かせない、いつものパターンです。

おそらく昨年以下の糞タイムしか出せないだろう、今年もまた収穫のないレースに終わるのかと絶望感しかなかったのですが、なんとか気持ちだけは繋ぎます。
ラスト1kmあたりで女性のバカ殿の仮装ランナーに追いつかれ、さすがに仮装女子に抜かれたら恥だと気合いを入れて、最後はバカ殿をちぎってフィニッシュ。
たぶんネットタイムでは負けているのでしょうけど、直接対決で仮装に負けないのは意地だ。
バカ殿出現前が5分15秒、バカ殿に追いつかれてからは4分36秒、たった1kmですがスタート直後に次ぐタイムを出せたのはバカ殿のおかげです。
身体が動かないと言いながら、まだハートで出せる余地はあるようです。
要するに自分に甘いだけなのかな。

フィニッシュしてから暖かいおしぼり、アクエリアス、ヤマザキランチパック(チョコ味でした)を貰って荷物を引き取り、陣地へ戻ります。
荷物受け取りもTシャツ受け取りもスムース、係りの人の手際とウエーブスタートのおかげです。
パンは珍しく家には持って帰らず陣地で食べましたが、お腹空いてたのかな。


結果は、昨年より36秒(1kmあたり1.7秒)速い程度ですので、進化したとは言いづらい。
全体的に、昨年は平均して遅いけど今年は出入りが多く遅いラップも速いラップもあった。
まあ誤差程度だけど昨年を下回ることがなかったのは、バカ殿のおかげでスパートできたからです。

今年も収穫はほぼなかった残念な内容ですが、腰を高く保つことを意識して走ることができた点と、気合いでスパートはできる、要するに身体にはまだ頑張れる余地があるのに引き出せていない(根性があれば短い距離ならペースアップできる)ことがわかったのは収穫かな。
もっと追い込んで走らなきゃいけないようです。

相変わらず同じこと書きますが、腐らずに走るしかないようです。
今年も「三途の川」ならぬ「三ずの道」(腐らず、めげず、諦めず)を走りましょう。

【写真と記録】

タイムは自己計測ネットタイムです

GOAL 1:45:03(キロ4分59秒)
10km 49:15(キロ4分55秒)
11km−GOAL 55:48(キロ5分02秒)

LAP 距離 スプリット 走行距離 ラップタイム 平均  心拍数 最高心拍数 ピッチ ストライド 歩数
1 1.00 km 0:04'31" 1.00 km 0:04'31"13 4'31" /km 127 bpm 146 bpm 187 spm 111 cm 851 steps
2 2.00 km 0:09'15" 1.00 km 0:04'44"05 4'44" /km 150 bpm 157 bpm 185 spm 112 cm 877 steps
3 3.00 km 0:14'11" 1.00 km 0:04'55"92 4'55" /km 151 bpm 157 bpm 184 spm 110 cm 908 steps
4 4.00 km 0:19'06" 1.00 km 0:04'54"97 4'54" /km 150 bpm 155 bpm 183 spm 110 cm 903 steps
5 5.00 km 0:24'05" 1.00 km 0:04'58"96 4'58" /km 152 bpm 158 bpm 184 spm 108 cm 919 steps
6 6.00 km 0:29'05" 1.00 km 0:04'59"99 4'59" /km 150 bpm 156 bpm 182 spm 109 cm 912 steps
7 7.00 km 0:34'06" 1.00 km 0:05'00"99 5'00" /km 150 bpm 157 bpm 184 spm 107 cm 925 steps
8 8.00 km 0:39'09" 1.00 km 0:05'03"01 5'03" /km 148 bpm 154 bpm 183 spm 107 cm 926 steps
9 9.00 km 0:44'13" 1.00 km 0:05'04"00 5'04" /km 150 bpm 155 bpm 183 spm 107 cm 932 steps
10 10.00 km 0:49'15" 1.00 km 0:05'02"06 5'02" /km 146 bpm 154 bpm 184 spm 106 cm 926 steps
11 11.00 km 0:54'09" 1.00 km 0:04'53"87 4'53" /km 153 bpm 158 bpm 183 spm 110 cm 899 steps
12 12.00 km 0:59'10" 1.00 km 0:05'01"00 5'01" /km 169 bpm 195 bpm 185 spm 108 cm 931 steps
13 13.00 km 1:04'09" 1.00 km 0:04'59"02 4'59" /km 153 bpm 153 bpm 185 spm 108 cm 921 steps
14 14.00 km 1:09'04" 1.00 km 0:04'54"94 4'54" /km 151 bpm 157 bpm 185 spm 109 cm 913 steps
15 15.00 km 1:13'55" 1.00 km 0:04'51"00 4'51" /km 152 bpm 157 bpm 186 spm 110 cm 906 steps
16 16.00 km 1:18'48" 1.00 km 0:04'53"01 4'53" /km 152 bpm 161 bpm 187 spm 109 cm 917 steps
17 17.00 km 1:23'45" 1.00 km 0:04'57"00 4'57" /km 154 bpm 161 bpm 187 spm 108 cm 930 steps
18 18.00 km 1:28'52" 1.00 km 0:05'06"91 5'06" /km 152 bpm 157 bpm 186 spm 105 cm 954 steps
19 19.00 km 1:34'11" 1.00 km 0:05'19"06 5'19" /km 151 bpm 154 bpm 185 spm 103 cm 983 steps
20 20.00 km 1:39'27" 1.00 km 0:05'15"95 5'15" /km 151 bpm 155 bpm 185 spm 101 cm 976 steps
21 21.00 km 1:44'03" 1.00 km 0:04'36"00 4'36" /km 154 bpm 162 bpm 190 spm 112 cm 877 steps


ストライドやピッチは昨年とほぼ同じ。
40分台だった一昨年はストライドが112cmぐらいでしたので、やはりストライドが伸びないのが遅さの理由のようです。
心拍数が上がっていないのは身体を使いきれていないのでしょう。
順位は男子一般の部で40%より少し上程度でした。
(100人中38位とか、そのあたり)
年齢考えたら健闘してるのかもしれないけど、でももっと上目指さなきゃね。



会場に向かう道ですが、毎年混みます。
遅くなるほど加速度的に混みますから、遅刻には要注意です。




会場が見えました。
曇っていますがスタートの頃には予報通り晴れてきました。




今年はフルの部もあるせいか、気合が入った交通整理をしていました。
細いところが通行人用、広い方がレース用です。




裏側から見たフィニッシュライン。
上流も下流も同じところに駆け込みます。




子供が遊ぶエアーテントが2基見えます。
女性にも配慮している点では先進的な大会です。




屋台も幾つか出ていますので、食べ物系も楽しめます。




メインステージ。
レース後にオークションとかをやっています。




ここからはレース後。
空の色が朝とは大違いです。
恒例のランチパック、消費期限がギリです。
気温のせいか少しパサついていたけど美味しかった。




走っているランナーは下流コースでフィニッシュ直前です。
最終ウエーブは第一ウエーブより30分後ですし制限時間は2時間半ですから、まだまだレースは続きます。




駆け込んでいくランナーを見ながら帰路につきます。




参加賞のTシャツ、派手な色です。
デザインは相変わらず迷走中とうか、もうこれが普通になってきたかな。













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