第24回 ハイテクハーフマラソン(2024年1月7日 ハーフマラソン)
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****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----

新年の走り染めとして定着した大会、来年の25回大会を機に東京ニューイヤーハーフマラソン(仮称)に改名が予定され、ハイテクハーフマラソンとしては最後となった。
コロナ禍前は上流と下流の2コースで各3ウエーブの計6組だったが、今年も昨年同様参加者(ハーフの部)を6000人と少なめで上流コースのみであった。
運営は手馴れたもので、いつも混雑する駅からの移動路も違うルートの案内をするなど工夫されていた。
河川敷なので景観に乏しく、沿道の声援もわざわざ応援に来てくれた走友会がいる程度でさみしいが、場所柄致し方あるまい。
風が出たら逃げ場がない、雨が降ったら会場内がぬかるむのも難だが、これも河川敷大会の宿命だろう。
猫ひろし選手などゲストランナーも多く華やかさも感じられ、都内からのアクセスも良く、新年走り染めには最適だ。
市民マラソンの完成系の一つと言って良いだろう。
河川敷コースを毛嫌いする人もいるが、一度は出てみて欲しい大会だ。

----- 概要 -----

種目:2kmペア、10km、ハーフマラソン
最寄り駅:京浜東北線 赤羽駅から徒歩15分、南北線 赤羽岩淵駅から徒歩7分。
歩道が狭く信号待ちなどで渋滞して会場着まで時間がかかるので、赤羽岩淵駅からがおすすめ。
また早めの会場入りを心がけたほうがいいです。
スタート時刻:ハーフの部は9:30から10分刻み。
参加者数:定員 ハーフ6000人、10km1500人、2kmペアラン200組。
完走率:不明だが相当高いはず。
制限時間:ハーフの部は2時間半。
関門:あり、ハーフは折り返しが11:15なので、最終ウエーブスタートだと1時間15分。
参加資格:高校生以上。
受付方法:事前郵送なので当日は受付不要。
申込方法:先着順


----- コース・計測 -----

計測方式:独特の使い捨てのタグを左右の靴紐につける。返却不要。
帯状のチップを輪っかにして両面テープで固定する方式だが、接着力が強いので外れる恐れはない。
計測内容:ネットタイムとグロスタイム。ハーフでの10km地点計測は無くなったがセンサーは置いてあった。
不正ランナー検出のためと思われる。
記録検索:大会HPより。
大会数日後、公式HPにPDFで結果一覧が公開される。
記録証:web発行のみ
大会直後はタイムのみだが、1週間後に順位掲載の記録証がダウンロードできた。
(HPに記載はなかったが)
ダウンロードは2月上旬までなのでお忘れなく。

不参加時の計測タグ返却封筒:なし。返却不要のチップです。
ペースセッター:なし
ゼッケン枚数:一般は1枚、陸連は2枚のようです。
ゼッケン番号順:不明

コース:荒川河川敷 新荒川大橋野球場スタート、幸魂(さきたま)大橋先を折り返すコース。
高低差は土手に上がる場所と折り返し付近程度で、比較的フラット。
コース上トイレ:仮設はなし、野球場などの既設があるかもしれない。
アップ場所:ランナーエリア内の野球のグラウンドと、コースより下流部分。
キロ表示:1kmごと。

スタート方法:4ウエーブに分けられ、陸連選手は第1うえーぶ、それ以外は予想タイムで振り分けられる。
具体的にどのように振り分けているかは不明。
昨年は第2ウエーブで今年は第3ウエーブだった(申告タイムは同じはず)。
ウエーブ内でのブロック分け:タイム順のプラカードに並ぶ。
ロスタイム:第3ブロック前方だと10秒未満、並ぶ場所によるが4ブロックに分けられているのでさほど多くはないはず。
給水:5km以降、計5回。手前がアミノ酸、奥が水のテーブルだった。
テーブルは短めなので取り損ない注意。
量はおおむね少なめだった。
スペシャル給水:なし
給食:なし
私設エイド:なし
スポンジ:なし
スタート前給水給食:なし
ゴール後の飲食サービス:ポカリのペット、ランチパック。


----- 環境 -----

声援:河川敷なので少ない。走友会の人などが来ている程度。
仮装:沿道が寂しいのもあって少なめ。
参加賞:タオル、昨年までのマフラータオルからやや幅広めになった。
完走賞:完走メダル、ヤマザキランチパック(菓子パン)
参加費:6800円+手数料374円=7174円
荷物預かり:あり、ビニール袋にゼッケンのシールを貼って預ける(いずれも事前送付)
着替え場所:テントあり。使用しなかったので混雑度は不明。

会場トイレ:仮設多数、第1ウエーブスタート直前(9:20zたり)からは混んでくるが受忍限度内。
事前郵送物:パンフレット、ゼッケン、安全ピン、計測チップ2枚、荷物預かり袋とそれに貼るナンバーステッカー。
大会プログラム:事前にパンフレットが送られる。
写真屋:オールポーツ
招待選手:岩出玲亜選手
ゲストランナー:猫ひろしさん、SUIさん、ワイナイナさんなどだったようです。
気温など:
9:00  晴れ 8.5℃ 52% 北の風 3m/s
11:00  晴れ 10.7℃ 44% 北の風 3m/s


----- 個人データ -----

体重、食生活: 前日の体重57.45kg、体脂肪率7.8%。
ウエア:
アディダス長袖黒、CW-Xロングタイツ、インナーは安物ブリーフ、リストバンド、NIKEグレーキャップ、ダイソーの白靴下、シューズはヴェイパーフライNEXT%2。
ダメージ:
あまりなかったかな。腰の筋肉痛、左足ハム下部の弱い痛み程度。
ダメージが残るほどの速度が出せなかった。
コケた時の傷(右手のひら、右肘、右膝)で右手のひらはジクジクしていましたので、湿潤療法で治しました。

【エントリーから出場まで】


エントリー開始は7/1、私は7/7にエントリーしました。
すぐ埋まる危険性は低いので、焦らなくても大丈夫ですが、のんびりし過ぎないほうがいいかも。
参加費は6800円+手数料374円=7174円、昨年は6500円だったので300円の値上げでした。
12/25にゼッケンが届きましたが、今回は9:50スタートの第3ウエーブでした(全部で4ウエーブ)。
ウエーブ分けですが、今年から持ちタイム順にしたとの噂がありました。
昨年の第3ウエーブ以降は混んだようなので、それが改善されるのか悪化するのか不安でした。
結果的には混雑は緩和できたような気がしますが、走る位置(ペース)にもよって変わりそうですが。

体調ですが3日前にぎっくり腰の軽いやつになり、2日前にやや悪化、出場危うしという気がしました。
当日の朝も腰はピキピキしていましたが、幸い走ることに影響はありませんでした。
しかし当日家を出るまで欠場が頭をよぎっていました。

この大会は来年の25回から東京ニューイヤーハーフマラソンに改名するそうです。
私がハーフマラソンデビューした大会、ネットで知り合ったマラソン仲間に初めて会うつもりが会場入りが遅れて会えなかった大会、 当時はまだ谷川真理ハーフマラソンと呼ばれていました。
2回目の改名は、なんとも感慨深いものがあります。

2003年に初めて出てから22年目、故障で出られなかった3年間以外は毎回参加して完走しています。
PDFの大会プログラムには選手名簿も載っていましたが、総数8474人(全部門)、第3ウエーブ45歳以上の男子は1105人、ハーフ一般男子は4818人。
かつては1万人を超えて上流下流の2コースで各3ウエーブというマンモス大会でしたが、コロナ禍以降は上流コースのみの6000人規模です。
市民マラソンブームも峠を超えて、この辺りがいいところなのかもしれません。


【レースの様子】

昨年10月の高島平ハーフを機に早起き生活に転換、5時に1度目を覚ますようになりました。
たいがい二度寝して7時前後に起きるのですが、気がついたら早起きが苦にならなくなりました。
大会前日は少し早めに寝て5時15分に起きましたが、腰が不安なままです。
トイレで立ち上がるときに不安があって、こりゃ欠場かと思いましたがストレッチが効いたのか走れそうな感じになりました。
7時06分に家を出ましたが予報通り風があり、久々の風レースになりそうです。
100分は切りたい、となると4分44秒ペースか、ちと無理かな。
このレースで100分を切れなかったら10月の高島平ハーフにはエントリーしないつもりですが、100分は遠いかな。

昨年から南北線の赤羽岩淵駅を使って行くようにしましたが、こちらの方が駅が近いので便利です。
赤羽岩淵駅の3番出口を右に行けば、ランナーの列や案内の人がいるので迷うことはありません。
会場が近づくにつれて、地下鉄の車中にはランナーらしき人が増えてきました。
8時03分に駅に着き駅のトイレで小用をしましたが、大の方はランナーで長い列ができていました。
大をするなら早めの時間に会場入りするか、一つ手前の駅でトイレを済ませて乗りなおしたほうが早いかもしれません。

駅を出たのが8時08分、晴れてきましたが予報通り風があります。
8時22分に会場着、昨年同様わかりやすいように野球場の水場の近くに陣取りました。
最近はゼッケンもチップも事前送付だし会場ではウインドブレーカーを脱ぐだけなので、準備もすぐ終わります。
風は弱いけど冷たい、でも半袖でもいいかもしれないほど日差しがあって気温自体はそんなに低くないようです。
8時38分には準備完了、太陽が出ていたので日焼け止めを塗りました(塗らないつもりだった)。
8時40分ごろに荷物預けて、軽くアップ。
防寒のためにコートは預けず、コートは直前まで着ていてレース中は陣地に置いておきました。

コロナ禍以降、ランナーエリアにはランナーしか入れなくなりました。
昨年はランナーはリストバンドを付けてそれがないとランナーエリアに入れなかったのですが、今年はゼッケン有無で判断していました。
なのでランナーエリアに不審者は入りにくいので、コートを置いてもさほど心配ではありませんでした。

ガス欠防止に持ってきたパン(チョココロネ)を食べて、再度軽くアップ。
トイレは駅1回、会場で2回行きました。
2回目に並んだのが9時10分頃でしたが、並んだ列の進みが遅いのでよく見たら、列によってブースが1個と2個のところがあって、私が並んだところは1個でした。
並ぶ前に見ておけば良かったかもしれないけど、この辺りは主催者側が気を遣って欲しいものです。
私は9時50分スタートでしたが、トイレは9時20分時点でそこそこの行列でしたが激混みまではいかなかったかな。

トイレを終えてから気が付きましたが、カシオのランメトリックスをどこかで落としてしまいました。
一応行動範囲内を探して、レース後ももう一度探したけど見つかりませんでした。
あまり使っていなかったけど、ちょっと残念。

スタートはエリア内でタイム順のプラカードに並び、そこからコース上に移動します。
コロナ対策で始まった方式ですが、後発ウエーブの人が紛れ込まないようにしたり、後から来て横入りを防ぐなど、いい方式だと思いました。
誘導も上手でしたし、コロナ以降も続けてほしいかも。
私はスタート20分前に整列エリアに移動しました。
ウエーブ分けがどんな配分方式なのか不明ですが、今年は配分方法を変えたという噂がありました。
その噂が本当かどうか分かりませんが、第3ウエーブではうんと速い人のブロックはほとんど人がいませんでした。
2番目に速い人のブロックも少数だったので、噂通り申告タイムが速い人は前のウエーブだったのかもしれません。
私は1時間半から1時間45分のブロックに並びましたが、ブロックの前の方に並んでスタートロスは10秒程度でした。
推測ですが、申告タイムの速い順に前のウエーブに割り当てた気がします。
レース中の周囲のランナーの様子や、前のウエーブから落ちてくるランナーを見ても、そんな感じがしました。

さあ、号砲です。
ほとんど先頭という場所から走り出しましたが、1kmまで4分33秒とまずまずのペース。
1km付近まではほぼ先頭集団で走れたのですから、やはりこのウエーブに速い人はあまりいない気がします。
しかし、スタート直後だけとはいえ、ほぼ先頭集団で走れたのは初めてでちょっと嬉しかったです。

2kmからはペースが落ちたこともあって抜かれ出しました。
でもゆるゆると抜かれたので、やはりそんな速い人はこのウエーブにはいない気がします。

給水は手前のテーブルにアミノ酸ドリンク、奥が水、今回はアミノ酸ドリンクばかり飲んでいました。
量は多いところも少ないところもあったようですが、私が飲んだのは概ね少なかった。
テーブルは短いので確実に取りましょう。

2kmで4分50秒まで一気に落ちました。
そして3kmでは5分01秒、ああもうダメだ。
もう終わった感がして、一瞬ですがリタイヤも考えました。
このペースでは1時間45分を切れるかどうかのレベルでしかなく、走り続ける意味があるんだろうかと考え出しました。
リタイヤするなら早い方が楽、そんなことまで考えましたが、この大会は3年間の故障期間以外は毎年出場して完走しています。
今日は完走することだけを目指すしかないと思って走り続けました。

風は時々吹いていましたが、大きく影響するほどではなかった。
気温は高くはなくいい感じ、ペースが上がらないこともありますが最後まで長袖はめくらず手袋も外さず走りました。
まあ暑さを感じるほどペースを上げられなかったのもありますが、走りやすい気温でした。

第3ウエーブなので折り返しのかなり手前から復路のランナーが戻ってきていて、コースの右半分は走れなくなります。
コース幅が狭い場所は混んできましたがペースが上がらないので走りにくさはありません。
でもいい感じで走れていたら走りにくかったかも。

横風が出てきて、結構強く吹くこともありました。
9km過ぎの土手への上りで、狭かったので縁石ギリギリを走っていたら横風で左にふらつき縁石に足を引っ掛けて転倒、レース中の転倒はたぶん初めて。
瞬時に右手が出たので顔はぶつけずに済みましたが、でも縁石をかすった気がする。
よく覚えてないけど右手右足はコース上、縁石の上に顔、左半身は縁石の外の雑草に倒れ込んだようです。
あとで見たらタイツの左脚とシャツの左腕に枯れた雑草がたくさん刺さっていました。
怪我ですが、右手の手のひらを擦って少量の出血、あと右膝も打ちました。
すぐ起き上がって脇に避け、一番痛む手のひらを見ましたが大きな傷ではありません。
でも買ったばかりのオオミヤスポーツの手袋にうっすら血がつき、左手も草の汁で汚れています。
脚ですがタイツの破れもなさそうだし傷も浅そうです。
すぐコースに戻りましたが右足の足首から先がおかしい、あと右手のひらが痛い。
なによりもテンションだだ下がり。
レース的には3kmで終わった感じだし、その上転んでしまってはもう罰ゲームみたいなもの。
9kmすぎですからほぼ中間地点、ここでリタイヤしてもメリットはなさそうなので最後までジョグで繋ぐか。
そんな気分で少し速めのジョグ気分で走り出しました。
私より20分早くスタートした青ゼッケンの第1ウエーブのランナーが数人いました。
背中にゼッケンがあったので陸連登録組でうんと遅い人なのでしょう。
調子が悪いというよりも元々遅いような体型の人ばかりで、スローダウンした私より遅かった。
そういったランナーを抜きながら、同時に後ろから来るランナーの邪魔にならないように走ったのですが、谷底の折り返し前後だったのでかなり混みます。
またコケないように気をつけて走っているうちに、気がついたら右足の違和感は消えていました。
後で見たら、コケた付近で6分13秒、次が5分34秒、そして5分1秒と、1分半強のロスタイムだったようです。
ペースがガクッと落ちたこともあって12.5km地点の第3給水は飲む必要を感じずにパスしましたが、気がついたらキロ5分で走っていました。
今さらペースが戻ったところで焼け石に水ですが、それでもジョグで終わるよりはましなので頑張って走ります。

後ろから来たランナーに食いついて頑張っても4分56秒が精一杯、走りに乗れません。
面白いことにキロ5分はそんなに苦にならないけど(楽でもないが)、そこから数秒あげるのがものすごく大変なのです。
せめて乗った走りができれば次に繋がるのに、そう思いながらもペースは上がりません。
ラスト1kmは4分36秒と頑張りましたが、最初と最後以外は終始キロ5分でしか走れなかった。
なんとかゴールに駆け込んで時計を見たら1時間45分あたりに見えましたが実際は46分でした。
何の収穫もないレースが終わりました。


フィニッシュしてポカリスエットの500mlペットを貰い、完走メダルう受け取り、ランチパックと参加賞のタオルを貰って陣地に戻ります。
トイレに行ってから荷物を受け取り、陣地で着替え。
撤収してからもう一度落としたランキーパーを探しに行きましたが見つからず、擦り傷で痛む右手右膝を感じながら帰路につきました。
大会パンフにも少し遠回りになるけど混雑緩和になる道順が書いてありましたが道案内もしていて、狭い歩道(橋の上など)や信号待ちの混雑を少しでも緩和しようと努力していました。
この大会は会場付近の橋や歩道が狭くて渋滞するので、行きも帰りも要注意です。



さて、反省会です。
ランメトリックスを落として、レースは3km地点で終戦モードで、転んで怪我して手袋を汚して。
キロ4分44秒どころかキロ5分でしか走れず、色々最悪なんですけど。
それでも無理矢理いいところを探してみましょう。

まずコケた区間以外はキロ5分で走ることはできました。
フォーム改造の成果が出たとまではいえないけど、それでもキロ5分をキープすることはできることが確認できました(フォームも体力も)。
気温が低くかったことと9kmすぎでコケてスローダウンしたのがいい休足になっただけかもしれませんが、10月の高島平のように終盤でバテて5分20秒まで落ちることがなかったのは救いかな。

故障中の左ハム下部ですが、痛みは出たもののこのペースでハーフ程度の距離なら壊れませんでした。
この故障はこのまま付き合い続けるのかな。
フルマラソンでどうなるのかが心配ですが。
フォーム改造でスピードアップしたつもりが、その効果が出ていないことも証明されました。
やれやれ。
まあ、マラソンは完走したら合格点、真剣に走ったときのタイムという貴重で残酷なデータが得られたのですから、リタイヤしなくて本当によかった。


最近のハーフと比較してみました。

2024ハイテクハーフ  1時間45分付近 ピッチ179 ストライド113cm (コケてスローダウンした区間を除く)
2023高島平ハーフ   1時間47分付近 ピッチ178 ストライド113cm (関門アウト)
2023ハイテクハーフ  1時間43分56秒 ピッチ180 ストライド113cm (調子出ず)
2022ハイテクハーフ  1時間44分24秒 ピッチ180 ストライド113cm (腹痛で歩く)
2021世田谷246ハーフ 1時間40分58秒 ピッチ182 ストライド114cm (ペースメーカーに引っ張られて頑張った)
2020年ハイテクハーフ 1時間39分16秒 ピッチ195 ストライド117cm (最近のベスト)

今回もまたストライド狭目でピッチも少なく、いいところがありませんでした。


またフォームを見直して出直します。
3週間後の勝田ですが、レース中はとても出る気にはなれなかったけど、なんとか気力を絞り出して出場しようと思います。

週明け、沿道で撮影してくれていた人の動画をYoutubeで見ました。
1km付近では今まで同様のひどいフォーム、後ろ重心の着地に加えて腕振りも左右に広がっています。
下肢を前に放り出している感じで、フォーム修正の効果は全く出ていません。
1kmはキロ4分33秒でしたがこのフォームでこの速度は相当無理があったでしょうし、このフォームだから失速が始まったのかもしれません。
最初の1kmだけは無理矢理スピードを出せても、悪いフォームではすぐ力尽きて2km以降は一気にペースダウンするのかも。
ということは、最初からフォームが悪いか、あるいはスタート直後だけ良いフォームでもすぐに崩れたのか。
いずれにしろ失速は体力ではなくフォームが原因なのかもしれません。
方向性としてはスタミナをつけるのではなく、フォーム改造が正しそうです。

動画には18km地点と20km地点もありましたが、いずれもフォームは1km付近と同じで良くなかった。
しかしフィニッシュエリアの動画では、スパートしていたせいかそこそこいいフォームに見えます。
スパートしたからいいフォームになったのか、いいフォームで走れたから速度が上がったのかは分かりませんが、フォームを直せれば速く走れそうです。

全体的に後ろ足の上がり方が少ないせいか身体の浮きが少なく足がすぐに着地しています。
もっと膝を曲げるか腿を上げないと、ストライドは伸びないし身体も浮きません。
なによりも着地が前よりで、相変わらず重心が後ろに残った悪い着地です。
これがなかなか直せない・・・・・・。
でも10月の高島平よりはちょっとだけましなフォームになっている気がします。
一応、少しは進化しているのかしら。
足を地面から離す、宙に浮く(足を地面から離して待つ)、真下着地、これを意識すれば光は見えるかもしれません。


新年早々ひどいペースのレースでしたが、それでも結果論ですがリタイヤしなくて良かった。
市民ランナーは完走しただけで合格点、めげず腐らず諦めず。
今年こそまずは全戦参加、故障と体調管理に気をつけて走り抜きます。
年末に笑えますように。



【タイムと写真】




1時間46分09秒(ネットタイム)
5分01秒/km
(参考:転倒によるロスタイムは1分40秒ぐらい)



会場に向かう道、混み合うのが橋付近です。
左側は信号の関係でランナーが来ていませんが、もっと混みます。
赤羽岩淵駅から行くか、写真のように下流方向の歩道を歩くと多少早くつきます。
でもこの大会は早めに行きましょう、とにかく会場近辺が混むんです。




まだ早いのと信号で足止めされているだけなので、反対側はまだ空いています。
これが時間とともに大渋滞してくるんです。




会場が見えてきました。
2003年から毎年見ている光景です。
当時はまだ40代前半だったのかと思うと、人生は早い。
そういえば勘違いして1週早く行っちゃったこともあったなぁ。




ウエルカムゲートです。
昔はこの奥がフィニッシュゲートでした。




昨年同様、レッドブルを配っていました。
今年はパワーアップして立派なブースになりました。




子供の遊び場、谷川真理ハーフ時代からの良き伝統です。
まだ時間が早いので誰もいません。




メインステージ、大会後は表彰式などが行われていました。




物販テント、飲食系は今年もなかった気がします。




ランナーエリア入り口、ここから先はゼッケンがないと入れません。
コロナ対策ですが昨年はリストバンドで区別していました。
これはスタート前整列の混乱対策や荷物の盗難防止という意味でも続けた方がいい気がします。




トイレが見えますが、緑は男子小用、左の緑とピンクは男女兼用の個室。
女性専用は見当たらなかったけど、あった方がいい気がします。




同じく会場風景




ここからはレース後。
シューズの紐に計測タグが巻いてあります。
丈夫ですので破ける心配はなく、使い捨てで便利、接着のテープも強力で剥がれる心配はありません。
見た目がカッコ悪いのが難かしら。
転んだときに左半身は雑草内に倒れ込んだらしく(あまり覚えていない)、左半身に枯れ草が刺さっていました。




右膝から血が出ています。
怪我は右膝付近に数カ所の擦り傷、右肘にも擦り傷、右手のひらに小さいけど深めの傷。
(グロいので写真はやめておきますね)
右手も右膝も浸出液がじわじわ出続けていて、右手はキズパワーパッドを使って治しました。
(湿潤療法、オススメですよ)




橋の手前にゲートがあって、そこがスタートとフィニッシュです。
そこを写そうと思ったけど遠過ぎて写ってませんでした。




スポンサーの建装工業ののぼりが風で千切れんばかりに振られています。
風はそこそこ強かったけど、レース展開に大きく影響するほどではなかった。




今年元旦発売の新味ですが、なかなか美味しかったですよ。
昔は定番味ばかりで面白くなかったけど、最近は新商品が普通に出てきて嬉しいです。
でも毎回消費期限が明日までなんだよなぁ。




いただいたポカリ、タオル(昨年までの細いものより使いやすそう)、メダル。
YOU ARE FINISHERの文字がなんか嬉しい。
(大会前は出場できるか微妙だったし、大会では3kmでリタイヤを考えたので)
今年はメダルのリボンにもスポンサー名が大書されています。




反対側、メダルは貰えなくてもいい気もするけど、めったにレースに出ない人には必要なのかな。
最近は私もそんな感じになってきましたが。







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